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中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

10年先を予想できるか??

2011年12月10日 04時15分41秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。

昨今、欧州の信用不安からこれまで底堅かった新興国の経済においても景気減速の懸念が出ています。

新興国の中でも、最も身近な中国の成長率について改めて振り返りたいと思います。


ものづくり白書21ページのコラム「躍進する中国経済」には中国のGDP成長率(左図)、世界主要国・地域の名目GDPシェアの推移(右図)が記載されています。

中国のGDPはこの10年間で3倍以上と「世界の工場」として急激に成長していることが改めて確認できます。

そして現在の中国は最終製品を消費する「世界の市場」として、更にその存在が大きくなっています。

白書はこの中国の経済発展をプラスの要因として捉え、我が国の経済発展の原動力に取り込むことが重要であると記載されています。

まさにその通りですが、中国に進出している日系企業は「工場」から「市場」へと急に方向転換できるのでしょうか?

過日お話しをさせていただいた中小企業経営者は、10年以上前に大卒・MBAホルダーといった優秀な中国人社員を現地で雇用し、現在は営業担当役員として現地市場開拓への権限と責任を与えたことで、中国で自社ブランドが形成しつつあるという話を聞きました。

日本国内の市場縮小、中国が「工場」から「市場」へと変貌することを10年前から見越し準備を行っていたこの中小企業経営者にとっては、今の踊り場局面も織り込み済みで、既に10年先に向けて次の一手を打っていました。

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海外で利益を獲得することへの不安

2011年12月09日 05時49分02秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。

まずは下のグラフを見てください。

これはものづくり白書19ページのコラム「海外で得た利益の国内への還流」にある、海外現地法人から国内の親会社への還流額と海外現地法人1社あたりの経常利益額の推移を比較したグラフです。

これを見ると、2007年までは海外現地法人1社あたりの経常利益の拡大に比べ、国内への還流額は低い位置にありました。

しかし、2008年以降は海外現地法人の経常利益が連続して落ち込む一方、国内への還流額は逆に増加に転じています。

この理由は、これまで海外で得た収益を海外での再投資や内部留保に回している割合が高かったが、リーマンショックに伴う国内本社の利益減少を補うことを目的として現地法人利益の還流が促進された。

これは予想通りですが、実はこれだけではないのです。

2009年4月より「外国子会社配当益金不算入制度」が導入されているのをご存じですか?

この制度は、内国法人が持ち株割合が25%以上で保有期間が6か月以上の外国法人から受け取る配当の95%相当額を益金不算入とするというものである。

我が国経済が持続的な成長を達成するためには、拡大する海外での獲得利益を国内へ積極的に還流することが重要であると、白書には記載されています。

まさにその通りだと思いますが、このままだと我々日本人の働く場所がますます無くなるようで不安になりますね。

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1年前の景気を覚えていますか?

2011年12月08日 05時20分09秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。

1年前の今頃の景気って思い出せますか?

リーマンショック以降世界同時不況の影響により、実質国内総生産(GDP)成長率は2009年第1四半期にマイナス4.8%と大きく落ち込んだ後、2009年から2010年にかけて輸出や最終消費支出の伸びにより上昇傾向にありました。

その後2010年秋頃から輸出が弱含んだことに加え、エコカー補助金が終了したことなどから足踏みの状態となり、2010年第4四半期はマイナス成長に転じましたが、(薄型テレビ、エアコン、冷蔵庫などへの)家電エコポイントや(内窓・リフォームガラスの)住宅エコポイントの延長を2011年に入って景気が再び持ち直しの動きを見せていました。

そこに東日本大震災が発生。

工場の被災による生産活動の低下や買い控えといった最終消費支出の減少により、2011年第1四半期はマイナス成長にとどまっており、直近の2011年第2四半期においても、世界景気の減速による輸出が減少に寄与したことなどから、マイナス成長が依然続いているという状況です。


▲出所:ものづくり白書 図111-1「実質GDP成長率の寄与度推移」

たった一年前ですが、随分遠い昔の感じがしますね。

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2011年版ものづくり白書を読む!

2011年12月07日 06時00分04秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。

私が毎年必ず読む白書の一つが「製造基盤白書」こと、通称「ものづくり白書」です。

”ものづくり”というと技術的で難しいイメージがありますが、そんなことはありません。

経済産業省、厚生労働省、文部科学省の3省が編集しているだけあって、それぞれが非常に専門的でありながら、分かりやすいので、読み応えがあります。

早速、2011年版ものづくり白書を読んでいきたいと思います。

中核である第1部「ものづくり基盤技術の現状と課題」は以下の4つの章で構成されています。

  第1章 内部経済が変化する中での我が国製造業の動向

  第2章 我が国ものづくり産業が直面する課題と展望

  第3章 我が国ものづくり産業の将来を担う人材の育成

  第4章 ものづくり基盤を支える教育・研究開発

明日から興味深い内容を抽出していきたいと思います!

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