中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

中核となる人材、即戦力となる人材

2012年02月10日 06時28分53秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日の続きで、今日はものづくり企業における人材の採用について見て行きます。

ものづくり白書の188ページに「若年技能系正社員としての採用の目的」があります。

これを見ると、新卒採用は「将来の中核人材として」、「高齢従業員の退職に伴う労働力不足に備えるため」、「企業全体の若返りを図るため」の順になります。

一方、若年中途採用は「即戦力となる人材がほしいため」とする企業が7割超と圧倒的に多くなっています。

企業は常に「中核人材」「即戦力」となる人材を追い求める。
では、これを推し進めるための具体的な取り組みを明日見ていきましょう!

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ものづくり産業の新卒採用の状況

2012年02月09日 07時04分49秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

現在、ものづくり白書を読んでいますが、今日から第3章「わが国ものづくり産業の将来を担う人材の育成」に入ります。

白書は、経済のグローバル化、円高等を背景にアジアを中心とした海外へのものづくり企業の進出が続いている中、国内のものづくりの意義が改めて問われているとしており、国内におけるものづくりのレベルの維持と更なる向上を図るためには、若年人材にかかっているとしています。

そこで、まず最初のグラフ「過去3年間の技能系正社員の採用の有無」から見てみます。

この【上図】を見ると、新卒採用ありとする企業の割合は大企業9割に対して、中小企業は5割半ばであることが分かります。

特に2割強は「募集を行なったが採用しなかった」「募集を行わなかった」としており、若年人材をものづくり企業に呼び込むためには何らかの対応、つまり支援が必要ということが推測されますね。

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深刻な労働争議問題

2012年02月08日 06時24分04秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は我が国製造業における外国人の採用は世界各国と比べ著しく低いことが分かりました。

今日は労働争議問題について見ていきましょう。

ものづくり白書184ページに「労働争議件数」というグラフがあります。

これを見ると、2008年に労働争議件数が急増していることが分かります。

中国に進出した自動車や電機の現地法人で労働争議が多発し、生産停止や賃上げ要求を受け入れるなど、グローバル展開への課題が浮き彫りとなった年です。

白書では、沿海部では内陸部出身の労働者の確保が難しく労働供給不足に陥っており、その結果、中国においては求人倍率や賃金は上昇トレンドにあるとあります。

このような背景を踏まえ、白書には工場のロボット化に取り組み労働力不足や労働争議
といったリスクを最小化させている事例が掲載されています。

是非、ご覧になって下さい!
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外国人を採用しない日本企業!

2012年02月07日 04時39分37秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は日本人を海外赴任させ高度人材へと育成させる内容でしたが、グローバル市場で戦うためには日本人に限らず、外国人を採用することも重要になります。

ものづくり白書182ページの「全労働者に占める外国人労働者の割合」を見ると、我が国製造業における、外国人の採用は世界各国と比べ著しく低いことが分かります。

この後に外国人人材を幹部候補として登用している企業ほど好業績であるというグラフもあることから、外国人を採用するシステムを検討しなくてはなりませんね。
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海外赴任者の待遇を見る!

2012年02月06日 05時52分06秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日の続きです。

従業員の海外赴任に対する姿勢が「積極的」である企業は好業績であることが分かりました。

では、海外赴任者に対してどのような待遇を行っているのでしょうか?

ものづくり白書180ページの「海外赴任者給与と海外赴任姿勢」を見ると、海外赴任者の給与や手当が10年前と比べ「増加」している企業ほど海外赴任に対する姿勢は積極的であることが分かります。

新興国という不安定な環境下へ送り出す海外赴任者に対して、権限と相応の待遇を与えることで主体性を実現させていることは分かります。

しかしビジネスパーソンとして急成長する海外赴任時だからこそ、中長期的な視野で待遇を行うことが重要であり、この視点が欠けると好待遇が逆効果になるということも念頭に置く必要がありますね!
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海外赴任すると業績が良くなる?

2012年02月05日 06時16分34秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日はものづくり白書180ページの「グローバル人材の育成」を見てみます。

白書では国内従業員の海外赴任に対する姿勢と企業業績の関係を比較しています。

これを見ると、従業員の海外赴任に対する姿勢が「積極的」である企業は、それ以外の企業と比較して好業績であることを指摘しています。

では、企業は業績を良くするために海外赴任に積極的な対応を取ることになりますが、それは具体的にどのようなことなのでしょうか?

明日から見ていきましょう!
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技術が流出している原因は・・・?

2012年02月04日 07時06分23秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日の続きです。
技術流出を防ぐにはブラックボックス化が必要という話でしたが、そもそも、どこから流出するのかを把握しなくてはなりません。

ものづくり白書178ページの「技術流出経路」を見てみます。

これを見ると、海外展開企業の技術流出の原因となる流出経路の多くが「現地採用従業員」や「販売製品」であることが分かります。

しかし見過ごせないのは「日本人退職者」と「日本人社員」です。

日本人退職者が海外で活躍している話をよく耳にしますが、その中には日本企業をリストラされた技術者が多いことも事実です。

これらも踏まえたブラックボックス化となると、これは企業の本質的な在り方を問われているということですね!
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技術をブラックボックス化せよ!

2012年02月03日 06時07分43秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日の続きです。
海外に進出しなくても技術流出の危険性があるということを認識しなくてはならない。

ではどのような対策を取っているのでしょうか?

ものづくり白書176ページの「海外展開企業の技術流出状況」を見てみます。

これを見ると、海外コア技術移管先工場にてブラックボックス化を行っていることが分かります。

特に【図の上段】利益増加企業は【図の下段】利益横ばい企業に比べてブラックボックス化している割合が高いことから、一定の対抗策が取れている結果と読めます。

こう考えると技術開発を追い求める際には、いかにブラックボックスするか、これを念頭に置いた並行作業が求められているということですね。
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国内にいても技術流出は防げない?

2012年02月02日 07時17分52秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日の続きです。

ビジネスチャンスを優先するために、技術流出防止措置の目途が立たなくても新興国市場に進出するとどうなるのでしょうか?

ものづくり白書176ページの「技術流出状況(海外展開別)」を見てみます。

これを見ると、【図の上段】海外展開企業の3割弱は技術流出している可能性があると回答していますが、【図の下段】海外非展開企業でも3割弱は技術流出している可能性があると回答しています。

海外非展開企業の方が海外展開企業よりも技術流出は1割程度少ないようですが、海外に進出しなくても技術流出の危険性があるということを認識しなくてはならないようです。

ではどのように対応しているのか?明日はこの防御策について見てみましょう!

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海外に無防備に出ると・・・

2012年02月01日 06時11分07秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は技術供与のリスクに果敢に挑戦することで得られるビジネスチャンスと技術流出を防止することで得られるビジネスチャンスがあるということでした。

今日はものづくり白書176ページの「今後のコア技術の海外移管方針」を見てみます。

この図を見ると、技術流出防止措置の目途が立たなくても、ビジネスチャンスを優先するという声が多いことが分かります。

この背景について白書は、新興国市場を狙う企業は世界中の企業との競争となるため、ビジネスチャンスを掴むスピード感が求められるとしています。

この背景と意思決定には納得できますが、問題はその結果です。

明日、見てみましょう!

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表裏を持つビジネスチャンス

2012年01月31日 06時07分56秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

ものづくり白書174ページの「海外への技術供与・移管状況」を見てみます。

まず【左図】の「コア技術の供与先の国籍」を見ると、日本企業に次いで、中国・香港企業が第2位となっていることが分かります。

次に【右図】の「コア技術の技術供与・移管検討対象外の国」を見ると、中国が最多となっています。

つまり、中国はコア技術の供与先である反面、供与しない国でもあり、どちらの姿勢が良い悪いではなく、リスクに果敢に挑戦することで得られるビジネスチャンスと技術流出を防止することで得られるビジネスチャンスがあるということですね。

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情報、つまりブランドの循環

2012年01月30日 05時56分21秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

27日はヒトの循環、28日はモノの循環、29日はカネの循環、今日は情報の循環です。

早速、ものづくり白書170ページのグラフを見てみます。

まず【左図】の好循環「ブランドの循環」を見ると、利益増加企業においては約3割の企業がブランドの循環を実現させており、それ以外の企業と比較してブランドの好循環が進んでいることが分かります。

また【右図】の好循環「新規取引先の開拓」を見ると、絶対数は多くないものの利益増加企業は、それ以外の企業に比べて海外での新規取引を始めたことにより、同一企業と国内での取引も実現させるという循環を実現していることが分かります。

つまり、日本ブランドをグローバル市場に浸透させていくためには・・・

現地に合った形での製品供給により認知度を高めるとともに、国内ブランドとの相関性を持たせ価格以上のパフォーマンスがあることを訴えることで、日本製の高級品の訴求力を高め、販売につなげるという好循環を創出することが重要ということです。

改めて強く頷ける内容です!
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好循環なカネの循環

2012年01月29日 06時27分15秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

一昨日はヒトの循環、昨日はモノの循環、今日はカネの循環です。

今後の競争優位性を確保していくために、我が国の製造業は国内における先端産業の製造拠点や高度な研究開発に継続的に投資していくことが重要です。

そうした投資を持続するためには、海外で稼いだカネを国内に設備投資や研究開発といった形で還元させ、その投資で得たものを再度海外に持って行くという循環体制の構築は有効です。

ものづくり白書170ページに好循環「配当及びロイヤルティの還元」というグラフがあります。

これを見ると利益増加企業はそれ以外の企業と比べ、より国内拠点に配当やロイヤルティといった形でカネを戻すことを実現していることが分かります。

特に昨今の急速な円高や人口減少による需要の減少を踏まえ、国内企業における役割を絞り込む企業が多いのもこの循環と言えます。

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新興国からノウハウを学ぶ!

2012年01月28日 07時07分22秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日のヒトの循環の続きで、今日はモノの循環です。

ものづくり白書167ページに好循環の「ものづくり力の向上」と「規模の経済の享受」というグラフがあります。

まず【左図】を見ると、利益増加企業はそれ以外の企業と比べて、国内拠点のものづくり力強化のために、海外でのノウハウを国内に還元させていることが分かります。

続いて【右図】を見ると、利益増加企業はそれ以外の企業と比べ、国内外で部品の標準化率を高めるなど、国内における生産規模に海外で拡大した生産規模を加えることで、規模の経済効果を働かせ、グローバルでの競争力を国内にも還元させていることが分かります。

この結果、急成長する新興国市場での競争力が付く好循環が発生しているという訳です。

また白書には、新興国において低コストでモノを作る技術を学ぶことなど、海外で習得した生産ノウハウを国内にフィードバックさせることが非常に有意義としています。

日本から学び成長した新興国の企業の取り組みを改めて日本企業が学ぶことで、新たなイノベーションが誕生するということですね。

なるほど!これは頷けます!!

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グローバル人材の育成と活用

2012年01月27日 05時47分35秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日はグローバル人材についてです。

中小企業白書では「社内に事業のグローバル化に対応できる人材がいる中小企業の割合」というテーマがありましたが、ものづくり白書でも167ページにヒトの循環というテーマにこのグローバル人材がありました。

上図の海外展開によってグローバル人材の育成や活用が進んだかについて業績別に効果をみると、利益増加企業はそれ以外の企業と比べ国内拠点におけるグローバル人材の育成・活用が進んでいることが分かります。

しかし【左図】で3割弱は育成は効果があると回答していますが、【右図】の活用を見ると4割は効果がないと回答しています。

育成はできているが活用できないのか、活用できるほど育成できないのか、このギャップが気になりますね。

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