【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

奥さまは魔女?

2008-08-02 16:49:08 | リラのお気楽ユメ日記


   

   目覚めると蝉(セミ) の声、ひとしきり。
  そして、室内と室外のムッとする温度差。久し振りの、この感覚。

   起床時の空は真珠色ですが、どうやら暑くなる予感。
  空は一時に比べ随分、優しい色になりましたが、
  蒸し暑さには変わりありません。

   さて、冒頭の写真。
  私は “水色” が殊の外好きで、洋服も好んでこの色を身に付けます。

   でも今日は気分転換に? ピンクを・・
  と思い立ったのです。(ワンピース)
 
   と言っても綺麗なピンクではなく、
  くすんだピンク。そう、オレガノ色です。

   アクセサリーも同色の手作りのビーズのネックレスと・・
  洒落込みました。久し振りに。

   こんな日は、“ミス・ラベンダー気分”。これに限ります。
  来客があろうとなかろうと、優雅に・・。気持ちだけでも。

   そうそう、香水まで付ける念の入れよう? なのですから。
  それは、“腹心の友” から以前、貰った 【五都旅香】
  (ニューヨーク、シドニー、アテネ、カサブランカ、京都)

   この中では “京都” の香りが一番好きなのですが、(以前はシドニー)
  今日は “シドニー” に。すると・・。
  いつものように今朝も 「ヤマトシジミ」 のお出まし。

   そして、「ハロー・エンジェル」 の花にしか止まらない、
  その蝶が、「オレガノ」 の花に止まり・・。

   オレガノ色に染まりました。(同じ色に見えますね)
  奇しくも私、蝶、オレガノが同じ色に染まったという訳です。




 
【横を向いた・・】・【後ろは真っ直ぐ上を・・】


   

   そしてこちらは、やはり魔法が
  とけかかってしまった? 「ハイビスカス」 です。

   後ろに見えるそれは、かろうじて余韻? 
  で上を向いているものの、下の方はとうとう横を向いてしまいました。

   一昨日も記しましたが、思い当たる事は、ただ一つ。
  私が祈る事をやめたから。ひょっとして私は魔女!? ~なんて。

   でも、本当に魔法がかけられたら楽しいでしょうね。
  「想像の余地」 があるだけでも、こんなに楽しいのですから・・。

   ところで、昨日も記した、『アンの世界』 の 8月。
  素晴らしい花に囲まれたその世界を同じモンゴメリーの、
  もう一つの作品、「エミリーシリーズ」 の描写からどうぞ。
  うっとりしますね。

   “今年は 小田巻草 が  素晴らしい出来だ。
  果樹園は、コロンバイン の真っ盛りだ ――
  美しい白や紫、妖精のようなブルーや夢見るピンクの色。
  半分は野生じみている花だから、庭園付きの花屋で作られた、
  出来上がった花の、決して持たない魅力を持っている。

   そしてその名 ―― 「小田巻草」 とは 詩 そのものだ。
  花屋が、カタログに書くラテン語の難しい名より、
  普通ありふれた名の方が遥かに美しい。

   心の安らぎハートスイーズ(三色すみれ)、花嫁の花束ブライダスブーケ王女の羽根プリンセス・フェザー
  スナップ・ドラゴン(蝿取り草)、花の女神の化粧草フローラのけしょうぐさ
  ごみだらけの粉屋ダスティーミラーバチェラース・バトン (矢車草)、
  ベビース・ブレス (赤ちゃんの呼吸)、霧の中の恋ラブインミスト ――
  私はこの全てを愛する。”
               
                              【「エミリーはのぼる」 第22章】