【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

俯く春から春爛漫へ

2020-04-28 19:30:01 | 香る庭の花綴り



【たわわに咲く 「木香薔薇(モッコウバラ)」】








 その春、何という恐怖が
 のしかかったことであろう ――
 あのように美しいあの春に!
 けだるい日々、太陽の輝く青空、
 まだ青草の燃え出ぬ大地に
 喜び迎え入れられる俄か雨の柔らかな音、
 水仙やイチハツや菫、

 淡紅色と白の妖精国と化した果樹園、
 小川のせせらぎ、小鳥の美しい歌。
 そうだ、妙なる春の喜びが国中に
 満ち満ちていた。           
     
【「アンをめぐる人々」 5.】







季節は冬を過ぎ、いつの間にか春。
しかも桜の季節はとうに過ぎ、春真っ盛りの黄金週間に。

言うまでもなく今年は、コロナ騒動のせいで、
ともすれば俯(うつむ)いていたような気がします。気分的にも。

庭に目をやれば、季節の花が美しい花を咲かせてくれていましたのに。
しかしながら、木香薔薇が満開になり、香りの女王、ジャスミンがスタンバイ、
その上花の女王、薔薇までも・・となると、流石(さすが)に気分も華やいで来ますね。

俯く春と言えば・・俯く花の代表であり、大好きな早春の 「匂い菫(ニオイスミレ)」 。
これさえも今年はスルーしてしまったのでした。次に咲いたのが 「クリスマスローズ」 。
写真は少し前の物ですが、今もなお健在です。

そうそう、ハンカチを利用してマスクを作りました。
中にキッチンペーパー等を挟めるようになっています。
花柄で少しでも明るい気分でいられますように。








【手作りマスク】








【クリスマスローズ】