【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春昼の薔薇園でお茶しませんか

2018-04-23 19:46:18 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編














あれよ、あれよという間に4月も後、1週間を残す余り。
「春はライオンのようにやって来て子羊の如く去る・・」 と言いますが、
何と過ぎ行く日々の早いこと!

こんな事を言いながら・・矛盾しているようですが、一方では遅々たる春日。
出るのは、「ハァ~ッ・・」 と繰り返す無意識の欠伸(あくび)のみ。

それでも春の日は、一向に暮れません。
何をするにも億劫で、お茶の支度さえままなりません。

そんな私を動かしたのは、明日からお天気が崩れるとの天気予報。
となれば・・満開の木香薔薇も見納めでしょう。
やっと重い腰が上がったという訳です。















      本当に久し振りとなりました。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
    今日の珈琲は、「グァテマラ」。カップは大好きな備前焼。

    豆は、つい先日届いたばかりですから至って新鮮。
    ネルでじっくり淹れた薫り高い珈琲です。
    どうやらいつの間にか欠伸は止まったようです。

夢トンネルの向こう側

2018-04-21 18:05:05 | 香る庭の花綴り






               
    







 アンは窓を開け放って
 春へと身を乗り出した。
 子供達の庭には既にレタスの新芽が
 曲がった小さな列を作っていた。
 夕日は楓林の後ろに柔らかく
 淡紅色に沈もうとしており、
 窪地から微かに子供達の
 美しい笑い声が響いて来た。
 「春があまり美しいので、
 眠って、少しでも逃がすのがいやだわ」
 と、アンは言った。    
     【「炉辺荘のアン」 第23章」】 








快晴の空となった今日。
気温もぐんぐんと上がり、汗ばむような陽気となりました。

尤も、それは戸外だったり動き回ったりした時。
家の中でじっとしていると意外にそうではありません。
寧ろ、しんとしている室内は、暗くて冷たいくらい・・。

さて、檸檬色の木香薔薇が満開となりました。
この花が咲くと、いよいよ春もたけなわという感じがします。
ただ残念なのは、こんなにたわわに咲いているのに香りがない事。

今の所、足元に咲くフリージアで代用していますが。
もうすぐ香りの王様、ジャスミンが控えていますものね。
勿論、本家の薔薇も。ここは、暫(しばら)く我慢するしかなさそうです。

そうそう、午後も遅くなって急に思い立って近所の友人を呼びに行きました。
幸い在宅でしたので木香薔薇を眺めつつ、珈琲を飲みながらお喋り。
今の季節は日が長いのでいいですね。










遊ぶ季節

2018-04-06 18:25:08 | 四季のスケッチ



【1週間前】


【今日の 「木香薔薇(モッコウバラ)」】







どこから吹いて来るとも知れぬそよ風が、
露に濡れた若い羊歯しだの強い香りを載せて、
二人を迎えた。
夕闇の立ち込めた遥か向こうには、
木々の枝越しに、青い窓の家の
台所の灯が楽しそうに輝いていた。 
    【「赤毛のアン」 第10章」】 








今日は、生憎の雨となりました。
少しだけ残っていた桜も、これで完全に終わりでしょう。

それにしても花の命の短いこと!
季節の息吹をまざまざと身体に感じる今日この頃です。

ここ何日か大変暖かでしたから、陽射しがない分、今日は寒さを感じます。
尤も、室温は20度あるのですが・・。

初夏のような気温があったかと思うと、今度は(明日から)ぐっと下がるとか。
こんな風ですと、何かに急き立てられているようで落ち着きません。


さて、つい1週間前は蕾だった木香薔薇が、1輪、2輪・・と咲き始めました。
桜もそうですが、今年は昨年より大分早い開花です。(昨年は5月の連休が満開)
花々は、ゆっくり長く・・がいいですね。

そして大好きな青系の花も。
「ローズマリー」 と 「花韮(ハナニラ)」 が満開です。 










【ローズマリー】




【「花韮(ハナニラ)」】