【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

和の群青

2017-01-26 19:37:50 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編



【「越乃寒梅 灑(さい)」】








雲一つない空で明けた今朝。その冷えたこと!
大寒からおよそ1週間。

この所、続いた厳しい寒さも、今朝をもってどうやら峠を越したようです。
明日からは、春を思わす陽気になる日もあるとか。
やはり春の訪れは、ワクワクするものですね。いくつになっても。







 






  さて、写真は
  言わずと知れた、
  新潟の銘酒、
  「越乃寒梅
  (こしのかんばい)」。

  元々、日本酒は
  苦手だった主人、
  体質的に合わないとさえ
  思っていたようですが、
  このお酒だけは
  違うようです。

  “ヒヤ” でも大層、
  美味しいそうです。

  尤も日本酒を嗜まない
  私には良く分かりませんが。

  一口飲んでみた感想は、
  クセがなく、甘味があって
  飲みやすいお酒では
  ありました。

  ただ、飲み終わった後の
  この瑠璃色の瓶は、
  頂き!! 

  瑠璃色の瓶、大好きですから。
  花瓶にでも致しましょう。  

寒に聴く春の足音

2017-01-14 17:11:46 | 香る庭の花綴り











 「・・・あたしお料理は出来ないけれど、
 癇癪かんしゃくおさえる事は出来てよ。
 それは大事な事よ。
 それにあたしは一度も
 お天気の事をこぼした事がないの。
 それは更に大事な事だわ」                 
           【「アンの愛情」 第10章】












【午前7時の空】







   

日本列島は、今年一番の寒気がやって来たようです。
こちらは、それでも年明けから今日に至るまで大層暖かく、
過ごし易い毎日が続いていました。

冬ですから、この寒さもありとは思うのですが、
暖かさに慣れた身体には少々、辛いです。

起床時の空は、冬らしい澄み切った空。        
今日は、平野部も雪・・との事でしたが、
未だに雪は降らず、青空も覗いています。

とは言え、これから夜にかけて雪マークも出ていますし、
時折ですが、珍しく風も吹いています。
ひょっとしたら、白銀の世界が期待出来るかも知れません。



  この寒さの中、
  何日か前から菫が
  貌を出して来ました。

  菫は寒さに強い事もあって
  冬にも咲きますが、
  春のイメージが強い花。

  そんなこんなで。
  菫は、やがて来る春と共に、
  心弾む花になっています。

  一方、薔薇にも蕾が。
  木香薔薇(モッコウバラ)は、
  今頃、小さな黄葉を散らして
  います。着々と春への備え。

  首を長くして
  春を待つのは、
  どれも同じですね。

心に咲く花

2017-01-08 18:07:18 | 四季のスケッチ











年が明けて七草も過ぎ・・早くも8日になってしまいました。
大変遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。

今年は、お天気も大変良く、暖かく穏やかなお正月でしたね。
今日は、今年になっての初雨となりました。
空気が乾燥していましたので、丁度良いお湿りとなったようです。

さて、平成29年は酉年。酉とは鶏(にわとり)の事。
太陽が昇る時鳴く鶏は、太陽を呼ぶ力があると言われています。

本来、「酉」という漢字は、酒壺を描いたとの事。
「実る」 という意味もあります。

それらから、果実が成熟した状態を表しているとされています。
所謂(いわゆる)、成熟の年という訳ですね。

天災を初め、世界を見渡せば、テロや政治上の不安など、
心配は尽きませんが、何事もなく、平安な年である事を願ってやみません。
  

  

   





 







   
写真は、庭に咲く山茶花(さざんか)の花。
温暖化の甚だしい近年は、冬の庭だからといって、
冬枯れで花が全くないという事はありません。
それでも山茶花は、晩秋から冬にかけて咲く代表的な花ですね。

花も葉も椿に似ていますが、どこか寂しく、
控え目な花の風情があります。

ところで、どうした事か今年は水仙に花芽が付きません。
葉っぱは、繁っているのですが。

とは言え植物は、根っこさえ枯れていなければ、
いつか芽を出し、実を結ぶでしょう。

それは人の心も同じですね。心にも花を咲かさなければ。
本来は根性や気立てを指しますが、
心根(こころね)という言葉もある事ですし、
心の深い部分を枯らさないようにしなければなりませんね。