空見日和

何がとび出すやら...
空見日和の軽~いお話

きじはじめてなく(雉始雊)雉が鳴き始める/第六十九候

2017-01-15 20:23:40 | 百年俳句夢紀行


時雨忌や那須にかさねといふ少女/後藤清美

冬に入る床屋はタオル二度振って/平尾徹美

源流はねむらず山の眠りけり/西山常好

雪蛍汝が息をとほりけり/藤井あかり

しんしんと灰になりたる雪夜かな/小藤博之

狼の絶えて神の名残りけり/鈴木まさゑ

向ふ脛打つてはじまる年用意/桑原いろ葉

百僧の一揆の如き煤払ひ/久保東海司

ルイ・アームストロング年詰まりけり/諏訪一郎

十万年後のきれいな空気黄水仙/山下知津子





もったいなくも~✨夏井組長から年賀状をいただきました。

「俳句ポスト、一句一遊、細く永く……」と。

組長はなんの役にも立たない私にまで(かくのごとく)気をつかってくださいます。華やかないつき組にあって、場違いに暗い私も組長の吐く(‘д‘ )❔蜘蛛の糸にすがり、できるだけ細く永く俳句を続けて行けたら…とは思います。

ブログアップの写真は今ほとんど撮っていません。過去からひっぱってきたのを出しております、どうぞ悪しからずです(っ´ω`)っ



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しみずあたたかをふくむ(水泉動)凍っていた泉が動き始める/第六十八侯

2017-01-10 22:19:54 | 百年俳句夢紀行



月光を足して紫色の爪/麻里伊

咲ききつてゐる苦しさの馬酔木かな/藤井あかり

避難所に回る爪切夕雲雀/柏原眠雨

仄紅しほうれん草とわが余命/出口善子

鬼の豆ぶつけたき顔他にあり/白濱一羊











この引越騒動が終ると家屋売却騒動が始まる😅それが落ちついたら…思いきって北海道へ一人旅にでも行こうかな?なんちて(≧∀≦)

幼なじみが札幌に居て、今度行く、そのうち行く、いつか行く、って全然行かない私は〰いまや?行く行く詐欺❗…と呼ばれている~ーー😱



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小寒(雪が降り寒さがきびしくなってくる頃&寒の入)/せりすなわちさかう(芹乃栄)芹が生長する頃/第六十七侯

2017-01-05 19:41:23 | 百年俳句夢紀行


こほろぎの声と写真にをさまりぬ 鴇田智哉

上着きてゐても木の葉のあふれだす (以下も同じ)

南から骨のひらいた傘が来る

ひなたなら鹿の形があてはまる

たてものに布のかぶさる蝶のひる

砂こすれあふ音のして蝶が増ゆ

たてものの消えて見学団が来る

ひあたりの枯れて車をあやつる手

うすぐらいバスは鯨を食べにゆく

裏側を人々のゆく枇杷の花









小町ほどに愛されもせず歌がるた 青萄 (一句一遊・kenndai歌留多/水曜日)



(゜゜;)ううむ〰飽きたので?優空をやめてまたhaigou青萄に戻しました~😢⤵⤵昔の名前で出ています😱ンガッ、ニャハハ(;^_^A



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元日/ゆきくだりてむぎのびる(雪下出麦)雪の下に麦の芽が出始める/第六十六侯

2017-01-01 00:05:00 | 百年俳句夢紀行


🎊皆さま明けましておめでとうございます🎁今年も何かと❔よろしくお願いします~酉年🐔

 
くろかみのうねりをひろふかるたかな/恩田侑布子

告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む 同

天網は鵲(かささぎ)の巣に丸めあり 同

脚入るるときやはらかし茄子の馬 同

男来て出口を訊けり大枯野 同

吊し柿こんな終りもあるかしら 同

わが視野の外から外へ冬かもめ 同







冬うららモデルハウスに万国旗 優空 (山口俳壇/杉山久子選)


🙍💨おおつごもりにダンナとギクシャク、1万歩も歩いてきました~💦( ´∀`)ハハハ💨



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さわしかつのおつる(麋角解)鹿の角が落ちる/第六十五侯 

2016-12-26 20:43:01 | 百年俳句夢紀行



水槽の魚に今年の水足せり 柏原眠雨

福引に得し石鹸の福の泡 同

町失せて星の増えゆく年の暮 同

羊羹のひと切れが立つ冬景色 藤本美和子

海水と真水の出会ふ淑気かな 同





飯櫃入(おはちいれ)とばす悪妻猛母なり 青萄 (一句一遊・水曜日)

高級な毛布にこむら返りかな 同 (ポスト・人)



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冬至(一年で夜が最も長く、昼が最も短くなる日)/なつかれくさしょうず(乃東生)夏枯草が芽を出し始める/第六十四侯

2016-12-21 00:05:00 | 百年俳句夢紀行



東京は別れるところ水中花/岬 雪夫

死ぬほどに愛していしがかき氷/和田悟朗

雲の峰もう奪ひあふもののなし/大木あまり






しつこく枇杷の花~花はショボいですが、思いのほか?香りがとても良いのです♪見つけたら鼻を近づけてみてね(*^_^*)


薄日して終の住処や枇杷の花/小笠原弘子





物事の終りは見えないが、年賀状は書き終えてポストイン😾🐦😻晩ごはんは、串かつとおでん。コンニャク屋さんで買った蒟蒻がメッポウおいしいというシアワセ😍🎶



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さけのうおむらがる(鱖魚群)鮭が群がって川をのぼる/第六十三候

2016-12-16 19:46:08 | 百年俳句夢紀行



佛滅で良いではないか櫻鯛/中原道夫

鳥曇男の嫉妬あぶらのよう/宇多喜代子

うつしみは涙の器鳥帰る/西村和子

冬薔薇や賞与劣りし一詩人/草間時彦

本買へば表紙が匂ふ雪の暮/大野林火





うっ‥うぐぐ~冬怒涛の日々が今日とりあえず一段落(/_;)
怒涛はこれからも年末年始にかけて順次やってくる予定、つ、つらい、ですが、私なりにがんばりますよ。いえ、風邪とかは大丈夫ですぅ😅
何かと気忙しい12月🌃皆様方もゆめゆめ油断めされるな~(笑)
一句一遊は先ほどメデタク済ませました❗(≡^∇^≡)


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くまあなにこもる(熊蟄穴)/熊が冬眠のために穴に籠る/第六十二侯

2016-12-11 14:52:43 | 百年俳句夢紀行


いよいよ冬になったな、とつよく感じる今日この頃であります。

年越しや正月は今の家で過ごしますが、そのあとがまだはっきり決まっていません。







ブログをやっていて良かったのは、すばらしい人たちと知り合えたこと。特にビビちゃんは、心にあかりの灯る友だちと思っています🎵良いときも悪いときも、変わらぬ態度で見ていてくれる優しい人です。

私は特殊な家庭情況や環境に生育し、心身に多少の障害もあり、他者とのコミニュケイションがきわめて苦手です。ですから、そんななかで友だちになってくれた人は宝物、生涯かけて大事にしたいです。





空見屋の俳句作品選評(予選落ち)

マガジン2016年2月号「百年百花」No.219 杉山久子「サヨナラ」


サヨナラの数だけ風花を浴びる  杉山久子


 なぜか「さようなら」ではなくカタカナで
「サヨナラ」とさり気なく言って、辛い別れ
などなかったよと思わせて、せつなさを隠す
「サヨナラ」。風がはこぶ淡い雪の花びらが
風花。儚いもの脆いものにシンパシーを感じ
ている一句。孤独とは存外したたかであり、
作者はまだ風花を浴びつづけているのだろう
か、熱を病んだ鶴のように。贖罪と浄化、ふ
と現実感は遠のき、「コトバの真実」だけが
浮かび上がってくる。渇きの生、その代償と
も犠牲とも、風花は刹那の死に濡れる。
 往年の映画『キャバレー』の踊り子が、最
愛の恋人と別れるシーンを思い出す。雑踏の
中で片手をひらめかせる「サヨナラ」を。軽
快な足どりで後ろ姿のまま消えてゆくのを。











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大雪(たいせつ)/雪が本格的に降りだす頃/そらさむくふゆとなる(閉塞成冬)天地の気が閉塞し冬になる/第六十一侯

2016-12-07 00:05:00 | 百年俳句夢紀行



2016年度/青萄的俳句代表5句


陽炎の割れていきなりニューヨーク

長き夜の甘さびしさやマヨネーズ

抽斗(ひきだし)に風のうづ巻く草紅葉

翔け伸びて白鳥のくび鷺のあし

晴れわたる百年後にも蘆刈つて









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冬木の枝しだいに細し終に無し/正木浩一

2016-12-04 19:35:37 | 百年俳句夢紀行








南瓜煮てやろ泣く子へ父の拳やろ/磯貝碧蹄館

賀状完配井戸から生きた水を呑む 同

一人だけ死ぬ冬空の観覧車 同

太陽に空洞のあり金盞花 同

列柱・ハープ・主の血の管(くだ)を冬の月 同






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汝(な)が声にまぎれなかりし寒夜(かんや)かな/久保田万太郎

2016-12-03 14:06:52 | 百年俳句夢紀行



百百百百百百百百の飛魚(あご)/宇多喜代子







冬の泉僧去りてより雪匂ふ/優空

冬隣ペットショップをのぞく猫 同

わが書庫は図書館と決めてより涼し 同

図書室にきみ仄待ちし朱夏ありし 同






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たちばなはじめてきばむ(橘始黄)橘の実が色づき始める/第六十候

2016-12-02 19:48:55 | 百年俳句夢紀行


躓くや涼しき尾つぽなきゆゑに/大木あまり

投げ出して体しづかや草紅葉/阪西敦子

うろこ雲ことばを減らしつつ老いる/対馬康子

巣箱にもお隣りのあり不仲なり/中原道夫

駅から五分冬怒濤から五十年/今井聖







うつくしき先進国や紅葉鍋/優空





旅人を降して帰る馬涼し/優空



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きたかぜこのはをはらう(朔風払葉)北風が木の葉を散らす/第五十九候

2016-11-27 00:05:00 | 百年俳句夢紀行



左様ならは鶴なくごとく波郷の忌/優空/兼題・波郷忌(人)

晩三吉(おくさんきち)一キロ超へてぶら下がる/優空/兼題・晩三吉(火)







声たてぬ猫の遊びや枇杷の花/津川絵理子

極月の空見つくして切手買ふ/鈴木八洲彦

丸々の儲(もうけ)一枚初ごほり/中原道夫




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相續に日當りも入れ枇杷の花/中原道夫

2016-11-23 19:52:55 | 百年俳句夢紀行





(枇杷の花)↑


初雪やミシンに襟の吸ひ込まれ/高勢祥子

冴返る木と木の間を人が決め/庄田宏文

亡き人の名刺を冬の木と思ふ/鈴木牛後

黄落や古鏡は日蝕の暗さ/小林貴子

栗鼠走る落葉の光かき分けて/月野ぽぽな





黄落やふと考へる貌(かお)の犬/サエラ(=青萄)


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小雪(しょうせつ)/にじかくれてみえず(虹蔵不見)虹が現れなくなる/第五十八候

2016-11-22 00:05:00 | 百年俳句夢紀行



おとろへし太陽を負ひ秋の蠅/津川絵理子

秋麗ぴたりと止まる羊達/天野きらら

秋の雲魔法の効かぬ杖ばかり/鈴木しげを

身に入むや腕を下ろせぬ招き猫/金子 敦

生きてゐる冬の泉を聴くために/杉山久子







生きるとは林檎食(は)むことがん病棟/優空(=青萄)


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