【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

野趣に溢れて

2012-06-30 16:10:06 | 香る庭の花綴り


【淡化粧の花 「半夏生」】




「1年は本のようなものね、マリラ。
春のページは さんざし とすみれに
書かれているし、夏は薔薇に、
秋はかえでのもみじ葉に、
冬はひいらぎと常緑樹にね」                     
               【「アンの愛情」 第22章】


   午前中は晴れ。
  しかしながら午後になって
  (15時頃)雨がポツポツ。

   それにしても昨夜の
  寝苦しかったこと!

   気が付けば・・。
  6月も今日で終わりなのですね。

   まだまだ若いと思っていた
  季節も、いつの間にか後半に。

   信じられないほどの
  スピードです。

   でも、アン の言う
  春のページは終わりましたが、
  まだ夏のページは始まったばかり。
  せいぜい良い夏にしたいものです。

   さて、南の庭を白く染めて
  いるのは植物の半夏生。

   そして夏至(6/21)から11日目に
  当たる日から5日間を 「半夏生」 と言うのだそうですね。
  雑節の一つ。(7/2~7/6)

   農作業が一段落する時期であり、
  毒草や大雨を用心した時期でもあったようです。
  まもなく、1年の折り返し地点でもありますね。







【海老草「エビソウ」】


   そして裏庭を染めているのが海老草です。こちらは赤く。
  こちらも自由気儘。まるで泳いでいるよう。
  どうやら風の贈物? のようです。

   この海老草は凄い生命力。
  偶々花瓶に挿していましたら、僅かな期間で発根したのでビックリ。
  この生命力、あやかりたいものです。

   そうそう是非、発根させたいのが、ミント。
  昨日、ご近所の方に 「お茶にして・・」 と一抱え頂きました。
  早速水に。ミントは、ほとんどありませんので増やしたいのです。

   最後に。ゴーヤ、順調に育っています。
  葉っぱは、虫に食われていますが・・。
  



【緑のカーテン(ゴーヤ)も順調】

 

瑠璃色の憧憬

2012-06-29 15:31:55 | 香る庭の花綴り





・・・その色を熟れた こけももブルーベリー
例えた事があった。
これは、熟れたこけももがどんな色を
しているのか知らない人や、
あるいは思い出せない人には詩的に
聞こえないかも知れない ――
光の具合で、暗い紫色になるかと思うと、
又、澄んだ灰色になり、しかも光線によっては、
夜明けの牧場に咲く すみれ のような、
おぼろな色にもなるのである。              
                     【「アンの友達」 5.】


   意外に長持ちしている梅雨の中休み。
  今日は快晴となりました。となれば・・気温は上がります。

   今年初めて最高気温が30度の声を聞きました。
  つい昨日の事、「今年は過ごし易いわね」
  ~ なんて話したばかりですのに。

   ここ最近の気温と言えば・・。
  日中は少々、暑くても朝晩は涼しくなっていましたから。
  電力事情もありますから、エアコンは出来るだけ使いたくありませんものね。



【早起きの妃 「暁の海」】


【富士の紫】


【俯く風情 「オーストラリアンブルーベル」】


【露草 ・ スカエボラ】


   さて、色も然(さ)る事ながら言葉の響き、語感、
  その漢字さえも何もかも大好きな瑠璃色。

   その大好きな瑠璃色の、リラ版 「早起きの妃」 こと朝顔が咲けば、
  たった1輪だけ咲いた紫陽花です。

   去年も今年も、どういう訳か紫陽花にはそっぽを向かれている我庭。
  路地や、それこそ川の土手にだって咲いていますのに。
  ~なんて、それらが目に触れる度、どんなに恨めしく? 思った事でしょう。

   そんな私の気持ちを知ってか知らずか・・。
  遅ればせながら・・と、おずおず? 開花した紫陽花。

   それだけで、もう何も言えません。今年は諦めていただけに嬉しくて。
  1輪だけでも咲いてくれて有り難う、ですね。

   そして 「オーストラリアンブルーベル」。
  相変わらず日当たりの悪い場所ですが、枯れもせず元気に咲いてくれています。

   そうそう今日の引用文。皆様は何の色の事だと思われますか・・?
  実は瞳の色。その色が熟れた 「こけもも」 だったり、
  夜明けの牧場に咲く 「すみれ」 だなんて。やっぱり憧憬・・です。

涼やかな花装い

2012-06-28 18:18:28 | ハーブと香り雑学


【向こうに 「緑のカーテン」 を望んで】




 ・・・ 『遥か彼方かなた という言葉は今なお
ナンにとって魔法の言葉であった・・・・・
風吹く丘を越えてかすかに聞こえて来る
音楽のように。               
              【「炉辺荘のアン」 第37章】


   起床時は曇り空。
  その後、雨こそ降らないものの、今日のお天気は目まぐるしく変わっています。

   カ~ッと太陽が顔を出したかと思うと引っ込み、
  今にも雨が降るのでは・・と思わせたり。又、明るくなり・・。
  今、黄昏時は快晴です。

   今日も風がそよぎ、相変わらず過ごし易い気温です。
  昨日も今日も少しずつですが、ドクダミを採っていますので、
  雨が降らない事に感謝。風が吹いてくれる事は大層、有り難いのです。

   そう言えば、今日も風は南風。
  南風は、エミリー によれば 「小さな灰色の妖精」 でしたね。



  


   さて再び ナン
  魔法の言葉から。

   今私は、“かそけき”
  という言葉にハマっています。

   “かそけき” とは、
  僅かとか、かすかに
  という意味。

   漢字で書けば “幽けき”。
  幽霊の “幽” ですね。

   幽霊のように分からない程、少し・・という意味なのでしょう。
  とは言っても幽霊とは何となく穏やかではありませんが、
  夏に幽霊は付き物という事で納得すると致しましょう。

   そんなこんなで、“かそけき香り” には持って来いの
  ハーブのアロマテラピーという訳です。

   夏の部屋・・特に梅雨の季節の部屋には、
  爽やかな香りが似つかわしいですものね。

   そして薔薇のポプリと。ちょっとした薔薇尽くし。
  それにしても薔薇って色々楽しめて、何と有り難い花なのでしょう。

   そうそう、夏らしく金魚鉢? には金魚(蝋燭)を泳がせて。
  水とゆらゆら揺れる焔。涼と癒やしを感じます。

ちょっとお澄まし~ピンクの薔薇

2012-06-27 16:50:36 | 薔薇の追憶


【ピンクの少公女】




アンもポールも、
想像の窓 が開いて見せる王国の
いかに美しいものか」 を知っていたし、
2人ともその幸福な国へ行く道も知っていた。
そこでは歓喜の薔薇が谷間や渓流に永遠に
咲き誇り、陽の輝く空をさえぎる雲はなく、
澄み渡る鐘の音は決して
調子外れの騒がしい響きを立てず、
気持ちの溶け合う 同類 の人たちが
沢山いるのだった。        
                  【「アンの青春」 第15章】


   こちらは今日も爽やかな朝を迎えました。
  昨日ほどの快晴ではありませんが、引き続き
  そよそよと風が吹き、過ごし易い1日となっています。

   さて今日の写真。
  私が 「ピンクの少公女」 と名付けている、小さなピンクの薔薇です。
  
   今紅い薔薇は、ちょっと一休み。
  でも今又、盛んに第2弾の蕾を付けていますので、
  もう暫(しばら)くすると開花するでしょう。

   そんな中、小さな体なのに次から次へと花芽を付けているのが、
  前述の薔薇、そう、リラ版 「ピンクの少公女」。

   いつも僅かばかり小首を傾(かし)げて、ちょっとあどけない表情。
  今日は精一杯、お洒落(しゃれ)して、どちらかへお出掛けでしょうか・・。
  

       ところでこちらの写真。
      水に挿して置いただけで、
       新芽が出て来ました。

     尤も、偶然の産物なのですが・・。
      薔薇の生命力を思います。
  
     今の季節は土に挿して置いても
        容易に根付く薔薇。
  
     つい鬱陶(うっとう)しくて・・
     なんて思ってしまう梅雨の季節。
  
       でも植物にとっては、
    必要不可欠な季節なのでしょうね。

     この季節を逃す手はありませんね。
       せっせと挿し木をして、
     薔薇で庭を一杯にしましょうか・・。

香りのごちそう~ハーブティー

2012-06-26 16:28:08 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編

【「赤毛のアン」 の絵皿と共に】



「今日はそりゃあいいお天気ですもの、
(中略)
今日は 風が南から吹いて来ますから
ノーマン・ジョンソンの牧場から
クローバーの匂いが漂って来るんですよ。
お茶を運んで参りますから、
ご一緒に頂きましょう。
お茶が済んだら、私は刺繍を取り出し、
2人でここへ座って、
通る人を1人1人批評致しましょうよ」                   
              【「アンの幸福」 最初の1年12.】


   今日は “朝から太陽” の梅雨の晴れ間となりました。快晴。
  少々、湿った風ながら 『アンの世界』 同様の南風が吹き、
  家の中の風鈴がチリン、チリン・・と涼しそうな音色を奏でています。

   これが戸外ですと、かなりうるさいでしょうが、
  室内の風鈴の “かそけき音” は、耳に心地良くて。
  そんな時、“あゝ日本の夏・・” ~なんて癒やされます。








     そんな、さわさわと緑の葉っぱがそよぐ、
    梅雨の真っ只中とは、とても思えない今日。
    こんな日は、久し振りに戸外でティータイムを・・と思い立ちました。

     1つには先日の薔薇のテーブルクロス(方眼編み)と
    共に、これもほとんど忘れていた白と水色の
    テーブルクロスが出て来ましたから。  

   “今日は海のイメージで”
  とばかりに張り切ったものですが、
  大き過ぎて断念。

   結局、すでに紹介済みの
  藍染め絞りのクロスに。

   そんなこんなで。
  およそ10日振りですね、
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、
  開店と致しましょう。

   今日は、ハーブティーを。
  そう言えば100%ハーブティーは久し振りです。

   私は毎朝、紅茶と共に何らかのハーブを混ぜたものを
  頂いていますから、つい、うっかりしていました。

   それにしても、この色、この香り、この喉越し。
  フレッシュハーブティーならではの味です。
  季節の味が気軽に楽しめますね。          

今、私だけの空間

2012-06-25 16:26:58 | 趣味の器(壺)~その他





雑草 は1本も顔を出す事を許されなかった。
ジェーンは毎朝、早く起きて草取りをした。
(中略)
ランタン丘の朝は他のどこの朝とも
違っているように思われた ――
どこよりも朝らしい朝だった。
草取りをしたり、熊手を使ったり、くわで耕したり、
刈り込んだり、間引いたりしながら、
ジェーンの胸は高鳴っていた。                
                  【「丘の家のジェーン」 17.】


   昨、夜半から降り出した雨は、朝には上がっていました。
  その上、「曇り後、雨」 の今日の天気予報も晴れに。嬉しい誤算。

   お陰様で今年はドクダミ採り、すこぶる順調。
  1本もカビさせる事なく、現在に至っています。

   同時に乾いた傍から飲用。
  こうなりますと、去年以上に消費するスピードは早くなりそうです。



【大輪の花の海】


   ところで昨日は、義妹の家での法事に出掛けて来ました。
  写真は、ほんの一部ですが、相変わらず立派に育てた紫陽花の数々。
  まるで大輪の花の海。しかも庭には草1つ生えていません。

   思わず、今日の引用文を思い出す始末。
  それは鮮烈で、早速家に帰り草取りをしている私がいました。




   さて、そんな昨日。
  お寿司大好き人間の私に、親戚の小父さまから頂いたのは富山名物の鱒(ます)寿司。

   昨日は思いの外(ほか)、疲れてしまって、
  帰宅するなりバタンキュー。今日になって頂く事に。

   鱒寿司と言えば、円形の器に入った物が一般的ですが、
  最近では頂きやすいように、こんな三角形の物もあるのですね。
  
   切り分けるのがめんどうですので、こちらの方が助かります。
  そう言えば本場の鱒寿司は、本当に久し振り。

   義妹の家は典型的な純和風の家ですので、
  私も今日は、すっかりその気に。何分にも感化されやすい私ですので。
  
   となれば、いつもの食卓ではなく、私だけの空間に移動すると致しましょう。
  ここだけは、どんな風にしようと自由自在ですから。

   三角形のお寿司ですので、いつかの 【信楽焼】 の扇のお皿に盛って。
  それはいいのですが・・今日も先日と同じく、やっぱりオレンジ空間ですね。
  “涼” を感じる事の出来る、藍色空間にしたかったのですが・・。   

白いレースの物語

2012-06-23 17:00:07 | 私の手作り夢時間




【オルゴールの音色と共に、「薔薇の館」 の絵が変わります】





部屋は非常に美しく、薔薇の花 を散らした
籠目織かごめおり更紗さらさの壁掛けがあり、
絹の覆いの掛かったベッドは
いかにもすべすべとして滑らかなので、
今までここで誰も眠った事が
ないかのように見えた。
(中略)
ベッドランプの笠は
ビーズ の縁取りが付いており、
薔薇の花 が描いてあった。   
                【「丘の家のジェーン」 11.】


   快晴とまでは行きませんが、梅雨の中休みは晴れとなりました。
  今日も引き続き、爽やかです。

   さて、暇を見つけては相も変わらず私は、
  押入れの整理をしています。
  
   中にはすっかり忘れていた物もあり、
  そんな時は、まるで宝物を探し当てた気分。

   ただ衣類だけは、もう1度手を通さなければ
  済まない私ですので、余計な時間がかかってしまいます。




   どうしようもない物は処分する
  のですが、結構思い入れが
  あって、なかなかです。
  
   おまけに、“このスカートは、
  カフェカーテンになるわ”

   “この段フリルは、(スカート)
  丸テーブルに履かせましょう”
  ~なんて。

   何せ私の趣味と言いましたら、
  ご承知のように、
  レース & フリル物ばかりですから。

   その上、今は勿論パスですが、
  ギャザーに至っては、カフェカーテン
  になるだけの幅は十分、ありますもの。

   そんなこんなで。
  未だに一向に減らない荷物と
  格闘しています。

   でも、そのお陰で、
  どこにしまったのか忘れていた
  方眼編みの薔薇のテーブルクロスが出て来ました。
  今は、こんな大判物は編みませんので有り難いです。

   ところで、レースと言えば、やはり “白” ですね。
  クラシカルな定番。気品と爽やかさで満ち溢れています。

   それに、かっちりした方眼編みは、
  大判でも型崩れしにくいので重宝しています。


 





   こちらは昨日の黄昏の空です。
  珍しく、西の空ではなく、北の空。こんな事もあるのですね。


     こちらの写真、すっかり忘れていました。
   追加させて頂きます。(6.25)

あなたは芸術家!?

2012-06-22 20:15:15 | 香る庭の花綴り


【あなたは染色家!? 「半夏生(ハンゲショウ)」】




今日は6月の中から1日だけ
4月にこぼれ落ちたような日でした。
雪はすっかり消えて、
淡い黄褐色の牧場や金色の丘は
春の歌を歌っております。
あたしのかえでの繁みの中の緑の窪地で
牧人の神パン が笛を吹いているのが聞こえ、
嵐の王ストーム・キング』 はこの上なく
軽やかな紫色の霞の旗を掲げました。               
                 【「アンの幸福」 第2年目9.】




【昼の妃?】


   昨日の雨は上がりました。
  朝早い時間こそ重い空でしたが、その後、ゆっくり回復。
  お昼前には、待ち遠しい太陽が戻って来ました。

   とは言うものの、肌寒さは健在です。
  昨日もそうですが、又々、湯たんぽを取り出す羽目に。
  足下だけが、やけに冷えますから。
  
   さすがに午後になり晴れ間が戻って来ますと、
  それ程ではなくなって来ましたが・・。でも、カラッとして爽やかです。
  1日遅れの台風一過・・とでも申しましょうか。
  
   引用文とは違い、 今日は 「6月の中から1日だけ
  5月にこぼれ落ちた日・・」
と言った方が良いかも知れませんね。

   そんな今日。朝には気付かなかった朝顔。
  写真の朝顔は、午後3時頃のもの。
  
   朝ならぬ、「昼の妃」 ですね。よりピンクがかっています。
  ここでも七色に染める、染色家の登場です。




【あなたは切絵細工師? 「ゴーヤ」 の葉】



                             【今は美しい 「インウォールクラータ」 の葉】
   さて、今日も我家の庭の話題を。
  何せ、芸術家揃いのようですから。
  
   緑の葉っぱを真っ白に染める
  染色家がいると思えば(半夏生)
  目の覚めるようなブルーを
  ピンクに染める(朝顔)染色家も。

   かと思えば・・思わず、
  「あなたは切絵細工師?」
  と尋ねてしまいそうになる・・。
  
   葉っぱを精巧に切り抜く技を持つ
  芸術家も、いるようです。(ゴーヤ)

   染色家は、有り難いのですが、
  切絵細工師の方は、米粒大の糞
  (ふん)という、ロマンティック
  どころか、憤慨(糞害)
  ものの、おまけ付き。

   ゴーヤに独特の香りが
  あるせいでしょうか。
  でもその姿は見た事がありません。
       
   それにしても思い出すのは、
  【インウォールクラータ】 の葉っぱ。

   季節こそ違いますが、(晩夏)
  ゴーヤ以上の芸術作品? に出会ったものです。
  
   そのインウォールクラータの葉っぱも、今のこの季節は綺麗なもの。
  そう言えば、こちらの葉っぱのお好みは、カマキリでしたっけ・・。
  
   小さな庭に繰り広げられる、これまた小さな虫たちのドラマ。
  美しい花に群がるものもいれば、葉っぱと・・。
  ここにも 「想像の余地」 は、溢れんばかりです。 

そして、キラキラ☆ も好き!

2012-06-21 17:27:57 | リラのお気楽ユメ日記

レース の袖 & 薔薇 の刺繍】


【ちょっとアンティークなバッグ(ホワイティング・デイビス USA製)と共に】


・・・中にはこの上なく美しい細工の
小さな白い衣裳が入っていた ――
優美な 刺繍 を施し、
素晴らしいタックが取ってあり、
美しいの一語に尽きた。
一針一針が手細工であり、
くびと袖の レース の小さなひだ飾りは本物の
バレンシエンレースが使ってあった。               
               【「アンの夢の家」 第17章】
 




   又々、雨となりました。
  でも今年は、何日も雨が降り続く事がなく助かっています。

   ただ、気温は昨日より低くなっています。
  昨日は、まだ動けば汗ばむ程。

   今日は、どちらかと言えば肌寒いくらい。
  気温の変動、並びに体調には気を付けなければいけませんね。

   そして何気なく視線を上げた、目の前の里山・・。
  水蒸気が上がって、ちょっとした温泉郷? のよう。
  居ながらにして 「想像の余地」 は膨らみます。





【薔薇、ばら、バラ・・・】

 
【レース & フリル】


   さて、今日の写真。
  私は、レースが大好き!
  そして、キラキラ~☆ も。

   改めて手持ちの衣服を
  眺めてみますと・・。

   良くもこれだけ
  似たようなものばかり・・と。

   どうやら無意識に、
  選んでしまっているようです。

   今日のブラウス(黒、茶)は、
  それぞれオーバーブラウス。

   紫はポロシャツ風。
  ピンクのスカートは、
  これも薔薇柄です。

   今日などは糸で編んだ、
  レースのカーディーガンは
  少々、暑いけれど、
  こんな薄いブラウスならピッタリ。

   陰鬱な雨の日も、レースやキラキラ、フリルや薔薇は、
  気分が明るくなる事、請け合いです。

   そう、私にとっては紛れもない魔法のグッズ。
  いつまでも 「夢見る夢子さん」 では困りますが、
  それが元気の源となれば、お安いものだと思う事に致します。  

蝶を呼ぶ庭

2012-06-20 16:00:08 | 香る庭の花綴り





・・・ 『遥か彼方かなた という言葉は今なお
ナンにとって魔法の言葉であった・・・・・
風吹く丘を越えてかすかに聞こえて来る
音楽のように。               
              【「炉辺荘のアン」 第37章】


   台風一過の今日。
  梅雨の真っ只中ですから快晴の空とはなりません。
  それでも雨はやみ、薄日ながら太陽も。

   そして、今年2度目の真っ赤なハイビスカスが咲きました。
  まるで雨が上がるのを待っていたかのように。
  こんな赤い花は、見ているだけで元気が出ます。

   それにしても今回の台風ばかりは、いつ通り過ぎたかのか分からない状態。
  気が付けば・・ 遥か彼方 に通り過ぎて行っていました。
  被害に遭われた方には本当に申し訳ないのですが・・。

   そう言えば、昨年の台風は速度が遅く、
  いつまでも居座って、いらいらさせられましたものね。

   ただ今回は、すぐ後から5号が同じようなコースを辿(たど)って
  やって来そうです。逸(そ)れてくれる事を切に願って。



【小さな来客たち ~ 「ゴーヤ」 の葉っぱに】


【「カレープラント」 の葉っぱに】



   さて、今日の写真。
  「蝶を呼ぶ庭」 ~ なんて、
  いっぱしのタイトルを付けたものの、
  肝心の蝶は、ピンボケもいい所。

   羽根をバタバタ動かしていた事も
  あったのですが、(今日の写真)
  これではまるで虫を呼ぶ庭ですね。

   ゴーヤは、あまり虫が付かない
  と聞いていましたのに、
  我家のそれは穴だらけです。

   そんな時、珈琲の残りかすが
  虫除けになるとの情報を。
  効いてくれるといいのですが・・。

   そして今年も名前を知らない
  小さな花が咲きました。
  ちょっとサボテンの花のような。

   そうそう、今日の引用文。
  誰にも好きな言葉ってありますね。
  所謂(いわゆる)、魔法の言葉。

   『遥か彼方』 という言葉が魔法の言葉だと言うのは、アンの子供、ナン
  私の魔法の言葉は、「深窓の令嬢」、「瑠璃(るり)色」 など。
  「たまゆら」 もいいですね。声に出した時の響きが素敵です。