【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春立つ日の薔薇1輪

2019-02-05 17:16:37 | 薔薇の追憶












 その木に咲いたたった1輪の薔薇だった。
 (中略)
 エミリーは出来るだけ長く、
 その小さな薔薇の花を花瓶に入れて
 書斎のテーブルに置いた。                  
      【「エミリーの求めるもの」 第20章】 








平成最後の年、平成31年(2019)も1月はアッという間に過ぎ去り、
はや2月に。このブログも、1月は全休してしまい、今では開店休業状態。
それでも訪れて下さっている方々に感謝申し上げます。

節分、立春も過ぎ去ると一気に春めいて来た気がします。
尤も、この時期ですから気温の寒暖差は激しいですが。
意外にも2月は好きな月です。

冬と春の狭間。厳しい冬から春の兆しが感じられる季節。
この移り変わりが、なぜか好ましく、
「春立つ日」 というだけで心が仄かに温かくなるのです。

そんな今日。(水仙と山茶花を除き)久しく冬枯れだった庭に深紅の薔薇が咲きました。
それだけで庭がパッと華やかに。まさしく薔薇効果です。

今回は、エミリーのように切り取るのはもう少し後にしましょう。
もうしばらくは、このまま楽しむつもりです。