【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

日本のスローフード ~ 甘酒

2016-01-28 20:36:36 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編





【午前10時半頃の空】








   今朝も雲の全くない空で明けました。
  しかしながら、晴れているのに靄がかかっていて、
  ぼんやりしています。

   “真冬なのに靄・・?”
  やはり・・と言いますか、PM2.5の影響だそうです。

   尤も、お天気の方も下り坂。
  写真は午前10時半頃の空ですが、午後には厚い雲に覆われ・・。
  どうやら明日は、久し振りの雨のようですね。

   気温は、平年並みでしょうか。
  一時の寒さに比べれば、これでも随分、暖かく感じます。





     さて、一昨日に続き、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、
    オープンと致しましょう。

     今日は日本の スローフード とも言うべき甘酒を。
    (注:スローフードとは、環境、健康を害さない多様性に富んだ
    地域の食物。又、それらを見直そうという運動を言う)
    

   まさに甘酒は日本の風土から生まれたもの。
  それは、日本伝統の麹文化を象徴する食品であり、
  古来より人々に愛され続けている飲み物です。

   勿論、私も大好きで、特に今の季節になると、
  好んで頂きます。身体の芯まで温まる気がして。

   以前にも記しましたが、
  甘酒には点滴並みの栄養価があるそうですね。
  所謂、「飲む点滴」。又、美肌にもいいと言います。

   となれば、冬だけでなく一年中、頂く事にしましょうか・・。
  気が早いけれど、夏の熱中症対策にもいいかも知れませんね。      

珈琲に結ぶ夢

2016-01-26 18:24:18 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編














目が覚めたのは 薔薇色の陽 が射す
白い冬の午後だった。
台所に降りて行くとアンが眠っている間に
帰って来たマリラが編物をしていた。               
                 【「赤毛のアン」 第18章】








   気温は低いけれど、冬日和が続いています。
  今朝などは雲一つありません。

   連日のようにこの冬の最低気温の更新が続いていましたが、
  どうやら打ち止めのようです。(昨日が底)

   とは言ってもローズゼラニウムなどの植物は
  カチカチに凍り、その姿は、まるで蝋細工のよう。

   幸い、ローズゼラニウムは元気ですが、
  カンナは茶色になって枯れてしまいました。












     さて、久し振りの 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
    お正月以来、ずっと 「和」 が続いていましたので、
    今日は、「洋」 で。

     それに少々、薔薇にも飢えて来ましたので。
    薔薇に飢えていると言ってもさすがに今は冬枯れの時。     



   せめてもの、薔薇グッズが
  その代役という訳です。

   ところで先日は、
  【ベートーヴェン】 と珈琲を
  お伝えしましたが、
  今日は作家と珈琲を。

   執筆のお供に、
  寛ぎのひと時に
  愛した珈琲。

   頭脳労働者の必須
  アイテムなのでしょうね。

   松本清張、池波正太郎、
  安岡章太郎、向田邦子
  等など・・。
  枚挙にいとまがありません。

   そう言えば、作家の
  行きつけの喫茶店も。

   松本清張は、西銀座の
  「カフェ・ド・ランブル」。

   池波正太郎は京都の
  「イノダコーヒー」 本店の
  ビーフカツサンドと珈琲セットが特にお気に入りだったとか。

   向田邦子は、人形町の喫茶店、「喫茶去 快生軒」。
  毎日のように通ったそうです。
  こちらは以前にも記事にした記憶があります。

   ところで、土物ではない、ボーンチャイナの珈琲カップ。
  こちらも久し振りですが、カップによって味が違いますね。
  今日のカップは合格。美味しく感じられました。

冬色の灯(ともしび)

2016-01-23 19:27:07 | 四季のスケッチ















私は自分の周りの冬の美しさに心をおどらせた。
実に静かで物音がしなかった。
低い太陽は薄いピンクとヘリオトロープ色を
雲の上に投げかけた。
そして大きな銀色の月が
ディレクタブル山の上を覗きかけているのは、
いかにも私の友人らしかった。               
                【「エミリーの求めるもの」 第19章】








   今日は一旦、日の出は見ましたが、
  その姿は、弱々しいものでした。その後は灰色の空に。
  雪でも降りそうな重い空ですが、雪はありません。

   今朝は最低気温の更新こそありませんでしたが、
  この所の厳しい寒さに変わりありません。

   明日、明後日は更なる寒さが控えているのだとか。
  一体、どんな寒さなのでしょう、想像がつきません。





   今日のように
  厚い雲に覆われた庭は、
  この所の寒さで一気に
  葉を落とした木々と
  相まって、「アース色
  & 冬枯れ」 の世界。

   そんな中での
  貴重な彩り・・。

   一年中、咲き続けて
  くれたゼラニウムと
  ユリオブスデージーには
  頭が下がります。

   ゼラニウムに至っては
  冬でもたわわに。

   それらは、まるで雪洞
  (ぼんぼり)のようです。

   そしてもう一つ、
  今年からランタナが
  加わりました。

   花も然る事ながら、
  この季節特有の錆色に染まった葉も魅力的です。

   そうそう、写真はありませんが、セージの茎は紫色に。
  自然の成せる美に、今更ながら驚嘆しています。

冬の静寂(しじま)

2016-01-21 19:01:20 | 四季のスケッチ



【雪の衣を纏って】


【日の出前の空】


【日の出前の空 ~ 直前】










太陽は低く、クリーム色 をしており、
雪は白く、影はほっそりして青かった。
木の影ほど美しいものはないと思う。
そして庭に入った時、
私の影はいかにも滑稽こっけいに見えた ――
長く庭の向こうの端まで伸びている。                   
              【「エミリーはのぼる」 第2章】









   暖かい、暖かいと言っていた今年の冬。
  ここに来て連日、この冬の最低気温を更新しています。

   今日は二十四節季の一つ、「大寒」 ですね。
  一年中で一番寒い時期ですから、当然の事かも知れません。
  尤も、滑り込みセーフで間に合ったようですが。

   ところで、冒頭の写真は昨日の朝のものです。
  ご覧の通り、起床時は一面の銀世界となりました。

   思ってもみなかった雪化粧。
  純白の衣を羽織った木々は美しいですね。

   ただ、それは朝の本当に僅かな時間。
  太陽の出現と共に、あっさり消えてしまいましたけれど。

   そう言えば、いつもと違う子供達の歓声も聞いた気が。
  しかしながら、これも雪が消え去ると同時に、
  どこかへ行ってしまったようです。

   一方、今日は冬日和となりました。
  何だか久し振りの感がする、日溜りの暖かさ。
  こんな時、太陽の有り難さを痛感します。

   青空の勝(まさっ)ていた空も、午後には真珠色に。
  勿論、その太陽は低く、クリーム色です。
  今、典型的な冬の様相です。   

芽吹きの力

2016-01-19 18:18:58 | 香る庭の花綴り



【変遷する朝の空】










エバン・ベルは一抱えのまきを運び込むと、
赤々と熱したウォータールー・ストーブの
後ろの薪箱へ威勢良くどさっと放り込んだ。
ストーブは熱を発散し、
陰気な小さな台所を赤く彩り、
いかにも家庭的な気持ちの良い場所にしていた。                   
                     【「アンをめぐる人々」 13.】








   時折、雪のちらつく寒い一日となりました。
  この冬、一番の寒さです。
  風もあり、外はまるで冷蔵庫の中のよう。

   ただ、幸いな事に日射しがあります。
  厳寒の戸外とは裏腹に、日溜りの暖かさは格別です。

   しかしながら、日が翳れば底冷えする寒さ。
  どうせならこんな日は、パチパチと
  薪の爆ぜる音がする、ストーブがいいですね。

   

     雪降れば冬こもりせる草も木も
         春に知られぬ花ぞ咲きける

                                   ~紀貫之

   (雪化粧した冬木立は、口を閉ざして春に備える。
  人も草木と同じだろう。
  いつか来る春の陽光を思えば、風雪にもじっと耐えられる)


                              【芽を出した 「釣鐘草(ツリガネソウ)」】
   さて、再三、
  お伝えしていますが、
  既に背丈を大きく
  伸ばしたフリージアを
  筆頭に今、春の球根が
  続々と芽吹いています。

   右の写真は釣鐘草。
  草丈20~40センチの
  小さな花。

   今年初めての花
  ですので、どんな花が
  咲くか楽しみです。

   ところで芽吹きの時は、
  本当に力強いですね。

   冬の日の出と同様、
  その力を頂きたい
  くらいです。

炉辺のミステリー

2016-01-16 20:01:38 | 心の宝石箱







【朝の空 ~ 日の出時】






   こちらは今日も冬日和となりました。
  ただ、昨日よりは雲の出番が少々、多かったかも知れません。

   気温の方も一時よりはすこぶる低いのですが、
  (それでも平年並み)太陽のお陰で助かっています。

   ともあれ、やっと冬らしくなり、ほっとしている私がいます。
  冬は、やはり寒い方が春の喜びが大きいですものね。

   芽を出した春の球根を見ても、季節外れの花が
  沢山咲いている今年は、あまり感動しませんもの。






 





   
   さて相も変わらず、私は本の整理を続行中です。
  何分にも読んでから捨てるという事を実践していますので、
  どうしてもその作業は、遅々(ちち)としか進みません。

   今回、読み終えた本は、内田康夫著 「藍色回廊殺人事件」。
  薔薇色の冬の陽が射す炉辺の読み物ですので、
  肩の凝らない、ごく軽いものを。

   それにはミステリーが一番です。
  ~なんて。勿論、炉辺とは・・私の中の想像上の産物です。

   物語の大まかな内容は、吉野川に二百数十年前に造られた、
  貴重な文化的資産とでも言うべき第十堰(だいじゅうぜき)
  を壊して、新たに大予算を組んで可動堰を造ろうというもの。

   所謂(いわゆる)、大きな利権が絡む公共事業。
  当然の如く反対派、賛成派に分かれ・・。

   結局は、それが原因で事件が起こったという、
  良くあるパターンです。

   ただ、この作品が書かれたのは、1998年(平成10年)。
  阪神大震災は起こったものの、まだ異常気象と言いますか・・
  洪水は、今ほどではありませんでしたものね。

   かなり昔なのに、現在の置かれている状況を早取り。
  さすが作家って、先見の明がありますね。

   現に民主党政権下では 「コンクリートから人へ」
  と、ダムが撤回され、公共事業が減らされました。
  まるで昨日の事のように思い出されます。

      


「あの頃は・・・飯が食えれば良かった。
着る物があれば良かった。
(中略)
「物資が何とか足りて来たと思った頃、
大量生産、大量消費どころか、
浪費の勧めという思想が入って来た。
仕掛けたのは勿論、アメリカ。
質素、倹約が美徳だった日本人に、
浪費の面白さという、
とんでもない病根を植え付けた。
それ以来、日本人の感覚は
狂ってしまったんじゃな。
まだ使える物をどんどん捨てては
新しい物を手に入れたがる。
3年ごとに新車を買ったり、
古い街を潰してビルを建てたり、
第十堰を壊して可動堰を作ったり、
全て浪費病の成せる業みたいなもんじゃね。
近頃はまたぞろアメリカに脅されて
『内需拡大』 などと騒ぎよる。
外国にせっつかれて、政府が国民にもっと
金を使えと奨励するとは、妙な話じゃよ」                 
               【内田康夫著 「藍色回廊殺人事件」】






   私も古いものが好きですから、
  その時点では、きっと反対したでしょう。

   でも、去年の茨城のような大洪水を考える時、
  大昔に造った堰で大丈夫なのかと・・。

   折しも丁度今、我家の周辺では
  大規模な川の修復工事が行なわれています。
  そこには 「百年に一度の洪水に耐える工事」 との看板が。

   しかしながら、その根拠は何もないのだとか。
  適当に? 百年だったり二百年だったり。

   どうやら、確率のマジックのようです。
  果たして本当にそうなのでしょうか・・? 
  もし、そうであるならば・・。暗澹たる思いです。

   とは言え、新しい発見です。
  単なるミステリーですが、こんな所が、
  本とテレビドラマでは違う所以(ゆえん)ですね。  

二つの貌を持つ木と樹 ~ その2

2016-01-13 22:47:18 | 四季のスケッチ







【朝の空】








フォア・ウィンズ港の方角から射し始めた、
黄昏の青く長い魔法の光が、
次第に辺り一帯を包み込んだ。
俄かに強まった風が、
街道沿いに立ち並ぶ高い樅の老木の上で戯れ、
まるで吐息をつきながら
ざわめいているようだった。      
                  【「アンの想い出の日々(上)」】








   今日は、珍しく雲の多い空で明けました。
  それでも太陽は、雲の間からしっかりと顔を出しています。
  力強さをとりわけ感じる冬の太陽です。

   ただ、昨日までと違うのは、
  午後になってからの時雨(しぐれ)。

   ほんの僅かで短い時間の雨ですが、
  その後の空気が、一変した気がします。

   それにしてもひと頃と比べると日が長くなりましたね。
  夕方、夕暮れ、黄昏、薄暮・・・。どれも夕刻の言葉。

   それぞれ呼び名は違っても、
  その時間、一息つけるようになりましたから。
  私には結構、好きな時間帯かも知れません。











【ヒマラヤ雪の下】




                            【葡萄酒色のゼラニウムの葉】
   さて、今日も
  先日 の続きを。

   一般の樹木から
  少し遅れ、冬に華やぐ
  木香薔薇の存在を
  知ったのは、
  つい昨年の事。

   紅葉(もみじ)が
  終わった後、
  その木に絡んだそれは、
  本当に咲いたよう。

   そう、紅い紅葉に
  黄色の木香薔薇の
  魔法がかかったのかも
  知れません。
  ~なんて。

   それに一週間前より
  黄葉がより鮮やかに
  なったようです。

   月末になったら、
  もっと鮮やかに。
  (こちらは 【先日】 の写真)

   そうそう。葉っぱが紅葉したゼラニウムも。
  葡萄酒色から朱色まで。

   これも四季の成せる業。
  四季があるって、素晴らしいですね。

睦月の侘(わび)と寂(さび)

2016-01-12 17:05:48 | 四季のスケッチ














その年は冬の到来が遅く、
季節は大変暖かだった。
地面には雪もなく、
ジョー・レイモンドのボートが青岬の砂浜に
打ち上げられてからひと月ほどして、
庭をぶらぶら歩いていたサイラは
もつれ合った葉の陰に
数輪のパンジーが咲いているのを見つけた。                   
                   【「アンをめぐる人々」 10.】








   冬日和が続きます。
  そう言えば、昨年末からまだ一度も雨を見ていません。

   ここ2、3日、少々、寒くなった気が
  しないでもありませんが、それでも暖冬と言い、
  又、こんなに雨が降らない事も珍しい気がします。





                              【睦月に開花した 「ペチュニア」】
   さて、年末にも写真を
  掲載したランタナ。
  (【師走の侘と寂】

   この花自体は、もう一つ
  好みではありませんが、
  この時期の葉色は好き。

   葡萄酒色、錆色と
  言いますか・・。
  趣きのある色ですね。

   年末には、まだまだ
  緑が勝(まさ)って
  いましたから。

   やっと思い描いていた
  色になってくれました。

   そうそう、パンジーは
  最近では冬の花と
  言える程、元気ですね。

   しかしながら、
  春から夏の花である
  ペチュニアが、この季節になっても開花。
  しかも葉っぱも青々としています。

   例年でも咲くのはありますが、どちらかと言えば、
  狂い咲き? の感の方が大だったのですけれど。

   今年は、堂々と咲いています。
  それだけ暖かいという事なのでしょうね。

まっすぐの国の王女たち

2016-01-10 20:37:07 | レトロ(素敵)な空間~散策



【真っ直ぐの国の木】


【午前7時10分の空】












<真っ直ぐの国> というのは
家の裏手にあるもみの林のことである。
この名前を付けたのは
そこの樅がみな非常に高く、
すらっとして真っ直ぐだからだ。     
                  【「エミリーはのぼる」 第7章】







   

   こちらは連日の快晴の空になりました。
  起床時には全く何もない空。

   東南の空に明けの明星が、
  ひと際明るく輝いていただけです。

   その分、朝は冷えましたけれど。
  写真は、午前7時過ぎの空。

   少々、雲が出て来ましたが、その後もほんの僅か。
  白い雲と、その向こうの水色の空が、やけに美しく、
  今日は空ばかりに気を取られていたものです。
  









【梨園】




   さて、いつの間にか
  私の心は、
  『アンの世界』
  彷徨(さまよ)って。

   今年は暖かいけれど、
  さすがにこの時期に
  なると、見慣れた
  景色も様変わりして
  いる事に気付きます。

   つい最近まで、
  樹木だけでなく、
  道端の野草だって、
  あんなに彩り
  溢れていたのに、
  冬枯れの様相に。

   何だか心配して損
  した気分・・?

   そして、天まで届く
  かのように聳(そび)
  え立っている、
  「メタセコイア」 も
  オレンジの葉を
  すっかり落とし、
  スッキリした姿になっているではありませんか。

   木全体がオレンジに染まっていた時は、
  「金の松明」 と呼んでいた私。

   今日は、「真っ直ぐの国の木」 と呼びましょう。
  ~なんて。

   ここは、見覚えのある梨園。     
  手前の梨の木が綺麗に整理されています。

   それでも今はまだ痕跡を留めていますが、
  そのうち思い出そうとしても思い出せなくなるかも知れませんね。

   ただ、ゆっくりゆっくり整備されているようで、
  余韻に浸る時間は、たっぷりあるようです。
  感謝しなければ・・。

   まだまだ、 『アンの世界』 のような牧歌的な雰囲気が、
  ここには十分、ありますから。  

日々雑感

2016-01-08 18:03:18 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)

【モノトーンの世界】


【金の焔 ~「小手毬(コデマリ)」】


【モノトーンの中の華やぎ ~ 「ヒマラヤ雪ノ下」】


【モノトーンの中の華やぎ ~ 「薔薇」】









炉辺荘では朝起きる時、
今日はどんな事があるかという突然の不安に
胸を刺しかれない者はなかった。
「しかもあたしはあんなに
朝を歓迎していたのに」
と、リラは思った。     
                  【「アンの娘リラ」 第11章】








   全く何もない快晴の空で明けた今朝。
  その後は意外にも重い空に。
  尤も午後には雲も切れましたけれど。

   それにしても寒くなると言いながら、
  一向にその気配はありません。
  1月と言えば、一年中で一番寒い季節ですのに。

   暖かいのは過ごし易くていいのですが、
  何とも複雑な気分です。

   それでも小さな庭の微かな変化。(冒頭の写真)
  枝を落とした野村紅葉のモノトーンの世界。

   金の葉っぱを沢山付け、まるで松明(たいまつ)
  のようだった小手毬は、葉っぱが僅かになり、
  今では、チョロチョロ燃える焔のよう。

   かと思えば、色鮮やかなヒマラヤ雪ノ下の大きな葉。
  全く変わらない緑のままのものもあって、対照的です。
  今年に限って、ここまでかなりの時間がかかっています。








 







   
   ところで昨年から引き続き、
  相次ぐテロに加え、キナ臭い世界情勢。

   サウジアラビアとイランの国交断絶、
  北朝鮮の拉致解決は愚か、水爆実験等など・・。

   あろう事か、第三次世界大戦? の声もちらほら。
  勿論、杞憂に終わる事を切に願っていますが。

   前述の 『アンの世界』 での戦争は、第一次世界大戦。
  そこから100年後の世界も何も変わっていないのは確かです。
  人類はなぜ、過去から学ぶという事をしないのでしょう。

   そうそう、すぐ隣りには歴史の捏造と反日に力を注ぎ、
  十年一日、金科玉条の如く、謝罪を求めている国もありますね。

   こんな時、「日本の不幸は中国と朝鮮半島だ」
  から始まる、福沢諭吉の 「脱亜論」 に行き着きます。

   100年前も今も、かの国々は全く変わっていませんものね。
  改めて福沢諭吉の凄さを思います。
  一万円札を精一杯、崇拝すると致しましょう。