空は紺青に晴れ渡り、 太陽は燦々と照り輝いて暖かい日だった。 そよ風が牧場や果樹園の上を そよそよと撫でていた。 陽当たりの良い丘や野原には、 点々と花を散らした若草が萌えていた。 【「アンの青春」 第13章】 |
たいそう暖かく、快晴の空となりました。
しかしながら起床時には白く霞んでいたものです。
そう言えば昨日の天気予報で、
黄砂の事を言っていましたっけ。
「明日は、お洗濯日和ですが、
もしかすると黄砂の影響があるかも知れません。
取り入れる際には、はたいて下さい」 と。
ところで、何気に眺めた里山。
桜は、まだまだと思っていましたのに、
すっかり淡いピンクに染まっているではありませんか。
となれば・・。
今日は外出するつもりは更々なかったのですが、
急遽(きゅうきょ)出掛ける事に。
大急ぎであり合わせの物を詰め、
勇んで出て来ましたが、
五分咲きから七分咲きといった所でしょうか。
明日が雨の予報でなければ、
慌てる事もありませんでしたが、仕方ありません。
それでも昨日は、全然だったのですから、
開花となると、アッという間ですね。
桜は一瞬の輝きだから美しく、
人々を魅了するのでしょう。
鮮やかに咲き、鮮やかに散る・・。
だからこそ、こんな風に心にも残るのですね。