今日も朝から蝉時雨。
ほとんどが、「ジッ、ジッ、ジッ、ジ～ッ」 と鳴く、
「クマゼミ」 ですが、そう言えば・・。
昨夕、「スイッチョ～、スイッチョ～・・」 と、
鳴いているのを聞きましたが、一体、何の蝉なのでしょう。
一頃は、その蝉が鳴かなくて心配もしましたが、
心配する事はありませんでしたね。
今では、寧ろ、しっかり鳴いて・・
～なんて、思っているのですから。
地中で、何年も何年も過ごしたのに、
脱皮してからは僅か数日の命なんですもの。
さて、ハイビスカスは、毎年良く咲く花ですが、
今年は殊の外、次から次へと
花芽を付けてくれています。
夏の花らしく太陽が良く
似合い、その姿は華麗です。
ハイビスカスは、一日花。
その花を楽しんだ後は・・。
今度はこうしてポプリの出番。
何とも頼もしい花びらです。
そして私も嬉しい悲鳴を
連日のように上げる事に・・。
上の花びらは、
ここ一週間位のうちに溜まったもの。
しっかり乾燥したそれは、
お気に入りの保存瓶に入れて、しっかり保存。
ハイビスカスのいい所は、乾燥がとても早い事。
月日を置いても、ほとんど変色がありませんし、
とても扱いやすい花びらです。
昔は、例えば・・アンの時代なら、花そのものに、
まだまだ沢山の香りがありました。
でも現代は残念ながら、その香りは少なくなって来ています。
それで、自分で香りを調合する訳ですが、
その香り作りは毎日の生活にも潤いを持たせてくれています。
花びらが必需品なので、当然花びらを扱いますが、
何より花と遊ぶ・・という、心のゆとりも嬉しいですし、
子供の頃の花摘みを思い出します。自分の育てた花ですし・・。
そして、香り作りは・・。
同じような香りを作る事は出来ますが、
二度と同じ香りは出来ません。
形のないものは、音楽と一緒ですね。
特有の神秘性を持って、雰囲気も演出してくれます。
こういう所も、ポプリに引き込まれてしまった
原因の一つになっているのかも知れません。
ピアノの練習に疲れた後、
お気に入りの瓶の蓋を開けて、そっと香りを嗅ぐ・・。
そうそう、ハイビスカスで思い出したのですが、
今日見ましたら・・。
あの横向きの典型、オレンジ色のハイビスカスが、
上を向いて来たような気が・・。
花も又、神秘と幻想の世界ですね。
こちらは、つい先程の南の空です。
ひょっとしたら夕立ち？ と、
ニュースで言っていましたが、
その気配すら、ありません。
PCの温度計では、
私達の街の気温は今、
35℃なんて載っています。
何という暑さなのでしょう！