【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

日溜まりの中の春

2008-02-29 18:38:24 | 四季のスケッチ




   こんな、いかにも冬空と言った
  感じで明けましたが、日中は、
  お日様も出て暖かくなりました。

   今日の空は、青空と言っても
  薄~い青です。大好きな水色の空。

   そこに白い雲がふわり、ふわり・・。
  長閑(のどか)な光景です。

   日溜まりの中で、こんな空を
  ボ~ッと見ていました。
  それでもすぐそこに春を感じます。

   今日も外に出ると、今の季節、独特の春の匂いを・・。
  これで2度目です。明日から3月。
  カレンダー上から言っても、もうそろそろですね。

   そして、夕方の空は ↓ 海こそありませんが、
  こんな描写の空になりました。お月様は、大丈夫でしょうか・・?

 



   “かもめが群がる砂丘や岩鼻に、夕闇は
  ぼんやりした、すみれ色のカーテンを掛けていた。
  空は絹のスカーフのような、
  もやに微かに覆われていた。”

                                   【「アンの夢の家」 第9章】



  お隣の枝垂れ梅の花が、
  見事だと見とれていましたら・・。

   我家の鉢植えの梅にも、
  花が咲いていました。

   こちらは、ちらほらと、
  可愛いものですが・・。
  でも香りだけは、一級品です。

   そして春を告げる鳥と言えば、
  鶯ですね。まだその声は耳にして
  いませんが、待ち遠しい声です。

   春になって初めて鳴くその声は、
  「初音」 と言うのだそうです。(~『美人の日本語』 より)

   「梅に鶯・・」 は、有名ですが、本当は、「めじろ」 だそうですね。
  そうそう、この鳥にはもう一つ、 『歌詠み鳥』 と言う、
  素敵で、ロマンティックな名前もあるそうですね。

   「梅日和 この世かの世の さざめき充ち」 
                              
~伊丹三樹彦 

春の足音

2008-02-28 16:23:27 | 四季のスケッチ


   



   今日の朝の空は、目まぐるしく変わるものでした。
  起床時は、屋根に薄らと雪。
  その後、本当に美しい、すみれ色の空なのに雪がチラチラ・・。

   でも、その時間は僅かで、今度は一面の青空。
  雪は舞いましたが、思った程寒くありません。
  それどころか、珍しく暖房を消す時間もあった程・・。

   ところで、我家の三色すみれ達、この所の雪や雨でこうべを垂れ、
  俯いてばかりでしたが、今日は頭を持ち上げて来ました。
  本当に嬉しそうに・・。

   後2日で3月ですものね。
  寒い、寒いなんて言っても、春はもうすぐ!

   今年ばかりは、春が待たれます。
  寒いのは嫌だけれど、こんな感情も久し振りで、
  ある種の感慨に浸っています。

   そうそう、もう一方の例の薔薇・・。
  昨日、やっと背を伸ばしたのに、朝は又、雪を被り、心持ち前傾姿勢。
  今年の冬は、とりわけ冬が厳しく、こんな状態でもうすぐ3カ月。

   四季があるって、いいですね。
  寒くても春があるから春を待ち、暑ければ暑いで秋を待つ・・。
  そこには、希望があります。

   こんな素晴らしい地球を人間の手で、
  壊すような事が決してあってはなりませんね。

   


   「1年は本のようなものね。
  春のページは、さんざしとすみれに書かれているし、
  夏は薔薇に、秋は楓のもみじ葉に、
  冬はひいらぎと常緑樹にね。」
            
                        【「アンの愛情」 第22章】 (引用②)



   今年の冬は、寒かったけれど、
  三色菫は良く咲いてくれました。

   尤も、去年の秋からですから、
  当然かも知れませんね。

   菫に関しては、ほとんど季節感が
  なくなった? ような気がします。

   その花びらは、今年もこうして
  ポプリへと姿を変えました。

   ここには、先日のコーン型の
  お香が、香り付けのために入っています。

冬の色

2008-02-27 16:56:02 | リラのお気楽ユメ日記


   


   昨日の雨は上がり、今日は概ね晴れの天気になりました。
  天気予報では、ひょっとしたら雪・・? との事でしたので、
  ほっと一安心です。それでも、外の気温は5℃とか。
  相変わらず、寒いです。

   太陽が輝いてくれると、やはり嬉しいです。ただ、冬の空ですね。
  青空になったかと思うと、真珠色の空になったり・・。忙しい空です。

   昨日の雨は、昨夜のうちに上がったのですが、
  ちょっとだけ風も・・。“風” と言うと、思い出すのは アン
  アンは、風と大の仲良しなのですから。

   


   “・・・その晩も暴風は凍てついた牧場や黒々とした
  窪地の上をヒューヒューとうなりを立てて飛来し、
  道に迷った者のように、幹の周りをうめき回り、
  ガタガタ震える窓ガラスに、鋭く雪を打ち付けた。”
                        
   「みんな毛布にくるまって、
  自分達の幸運を数え上げて、感激しているような晩ね。」
                  
                                  【「アンの愛情」 第8章】

   


   こんな風ですから、もう嵐。
  いいえ、雪を伴っていますから吹雪ですね。

   それでも、アンの “幸運を数え上げる・・”
  ~なんて発想には、改めて脱帽です。
  何と言っても、この手に限りますね!



    今日は、愛車を車検に。
   そう言えば・・。

    最近は、自転車ばかりで
   車には、とんと御無沙汰です。

    車が戻って来たら・・。
   もうすぐ3月なのですね。
   3月と言えば、もう春!

    久し振りに高速を飛ばしたく
   なりました。大好きなこの “Z” で。

春待ち香り

2008-02-26 17:49:51 | ハーブと香り雑学


   


   起床時には、降っていませんでしたが、今日は雨となりました。
  でも、いつ降り出したのか全く分からない静かな雨。霧雨です。

   この所の何もかも激しい、ドスン、ドスンと
  大きな音を立てているかのような天候からは、
  俄かに想像出来ません。

   この雨は今日こそ、一日家で出来る事をやりなさいと
  言ってくれているようで、たまには大歓迎です。



   ところで、薔薇から始まって、梅、桜、桃、フリージア、
  苺と・・春のものばかりズラリ並べた物とは・・。

   その正体は、お察しの通り、お香です。
  一足早く部屋の中は、春の香りで一杯!

   ただコーン型のお香は燃やしても時間が短いので、
  ほとんど使いません。それならと、三色すみれのポプリの
  中に入れてみました。いい香り・・。早速、玄関先に。

   もう少し時間が経つと、
  もっとしっくりした香りになるに違いありません。

   お香を入れた箱の中にも、花びらを・・。
  こんな他愛のない事も結構、心楽しいものです。

   そうそう、本棚の整理をしていましたら・・。
  「あしながおじさん」 の本が出て来ました。
  これは随分、昔に姪が忘れて行った本・・。

   つい何気なしに手に取り、パラパラ・・。
  すると、こんな文章に出会ってしまいました。

   


   “私は幸福の真の秘訣を発見しました。
  それは現在に生きる事です。
  いつまでも過去を悔む事なく、又、将来を案ずる事なく、
  現在のこの瞬間から得られるだけのものを得るのです。
  この世って、本当に楽しいところね!”


   


   主人公の 「ジルーシャ」 の手紙の中の言葉です。
  「アン」 に通じる所がありますね。奇しくも、孤児というところまで・・。

薔薇の秘密

2008-02-25 17:00:06 | 四季のスケッチ




   今日も、起床時は昨日と
  同じような雪景色となりました。

   それでも午前中は、
  雪が降ったりやんだりして
  いましたが、午後になると
  それも治まり・・。

   そうそう昨夜は、お月様が
  屋根を白くした雪と共に、
  東南の空に輝いていました。

   昨夜は18日の
  お月様ですから、居待月いまちづき
  (座って待っているうちに出て来る月)
  その反射で、二階の部屋は、ほんのり明るくなっていました。

   


   “・・・肩掛けに頭からすっぽりくるまり、
  暗い金色の夜景の中に出て行った。雲は去り、月が輝いていた。
  空気は鐘の音のように冴えて冷たかった。”

                                   【「アンをめぐる人々」 10.】

   



   満月からまだ3日目なので、ほぼ丸いのですが、
  欠けて行く月のせいでしょうか。

   昨夜の月は、先日と違って
  何だか優しく微笑んでいるようでした。

   それにしても、“空気は鐘の音のように冴えて・・”
  この表現、あまりにも的を得ていて、感服!

   さて、今日も話題は薔薇。
  例の如く、いつもの薔薇ですが、今日は薔薇の秘密を
  ちょっぴり、垣間(かいま)見てしまった気分です。

   いつもスッと背を伸ばしたその姿には、
  なぜか近寄り難いものを感じていた私。

   さすがに昨日からの雪の重みに、
  僅かですが腰を曲げてしまっています。

   雪が溶け、元の姿に戻ろうとすれば又、次の雪が・・。
  凛としたその姿の陰には、人知れない? 
  努力があるという事を知りました。




【戻って来た青空】

後戻りした季節

2008-02-24 16:04:49 | リラのお気楽ユメ日記
 




   こちらは、先日以上の
  大雪となりました。

   昨夜、休む前には明り取りの窓の
  外が、やけに明るかったものです。

   月の光? なんて思って見ましたら、
  もう既に雪が積もっていました。

   それにしても冬に、こんなに沢山
  雪が降るのは初めての経験です。

   そして、真っ先に
  私のする事と言いましたら・・。

   雪の重みで、思い切り深くお辞儀をしている
  例の薔薇に積もった雪を払い除ける事なのです。

   幸い、身体が? 柔らかいので一時、
  しなっただけで、すぐに元の凛とした姿に戻ってくれました。

   でも、ちょっとこれでは他の植物に対してえこひいきだと思い直し、
  パパッと払い除けましたが、おざなりな事は否めません。

   それでも今日は太陽が輝き、道路の雪はあらかた溶けたものの、
  又、チラチラと降り出しました。一体、どうしたのでしょう。
  春から真冬の寒さに逆戻りです。














   


   ところで、昨日のオルゴールCDの続き。
  7機種の中に、ストリートオルガン(スイス製)による
  曲も含まれていて感激。

   パイプオルガンと同じ音の出し方をしますが、
  その音は素朴です。

   外国映画で街頭などでオルガンを弾き、
  帽子にお金を入れたりする光景を
  ご覧になった方もあると思います。
  その昔、大道芸の一つとしても親しまれたようです。

   このオルガンの大型のものは、町の教会などで、
  パイプオルガン代わりに使われた事もあったとか・・。

   そして、森のコンサート。
  森の香りと共に、もう一度癒やされた事も付け加えて置きます。

   アンのいう所の “妖精の棲む森” に、
  迷い込んだ気分になりました。

オルゴールで “森の癒し”

2008-02-23 16:41:36 | 音聴箱
   今日も、こんなほんのり桜色・・と
  言うより、菫色の空で明けました。

   今朝も、冷え込みはありません。
  それは、そうと・・。

   昨夜は、お月様、
  空に出ていなかったような・・?

   尤も、昨夜に至っては、じっくり
  夜空を眺めた訳ではありません。

   その前日、“月夜の薔薇” を見て、
  すっかり安心したせいかも
  知れません。

   今日も穏やかな天気と思っていましたが、
  お昼前から風が・・。どうやら 「春一番」 かも知れませんね。

   普段は、本当に静かなのですが、
  珍しく、窓ガラスをゴトゴト揺らしています。

   


   “男の心は――女の心も同じだが――
  春になると軽やかになる。
  ・・・・・それは人間の心を揺すぶり、
  子供時代の素朴な喜びを味わわせる。
   それは人間の魂を目覚めさせ、出来るものなら、
  神と手を握り合うほど神の身近に連れて行く。
   脅威と蘇りの生活の季節であり、
  若い天使が創造の喜びに静かに拍手を送る時のような、
  内も外も非常な歓喜に満ちた季節である。・・・”
                     
                             【「アンをめぐる人々」 5.】

   


   今年は、思いがけない寒さに驚いたりしましたが、
  2月なのに、ここ何日かは、春を感じてもいます。それに比べ・・

   『アンの世界』 の人々が、いかに春を切望していたか・・
  冬の厳しさが、どんなに過酷であるか・・想像出来ます。



   その、ともすれば汗ばむような
  日でもあった昨日。

   映画はやめたものの、街の
  CDショップに出掛けました。

   実は、先日の映画、
  【4分間のピアニスト】 のサウンド
  トラック版を求めに。

   なぜか最後の不協和音の曲が
  気になって仕方なかったのです。
  でも生憎、置いてありません
  でした。

   聞けば、今フランスで活躍している日本人の兄弟ピアノデュオ、
  「レ・フレール」 の『クロス第3番』 と、言うではありませんか。
  ネットで探してみようと思います。

   代わりに買って来たのが、正反対と言っていい、    
  アンティックオルゴールによる、CDです。

   オルゴールは、それを聴く事によって
  様々な 【健康効果】 があるそうですね。

   そればかりでもないのですが、
  私自身オルゴールの音色には、癒されますので・・。

   しかも、カリオペ(ドイツ製)、
  オーバーチュアオルゴール(スイス製)等など・・
  7機種を使って20の演奏曲目が入っています。

   曲は、オペラの間奏曲や序曲が中心になっていますが、
  CDタイトルの「森のコンサート」 通り、
  森林浴にでも浸っているような気分にさせられます。
  今度は、「森の香り」 のお香と共に聴いてみましょうか・・。

   春一番・・なんて、言いましたが、先程から雪!
  今日は、何と天気がコロコロ変わるのでしょう。
  天気予報、当たりますね。  

満月の薔薇

2008-02-22 17:36:07 | 四季のスケッチ




   今日の空は、一転して
  冬空からパステルカラーへと
  模様替えの様相です。

   それもその筈、ここ3日ばかり、
  春がやって来ました。

   そしてこの季節になると、
  感じる独特の春の匂いも伴って。

   今日は、都心部まで映画を
  観に行くつもりでしたのに、
  結局やめてしまいました。

   この所の “億劫病”? が、ついに幅を利かせてしまったのです。
  所謂、アンの言う所の “室内と戸外の優劣”

   又もや室内が勝ってしまったという訳です。
  近くには出掛けましたので、“近い病”? かも知れませんね。

   そうそう、昨夜は満月でしたね。
  今回ばかりは、ちょっぴり期待していたのです。
  と言いますのも、薔薇にお月さまは似合うと言いますから・・。

   折しも、例の薔薇が (蕾ですが) 咲いています。
  東の空から移動して南の丁度、薔薇の上に
  移動するのを今か今かと待っていた私。

   丁度、真上という訳には行きませんでしたが、
  青白い月の光が薔薇を仄かに照らすさまは、幻想的でもありました。

   そう言えば、アンはお月さまが大好きなのですよね。
  それは、次の言葉からも窺い知る事が出来ます。

   


   「・・・月夜に眠るなんて、
  時間が勿体ないといつも思っているのですけれどね。・・・
   でも、早く目を覚ましてお化けの森から射し染める、
  明け方の微かな光を見る事にしましょう。
  空は、珊瑚色になり・・・・・」

                           【「炉辺荘のアン」 第1章】(引用②)

白い黄昏

2008-02-21 17:26:48 | 四季のスケッチ
   今日は、昨日以上に暖かく、
  雲一つない空となりました。

   こんな空は、
  何日振りの事でしょう。
  本当に360度、何もない空です。

   そして、この冬初めて、
  強烈な冷えもなく、
  寝覚めも快適でした。

   



   “美しい冬の黄昏は、
  白い世界を紫に染め、
  一同がそりを駆る小道では枝さしかわす
  野生の桜の木が、霜で宝石のように煌いていた。
   足元では雪がきしみ、パリパリ音を立てた。
  葉の落ちた水木を
  風がヒューヒュー号泣しながら吹き渡っており、
  木々の上では空が銀の丸天井のようで、
  西の斜面には、一つ二つ星が光っていた。
   そちこち地上の星のように暖かく輝いているのは、
  果樹園や樺の木立ちに気持ち良く包み込まれた、
  家々であった。”

                            【「アンをめぐる人々」 13.】



   2月が冬の中では、一番好きな
  季節である事は、以前にも記しました。

   それは、黄昏にあるのかも知れません。
  その美しさに・・。

   あれは、今ではすっかり遠くなった学生時代・・。
  最後の試験のため、レッスン室にこもって、
  練習していたものです。

   今は苦しいけれど、これさえ終わったら、
  長い休みに入る・・。
  浮き々するには、十分過ぎるものでした。

   そんな時・・。
  窓を染める紅い夕陽に、思わず心を奪われ・・。

   今思うと、希望ある日々でした。
  この頃からです。2月が好きになったのは・・。

   勿論、それだけではありません。
  でも、甘酸っぱい思い出と共に、その頃の光景が蘇って来ます。

   それにしても、『アンの世界』 の
  黄昏の美しさは、格別なもののようです。

   冬の自然が厳しい分、
  何か底知れない美しさを秘めている・・そんな気がします。



   上の写真は、黒鉄黐
  (くろがねもち)です。    

   夏に咲く淡紫色の花は、
  地味ですが、晩秋に赤く熟す実が、
  冬中庭を彩ります。

   真っ青な今日の空。   
  今宵は、満月でもありますね。
  美しい夜の予感。

    「もちの実の 赤々と 
       ひよ高鳴く日」
   
                         ~今牧 茘枝

「浅い春」 の廻り径

2008-02-20 19:15:15 | レトロ(素敵)な空間~散策




   昨日の 「雨水」 の後の今日は、
  快晴の空となりました。

   それも、思わず “春!” を予感
  させるような、こんな桜色の空。

   と言っても、
  午前中だけの事ですが・・。

   つい4日前にも記したばかりですが
  今は、まさに、「早春賦」 の
  詞の通りの季節なのですね!

   “春は、名のみ、谷の鶯も
  歌い出したいけれど、風の寒さのため、
  まだ時にあらずと声も立てない” のでしょう。

   今日なども日中は暖かかったのですが、
  日が落ちると思いの外、風は冷たく、
  まだまだ気は緩めません。寒さも、繰り返しますものね。

   折しも、その鶯について、昨日のコメントで
   blue camel さんに次のように教えて頂きました。

  “鶯には 「地鳴き」 と 「囀(さえず)り」 の
  2種類の鳴き方があり、前者は年中聞く事が出来る
  「ジュッジュッ」 という地味な声。後者は「ホーホケキョ」。

   暖かくなって来なければ、後者の鳴き声をしない。”
  ~のだそうです。(2/19付、コメントより)



   今年の冬は、例年より寒いので、
  出来るだけ外出しないように
  しています。

   よしんば外出したとしても、
  一目散に帰って来る始末。  

   今日は、買い物帰り、
  本当に久し振り、廻り道です。

   まだ現役のこんな建物が・・。
  今では本当に珍しくなりました。

   自転車を押して、てくてく歩きます。
  今度は、あの筋を左に・・。



   そこは、異空間。
  ちょっと横に曲っただけですのに。
  すると・・。

   大きな木に何やら札が・・。
  「○○の古木」 と書かれています。

   敷地内にこんな大木。しかも市の看板。
  “今は、葉っぱがないからいいけれど・・”
  (独り言) なんて。

   途中からは、ほとんど歩きになりました。
  帰ったら、“もうポストに夕刊が・・。”

   それもその筈、どうやら今日も、
  思わぬ時間を取られてしまったようです。