今日も、
カンカン照りの空で明けました。
ただ昨夜半には、かなり強い雨が
降り、庭の木々や草花は、
雨露に濡れ、光っていました。
そんな日の朝の庭は、
キラキラ~ッと光って
気持ちいいですね・・
~なんて、言いたい所ですが、
朝から30℃に、到達しそうな気温では、
そんな訳には行きません。
どちらかと言えば、湯気が立ちそう?
そんな気配なんですものね。
そう言えば・・蝉、朝から一度も鳴きません。
この暑さに、すっかり気後れ? しているのかも知れませんね。
それでも、午前中は、ひょっとしたら夕立ち? なんて思わせる雲も、
写真のように出ていたのですが、今は、入道雲に変わっています。そう言えば・・。
“鯖雲は 晴天 のしるしであり、
馬の尾雲は 風 が出るというしるしであった。
朝焼けは 雨 の前兆であり、小ドナルドの丘の鬱蒼とした
樅の木が、くっきり真近に見える時も雨の前触れであった。”
【「丘の上のジェーン」 第21章】
【「暁の海」・「ヘブンリーブルー」】
さて、この白の朝顔、
咲いている事に全く、気付きませんでした。
気付いたのが、とっくに日が高くなってから
ですので、花びらがフリルになっているのは、
仕方ありません。
私とした事が、迂闊(うかつ)でした。
他にも枯れて茶色になっているのが、2、3輪。
ゼラニウムに隠れるように咲いていたのですね。
早速、表に出したのは、言うまでもありません。
それにしても、こんな大輪のものが、
人知れず咲いていたなんて・・。
そして、一休みしていた、
「ヘブンリーブルー」 も、再び咲き始めました。
でも、もう少し早起きしなければ、いけませんね。
これだけ灼熱の太陽に、照らされれば、すぐに萎れてしまいます。反省です。
“ジェーンは花に水をやるのが好きだった。
大地が少し乾き、
花が懇願するように項垂れている時は、殊にそうだった。
庭はジェーンに報いた。
その人が触れば、ものが生長するという類の人々がいるが、
ジェーンもその一人であった。
雑草は1本も顔を出す事を許されなかった。
ジェーンは毎朝早く起きて草取りをした。
日が海の上に射し出る時に目を覚ますのは素晴らしかった。・・・”
【「丘の上のジェーン」 第17章】
今日も、『赤毛のアン』 と同じ作者、モンゴメリーの作品から。
この ジェーン も、アンと同様の性格。
ジェーンをそのままアンに置き換えても、全然違和感はありません。
私の中では、既に、アンもジェーンも一緒になっています。