【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

青色吐息

2010-06-30 18:05:18 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編



   梅雨に入ってからは珍しく、
  太陽がカ~ッと
  照りつけていた起床時。

   未明まで(最後まで)
  見て休んだ、サッカーWC、
  日本対パラグアイ戦。

   オレンジの輝く太陽の光と、
  気分のギャップ。夢と現実・・。

   瞬間、“試合、負けたんだ・・”
  ~なんて、脳裏を掠めたものです。

   でも、延長戦まで戦った死闘。
  最後のPK戦負けは本当に残念でしたが、
  勝利の女神が偶々、パラグアイの方に
  微笑んだという事でしょう。

   それにしても出揃ったベスト8は、
  当然の事ながら、そうそうたる顔ぶれ。

   居並ぶ強豪たちを相手に日本、
  ここまでよく・・と思います。

   日本戦は、これまでヒヤヒヤの連続で注視出来ませんでしたが、
  これからは、ゆっくり落ち着いて世界のサッカーを楽しむつもりです。









     さて今日は・・。
    これからはもう見る事の出来ない、日本のサムライブルーに敬意を表し、
    青色のカップで珈琲を頂くとしましょう。

     となれば、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店と致しましょう。
    カップだけでなく、周辺の雑貨も一応青色にしました。
    こんな何気ない、その時々の、こだわりも心愉しい事の一つです。


   それでなくてもカップは、
  大好きな瑠璃色。

   その濃淡で渦を巻いた
  ようになっているのですが、
  見えませんね。(内側)

   その上、産地も
  分かりません。
  受け皿は楕円形です。

   そうそう一昨日、主人から
  勧められた宮部みゆき作、
  「魔術はささやく」 読了。

   同じように合間、合間に読むのは、
  これまでと同じですが、黙読ですと早いですね。

   一旦は音読していましたが、
  それには及ばないような気がして止しました。

   文体に慣れている・・という事もあるかと思いますが、
  やはり私は、女流作家(推理)では夏樹静子が一番好き。
  行間から滲(にじ)み出る上品さも。

   尤も作品自体は面白かったのですが・・。
  ただ、文章自体も平易で分かりやすかったような気がします。

   そんなこんなで、この次は初めの予定通り歴史物を。
  取り出したのは今、人気の藤沢周平。

   題名は 「漆の実のみのる国」。(上下巻)
  米沢藩が舞台のようです。少し読み始めた処ですが、
  暫く藤沢ワールドにのめりこみそうです。   

青い旋風

2010-06-29 16:20:16 | リラのお気楽ユメ日記

【紫陽花】




   梅雨らしい、
  鬱陶しい天気が
  続いています。

   降りそうで降らない
  優柔不断な空。
  かと思えば、太陽が・・。

   何とも気の弱そうな
  太陽ですが、同時にそれは
  気紛れでもあり・・。

   おまけに凄い湿気と
  来ているのですから
  たまりません。

   午後には60%台に
  下がるものの、午前中は
  連日70%越え。
  不快指数100%です。

   そんな中でも、
  思わず目を奪われ、
  途端に爽やかな
  気分になるもの。

   (昨日も記しましたが)
  ここに来て俄かに青色を
  濃くした紫陽花です。

   やはりこの時期、
  青い花は、ひと際目を惹きますね。

   余談になりますが “青い花” と言えば・・。
  ノヴァーリスの小説に同じタイトルのものがあります。(邦題)

   主人公が夢に見た花であり、
  現実には到達し得ない理想への憧れの象徴。

   確かに “青い花” への憧憬は、人間の心理の中にありますね。
  薔薇だって青い薔薇を作り出したくらいですから。










   その青い花の典型である紫陽花や
  コモンセージに続き、
  「ボッグセージ」 も
  今朝開花しました。

   そう、今晩行われる、
  サッカー日本の試合、
  パラグアイ戦に
  合わせるかのように。

   前置きが長くなりましたが・・・
  いよいよ今晩は待ちに待った、 
  パラグアイ戦ですね。

   今晩の試合でも日本が勝って、
  “青い奇蹟” から今日の
  タイトルでもある、“青い旋風”
  を全世界に巻き起こして
  貰いたいですね。

   最後になりましたが、
  「ボッグセージ」、見るからに
  涼しげな青い花です。(水色)     

午後のお茶はミステリアス!

2010-06-28 15:51:15 | A・クリスティーの館



   今日は意外や意外、
  青空が出ています。

   しかしながら朝の
  湿度は、ゆうに70%を越え、
  まさに蒸し風呂状態。

   さすがに午後には
  下がりましたが・・。
  (60%ちょっと)

   そんな中で、
  (先日から記していますが)
  半夏生の白や、一頃より青色をより増した紫陽花が
  一服の清涼剤になっています。


     さて、合間、合間に読み進めていました、
    アガサ・クリスティー作 「スタイルズ荘の怪事件」、やっと読了。

     二転、三転する犯人像にまたもや翻弄され、真犯人はハズレ。
    結局、今回は一番犯人らしい人物に納まりました。
    
   クリスティーにとっては逆に、
  これが意外性なのかも知れませんね。

   でも、今になって思いますと、
  処女作という事を鑑(かんが)みれば、妥当だった・・・

   いいえ、ポアロの口癖である 「灰色の脳細胞」 を駆使しても、
  それ以上に衰えている私の脳細胞では、とんと分かりません。










 
【エメラルドグリーン → グリーンに】

   




   それにしても、今回も英国の古き良き時代の上流階級が舞台です。
  その中で、やはり興味をそそられるのは、
  さり気なく触れられる午後の紅茶。
  尤も、珍しく珈琲とココアも登場して来ましたけれど。

   そして、ほとんど描写されていませんのに、
  「スタイルズ荘」 というお屋敷が、
  なぜかイメージされてしまうのです。

   それに続く森の小径までも・・。
  クリスティーの魅力は、こういう点にもあるのでしょうね。

   次の本は、さすがに・・クリスティーは、お休みです。
  久し振りに歴史物でも・・なんて思っていましたら・・。

   主人から宮部みゆきの 「魔術はささやく」 を勧められました。
  とても面白いからと。これもミステリーです。
  でも、その前に挿絵が美しい上の本で一服。(「ウィーン四季暦」)

   ところで、今日も 「マロウティー」 です。
  ミステリアスにその色を変える、このお茶は、
  やはりミステリーにピッタリですね。


   初めはブルー(エメラルドグリーン)のお茶も、
  時間の経過と共に美しいグリーンに。
  これぞ、本物のグリーンティー・・なんて。   

雨上がりにかかった魔法

2010-06-27 15:52:55 | 四季のスケッチ







   昨日、一日中降り続いた雨は、
  朝には上がりました。

   それにしても、
  よく降りましたこと!

   昨、夜半など、
  叩きつける雨でしたから。

   それでも雨上がりの朝は、
  辺り一面、魔法がかかっていました。
  アン の言葉を借りるなら・・。

   “しっとりと雨に濡れた
  木や草花は銀糸で織った
  布地のように輝いていた”

  ~なんて事になるのでしょうか。

   特に 「薔薇」。
  葉っぱの周りに、ぐるり・・
  まるでビーズを付けたようです。

   雨粒さえも美の糧(かて)に
  してしまう、したたかさ・・?
  さすが、花の女王ですね。

   一方、「半夏生(ハンゲショウ)」。
  こちらは雨を全部吸収してしまったようです。

   内面を十分潤したものですから、
  瑞々しさは一段と増しています。

   雨の宝石など身に纏(まと)わなくても十分、
  イケると読んだのでしょうか・・?

   何せ、「美白の女王」 ですものね。
  その姿は、艶やかです。










   朝、ピンポ~ン! 
  と宅急便が届きました。

   何と石垣島から。
  全然、覚えがありません。

   送り主の名前を見て
  納得しました。

   先日の石垣島で会った、
  学生時代の友人から。

   甘~い香りが鼻孔を
  くすぐります。

   あちらは、19日に梅雨が明け、
  今、酷暑との事。
  早速、お礼状書かなければ・・。      

白い見返り美人

2010-06-26 17:57:37 | ハーブと香り雑学

【「半夏生」(ハンゲショウ)】
 


   今日の天気予報は、曇り。降水確率40%。
  しかしながら雨は、朝から1度も止む事なく、断続的に降り続いています。

   確か、お昼前頃には晴れ間も・・なんて言っていた筈ですが・・。
  でも、たまには、こんな事もありますね。

   一方、庭に目を遣(や)れば・・。
  ついこの間まで庭を席巻していたのは、白十字のどくだみの花。
  (尤も花の付いた、どくだみは私が収穫してしまったのですが・・)

   代わって今度は緑の中に、ヒラヒラと白い蝶。
  勿論それは、ご覧の通り 「半夏生(ハンゲショウ)」 です。

   紐解けば、この植物も 「どくだみ科」 なのですね。
  道理で・・と思う事、しきりです。ここ何日かで一気に増えた気がします。

   どくだみ科と言うからには、やはりどくだみと同様の薬用効果があるようです。
  煎じたものは、利尿、むくみ、解熱、解毒、黄疸に。
  又、腫れ物、おでき、皮膚病には生葉を揉んですり潰したものを患部に外用します。

   この 「半夏生」、「半化粧」 とも記しますが、別名は 「片白草」。
  私は、なぜか女性の白いうなじを連想してしまいます。
  
   姿、形も然る事ながら、「ハンゲショウ」 という言葉の響きからも。
  花言葉は、「内に秘めた情熱」。納得です。

   さて、折角ですから白関連の花で。
  「折鶴蘭」 の花が咲きました。
  
     前述の 「蝶」 から
    今度は、「鶴」 ですね。 

     花言葉は 「守り抜く愛」、
    「祝賀」 とか。

     その花言葉通り、この花は、
  「長寿の贈り物」 に良いそうです。

     一方では、この折鶴蘭、
  「猫草」 とも言われているそうですね。
  
     猫が毛繕いのために食べた毛を
  吐き出すために食べる草だそうです。

   風に揺れる折鶴蘭と猫が戯れている
  姿は、想像するだけで楽しいですね。 

夜明けのティーは “サムライブルー”

2010-06-25 16:13:36 | ハーブと香り雑学

【夜明けのティー 「マロウティー」】



   今朝ほど気持ちの良い、
  嬉しい朝を迎えた事が、
  かつてあったでしょうか・・。

   サッカー WC予選、
  日本が勝ちました!

   デンマークに 3-1で快勝。
  決勝トーナメントに進出です。

   今朝からもう何度、
  ゴールシーンを見た事でしょう。
  何度見ても、シビレます。

   実はこの試合、試合開始が
  午前3時半という事もあって、
  一旦はベッドに。

   ところが丁度、
  試合開始時刻に目覚める始末。

   それからはどうにも
  目が冴えて眠れませんので、
  見る事にしたという訳です。

   テレビを点けた瞬間、
  凄い歓声。本田が FKを決めた直後でした。

   こうなれば・・見ない訳には行きません。
  いいえ、眠気なんて元々なかったのですものね。
  テレビの前に釘付けです。

   その後も点が入った事は、周知の事実ですね。
  これまでの試合の中では一番安心して見る事が出来ました。
  不思議な事に負ける気がしませんでしたもの。

   オランダ戦も 0-1の惜敗でしたが、優勝候補のオランダを結局、
  1点で良く凌いだという事なのでしょう。

   今日は、見違えるような試合運びでしたから。
  次の試合、パラグアイ戦が楽しみになって来ました。









   




   さて、サッカー WCカップ中、なぜか遠慮していた 「マロウティー」。
  日本のユニフォームと同じ色ですものね。

   でも今朝は、正真正銘の夜明けのティーを、
  同じく “夜明けのティー” と呼ばれている、「マロウティー」 ・・
  しかもサムライブルーの青色のお茶を飲ませて頂く事にしました。

   何と言ってもアウェイでの記念すべき、
  決勝トーナメント、突破ですものね。
  勝利の美酒ならぬ、勝利のお茶・・という訳です。

   生憎、今朝の空は真珠色の空。
  “夜明けのティー” 如く、空の変化も一緒に楽しむ・・
  という訳には行きませんでしたが、
  こんな行為そのものだけで、結構満足している私がいます。

   



   “・・・ 略 ・・・アンはハリソン氏が小径の向こうの畑で
  枯草を刈っているのを見て、
  よくも平生通り、あんなに落ち着き払って
  草など刈っていられるものだと思った。”

                                  【「アンの青春」 第17章】

   この アン の気持ち、分かる気がします。
  新聞配達のバイクの音を聞いた瞬間、
  私も同様の気持ちを持ちましたもの。

   そして、新聞を取りに玄関先に出た私を朝顔が、
  にっこり出迎えてくれました。

朱夏の序章

2010-06-24 17:36:07 | 四季のスケッチ


   梅雨の真っ只中とは思えない、
  カラッとした爽やかな朝を迎えました。

   透き通るような淡い水色の空。
  ふと、季節を忘れそうです。

   今朝は、このお天気が
  余程嬉しいのか鶯の声、しきり。

   そう言えば、昨夜もその声を
  耳にしたものです。

   “こんな夜更けに鶯(ウグイス)・・?”
  初めは錯覚かとも思ったものですが、
  間違いありません。

   さて、梅雨には寒色系の色が似合う
  なんて、つい先日も、言っていた私。

   快晴の天気に合わせるかのように、
  今年最初の、それも真っ赤な
  ハイビスカスが咲きました。

   ハイビスカスと言えば、赤。
  そして、いよいよ夏の到来を思わせます。 
  それに何と言っても、青空と太陽が似合いますね。

   それにしても、「私はあなたを信じます」 という花言葉通りの、
  疑う事を知らない屈託のない笑顔。
  
   ちょっと陽に焼けた女性の黒髪に殊の外、似合いますね。
  尤も、現在は美白全盛の時代ですから一昔前の話になるのかも知れません。

   そうそう先日の石垣島で、バスガイドさんが話していらっしゃいましたっけ・・。
  1輪挿すと 「恋人募集中」、2輪は 「恋人有り」、「婚約中」、沢山の花は・・??
  
   アレッ!? もう怪しくなっています。1輪、2輪も・・定かではありません。
  何分にも右から左へ抜けるのだけは最近、早くなっていますから。

   石垣島では生け垣にもなっていましたし、野山では自生もしていたハイビスカス。
  そんな処も驚きでしたが・・想い出は尽きません。

   ただ、このように民家の庭先に咲いている沖縄地方のそれは、
  在来種、【仏桑花(ぶっそうげ)】ですが、
  今、園芸店で売られているほとんどの物は、ハワイ系だそうですね。

   余談ですが、生協で青いハイビスカスを売っていました。
  青色が大好きな私の事、心は動きましたが、どうにもピンと来ません。
  結局、前から欲しかったサフランを買いました。

   折角ですので今日は赤い花に
  スポットを当てると致しましょう。

   冒頭の写真が、ハイビスカス
  でしたので、お次はブーゲンビリア・・
  と行きたい処です。

   でも、こちらはカランコエ。
  秋から冬にかけて咲く花ですが、
  今年は何を思ったか・・
  未だに咲いてくれています。

   5月頃、茶色になりましたので、
  いよいよ・・と思って切りましたら、
  再び咲き始めました。

   一方、今年はカンナが、
  まだ咲きません。

   尤も、このカンナ、
  「径を空けてね・・」 ~なんて、
  余計な事を私が言うものですから、
  奥に、奥に・・と後退して行っています。

   何とも遠慮深い花です。
  そして花にも心があると知った花。
  
   ハーブではベルガモットの赤い花が、もう少しすると咲き始めます。
  いずれにしても楽しみです。     

ポプリのお喋り

2010-06-23 17:56:17 | ハーブと香り雑学

【女王の微笑】


   未明に激しい雨音で目覚めました。
  普段は雨音など、
  ほとんど聞こえませんので、
  相当量の雨だったようです。

   その雨も、起床時には小康状態に。
  午前10時頃には雨も止み、
  その後は太陽も・・。

   雨上がりの庭は、
  いつもの事ながら太陽の光を受けて、
  キラキラ煌めいています。
  
   何でもない生け垣の緑まで雨粒のダイヤモンド。
  思わず見惚(と)れて。そして、パチリ。

   それにしても今年の梅雨は、ずっと降り続く事がありませんので、救われています。
  庭に出て日々変化する草花を眺めたり、写真を撮る事で癒やされますから。




   さて、こちらの写真。
  毎朝、ひとひら、
  ふたひら・・と摘み、
  いつの間にか溜まって
  しまった花びら、ポプリです。

   その今年採れた花びらを硝子の
  ケーキドームに入れてみました。
  (薔薇 & 香りマーガレット)

   最近は、ケーキ作り、
  すっかりご無沙汰ですから。
  
   (もう一つのそれには、
  石鹸や香水を入れています)

   この中のポプリには敢えて
  香り付けしていませんが、
  薔薇とマーガレット本来の
  香りは健在です。

   密閉されていますから、
  蓋を開けると
  仄かな香りに包まれます。

   自然の香りがなくなりましたら、
  ハーブの香りをプラスしましょう。

   指先でちょっと触れただけでも驚くほど新鮮な香りのミントだったり、
  鼻にツンと刺激ある香りのセージでしょうか・・。

   ラベンダーの深みの芳香、ローズマリーの爽やかな香りもいいですね。
  それとも悪魔の? ハーブスパイスはいかがでしょう。  

バニラ色の梅雨の空

2010-06-22 16:03:36 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


     今日は、変わりやすい空になっています。
    起床時は雨は降っておりませんでしたが、
    その後、1時間程度降ったでしょうか・・。今は晴れ間も出ています。
    
   その空は、太陽の光を受けて真珠色ならぬ、バニラ色・・?
  ここ2日間は降りそうで降らない空が続いていましたから、なぜかほっとして・・。
  雨が降ってほっとすると言うのも、おかしな話ですね。

   それでもその間、鉢の植え替えや挿木など気になっていた作業が出来ました。
  でも、まだ 「金の成る木」 の挿木が残っています。
  尤も、これは水につけて置いただけで発根しましたので、容易ですけれど。

   さて今、連日バニラ色の薔薇が次から次へと開花しています。
  これらをじっと眺めていますと、ふんわり包み込まれているような安らぎと、
  何とも言えない安心感を覚えます。

   そして、ついつい薔薇ですのに、バニラの香り・・なんて錯覚してしまう私。
  当然の事ながら、薔薇の香りですのに。
  でも同時に、二つのアロマ効果を頂いた気分です。
     
     こうなりますと・・感化されやすい私の事、
    実際に、バニラの香りを嗅ぎたくなりました。

     庭から切り取って来た薔薇と、
    バニラの香りのアロマキャンドルをお供に、
    今日のティータイムと致しましょう。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店です。

   カップは、今日も土物。
  生憎、産地を存じません。
  信楽焼だと思うのですが・・。
  
   変わっているのは一部、
  口がフリル様になっている事。
  
   ちょっとした遊び心が
  楽しいですね。

   先程からバニラ色の空は青空に。
  同時に午前中は80%近くあった
  湿度は、60%前半に落ち着きました。

   こうなりますと今日のタイトルは合いませんが、勘弁して下さいね。
  珈琲の香りと共に、一遍の涼風が吹き抜けました。

話に咲く花

2010-06-21 17:02:17 | リラのお気楽ユメ日記



     昨日同様、降りそうで降らない空が続いています。
    典型的な梅雨空。

     この季節、いつも感じる事ですが、
    こんなはっきりしない空に、
    青や紫の寒色系の色は似合います。

   その意味でも “梅雨の風物詩” とでも言うべき
  紫陽花は、ピッタリですね。
  そう言えば、『アンの世界』 に紫陽花の記述はありません。

   梅雨のない世界ですから当然と言えば当然ですが、
  雨に濡れ、しっとり咲く紫陽花は、
  日本に一番似合う気がします。

   さて、先日は図らずも雨に濡らしてしまった薔薇。
  今日は、何とか間に合いました。

   それにしても一昨日のターシャ・チューダの記述、
  枯れる時の薔薇が、“使い古しの布巾”
  云々(うんぬん)には、思わず笑ってしまいます。

   私など未だかつて、そんな薔薇にお目にかかった事などありませんが、
  それだけ沢山の種類の薔薇を育てていらしたのでしょう。

   花はどの花も美しいものですが、散る時、枯れる時まで
  美しいという芍薬という花に興味を覚えるのは
  私だけではないでしょう。ましてや散り際に。

   「立てば 芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
  大和撫子、美人の形容に使う花ですものね。

      「立てばビヤ樽、座ればガスタンク、歩く姿はドラム缶」
  ~なんて、冗談でも仰らないで下さいね。






        

   裏庭に、今頃になってヴィオラを発見。
  上のお宅からのこぼれ種でしょう。きっと。

   そして・・。半夏生に紅い花・・?
  と思いきや・・。

   実は、チェリーセージの
  花びらが落ちたものでした。   

   ところで、お隣のお宅は、
  森みたい・・と、
  以前、こちらのブログにも
  記した事があります。

   「山鳩が木に巣を作ってしまったの」
  ~とは、お隣の奥様。

   「早速、取り払おうと思っていたら、
  主人が小鳥にも命があるのだから、
  そっとして置こう・・なんて言うのよ」

   「まぁ、優しい方なのね~!」
  「暴力団の組長のような
  顔をしているクセしてネ~!」

   いえ、いえ、ご謙遜を。
  すこぶる仲の良いご夫婦ではありませんか・・。
  巣と言えば今日も、ターシャの記述を。