【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花とお喋りした日

2008-08-08 17:22:41 | 香る庭の花綴り


   こんな鯖雲で明けた
  今日という日。
  ( ↑ は、昨夕の空)

   こちらは相変わらずの
  熱帯夜が続いています。

   室内から室外へ出た時の
  ムッとした熱気。
  今朝も、そうでした。

   昨日は割と静かだった蝉も、
  かしましく・・。

   でも、長い時間ではありませんので、
  今日も暑くなる予感。
  (右の写真は、午前7時半の空)




 
「薩摩の紫(ゆかり)」・「暁の海」(7輪咲きました)


   ところで、ヘソを曲げていた朝顔が、
  やっと機嫌を直してくれた? ようです。
  地植えのものが、初めて開花しました。

   これは去年、玄関先に植えていた
  【薩摩の紫(ゆかり)】 です。

   去年から、このブログをご覧頂いている
  方々には、見覚えもあるかと思いますが、
  浴衣のような、この日本的な朝顔は、
  大好きな花です。そして、そして・・。

   あの横を向いていたハイビスカスが、
  又々、頭(こうべ)を上にして来たでは
  ありませんか。( 【以前】 のハイビスカス )

   「魔法」 なんて、冗談半分に騒いで
  いましたが、こんな事ってあるのですね。
  改めて花にも 「心」 があると感じた瞬間でもありました。

   そして冒頭の写真。昨日の黄昏の空です。
  「夕方」、「黄昏」(たそがれ)、「暮れ泥(なず)む・・」。

   それぞれの言葉の持つ意味は、微妙に違いますが、
  夜になる前のひと時を言い表わす言葉。
  日本語って、本当に情緒がありますね。

   「雨は降らないわよ ―― インディアン峠の上に、
  モクモクと出ている、あのふわふわした薔薇色と
  白の入道雲の他、雲は一つもないもの。
  ああいう雲を見る度に、私のわしのような翼で舞い上がって、
  あの雲の真ん中へ、すーと舞い降りたい気がするのよ。」
 
                           【「エミリーはのぼる」 第12章】

   今日も昨日と同じ、モンゴメリーの 『エミリーシリーズ』 からです。
  作者が同じという事もありますが、
  私の中では、アンもエミリーも一緒になっています。

   そうそう、これらの舞台になった、P・エドワード島は、
  5,700平方キロ、愛媛県と、ほぼ同じ大きさだそうです。

   昨夕は夕立ちの予報も出ていましたが、上の言葉のように、
  とうとう雨は、降る事がなかった事を付け加えておきます。