こんな鯖雲で明けた
今日という日。
( ↑ は、昨夕の空)
こちらは相変わらずの
熱帯夜が続いています。
室内から室外へ出た時の
ムッとした熱気。
今朝も、そうでした。
昨日は割と静かだった蝉も、
かしましく・・。
でも、長い時間ではありませんので、
今日も暑くなる予感。
(右の写真は、午前7時半の空)
ところで、ヘソを曲げていた朝顔が、
やっと機嫌を直してくれた? ようです。
地植えのものが、初めて開花しました。
これは去年、玄関先に植えていた
【薩摩の紫(ゆかり)】 です。
去年から、このブログをご覧頂いている
方々には、見覚えもあるかと思いますが、
浴衣のような、この日本的な朝顔は、
大好きな花です。そして、そして・・。
あの横を向いていたハイビスカスが、
又々、頭(こうべ)を上にして来たでは
ありませんか。( 【以前】 のハイビスカス )
「魔法」 なんて、冗談半分に騒いで
いましたが、こんな事ってあるのですね。
改めて花にも 「心」 があると感じた瞬間でもありました。
そして冒頭の写真。昨日の黄昏の空です。
「夕方」、「黄昏」(たそがれ)、「暮れ泥(なず)む・・」。
それぞれの言葉の持つ意味は、微妙に違いますが、
夜になる前のひと時を言い表わす言葉。
日本語って、本当に情緒がありますね。
「雨は降らないわよ ―― インディアン峠の上に、
モクモクと出ている、あのふわふわした薔薇色と
白の入道雲の他、雲は一つもないもの。
ああいう雲を見る度に、私の鷲のような翼で舞い上がって、
あの雲の真ん中へ、すーと舞い降りたい気がするのよ。」
【「エミリーはのぼる」 第12章】
今日も昨日と同じ、モンゴメリーの 『エミリーシリーズ』 からです。
作者が同じという事もありますが、
私の中では、アンもエミリーも一緒になっています。
そうそう、これらの舞台になった、P・エドワード島は、
5,700平方キロ、愛媛県と、ほぼ同じ大きさだそうです。
昨夕は夕立ちの予報も出ていましたが、上の言葉のように、
とうとう雨は、降る事がなかった事を付け加えておきます。