【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

青い回想

2013-03-31 19:45:05 | 香る庭の花綴り



【「蔓日々草(ツルニチニチソウ)」】







炉辺荘の安楽椅子にあえぎながら身を
沈めた途方もなく太った婦人は溜息を着き、
春もあたしの若い頃のようには
素晴らしくないと悲しげに言った。
「ねえ、ミッチェルさん、
変わったのは春ではなく・・・
あたしたちだとお思いになりませんか?」
と、アンは微笑した。
「そうかも知れませんね。
私が変わった事はようく承知してますよ。
今の私を見なすって、この私が以前には
この辺きっての綺麗な娘だったとは
思いなさらないでしょうね?」
確かに思わないとアンは考えた。                 
                 【「炉辺荘のアン」 第22章】


   

   
   三月最後の今日は、昨日と打って変って曇り空。
  そのせいか少々、肌寒さを覚えます。所謂(いわゆる)、花冷えですね。

   今丁度、目の前の里山がピンクに染まっています。
  桜で埋まった山。その淡いピンクは何と美しいのでしょう。
  遠目に眺める桜は幻想的でもありますね。

   一方、その目を下に転じれば・・。
  ヒヤシンスではない青い花が、チラリ。

   この春、初めて咲いた 「蔓日々草」 です。
  確かこの花、早い年は2月にだって咲いていたのではなかったかしら・・?

   
   






   
   

   かと思えば、裏庭には蕾を付けた野生の菫を発見。
  そう言えば、そろそろ匂い菫が終盤に差し掛かっていますものね。

   上手い具合に野生の菫は、それと入れ替わるように。
  そして 「ムスカリ」 も続きます。

   華やかな桜に比べれば対照的な花。
  しかしながら奥床しくひっそりと咲く、これら青い花に引かれます。

   青は心が落ち着くという事もあるのかも知れませんね。
  特に蔓日々草のあどけない花姿には、幼き日の姿も重なります。

   何と花言葉は、「幼馴染(おさななじみ)」 だったのですね。
  そう思えば、ちょっと頼りなげだけれど・・何でも話せるような気もして。
  幼馴染・・素敵な言葉。心にぽっと温もりを与えてくれますね。

桜色の特別席

2013-03-30 16:33:56 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編






「訪ねて下さるのに今夜を
選んで下すって本当に良かったわ」
アン は、はしゃいで言った。
「今日の午後、特別美味しい
チョコレートのお菓子をどっさり
こしらえたので、誰かに手伝って
食べて頂きたいと思っていたのよ ――
暖炉の前でね ―― お話をしながら。
たぶん、ジム船長
いらっしゃるかも知れないわ。
今夜は見えなさる筈の晩だから」                  
                【「アンの夢の家」 第12章】



   昨日、桜満開宣言の出された今日は、
  雲一つない快晴の空となりました。
  尤も、この時間は白い空になっていますが・・。

   その桜、私の住んでいる地域はまだまだ・・
  と思っていましたら・・。

   目の前の里山を見てびっくり。
  ピンクに染まっているではありませんか。

   感覚的には僅か一夜にして。
  つい昨日も眺めたばかりでしたから。

   兎にも角にも友人との今年の約束は、4月5日。
  多分、その頃には散っているでしょう。
  それならそれで、デパート巡りなどするからいいのですが・・。



     とは言え、この季節、桜便りには老若男女、心浮き浮きですね。
    折角ですから、今日は桜にあやかると致しましょう。
    桜色のティータイムは、桜色の特別席ですものね。

     アンのように手作りでない事は残念ですが、
    大好物の、ちんすこうもありますし。


   およそ二週間振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、
  開店です。

   となれば、桜の花びらをモチーフ
  にした、カップを用意しましょう。

   桜の額は勿論、レースの
  テーブルセンターだって桜色。

   ほんわか、ほんのり、
  ほっこり・・の色ですね。
  そんなこんなで。

   今日は桜色に染まった
  ティータイム。
  そしてここは私だけの特別席。

   そうそう、桜の写真に、
  ピンクの額が合いません。

   一番合うのは、このカントリーの
  ちょっとくすんだブルーの額。

   専(もっぱ)ら、
  桜専用という事にして楽しんでいます。      

春時間の庭

2013-03-29 18:38:18 | 香る庭の花綴り










霧の降りた野の上に青白い春の星が輝き、
沼地には春の猫柳が芽を吹いていた。
樹木の小枝でさえ、
俄かに透明な冷たい性質を失い、
柔らかく物憂ものうくなったかのように見えた。
初めて駒鳥が来た時は大騒ぎだった。
窪地は再び元気の良い
自由な喜びに溢れた場所となった。                  
                 【「炉辺荘のアン」 第14章】


                                     【ローズマリー】
   雲の多い天気ながら
  概ね晴れの天気となっています。

   気候も暖か。
  桜もいよいよ満開宣言です。

   こんな今日。
  又々、やってしまいました。

   朝の紅茶に入れるため、
  庭から “ちょっとローズマリーを・・”
  から、ついつい長居を。

   「雑草は一本も
  顔を出す事を
  許されなかった」


    【あの日】 以来、
  私も ジェーン の如く、
  草取りを頑張って? います。

   お陰様で随分、
  スッキリしたのですが、
  おかしなもので草がないと
  何だかがっかりしてしまって。

   こうなりますと・・。
  見つけると嬉々として? 採っている私がいます。
  それにしても、こんな極端な性格、何とかならないものでしょうか・・。

美を刻むレース

2013-03-28 18:09:18 | 私の手作り夢時間








スーザン はマーシャル・エリオット夫人
でさえ着た事もないほど手の込んだ
新調の黒絹のブラウスを着込み、
幅がたっぷり 5インチ はある入り組んだ
鈎針編みのレースに、勿論それに似合った
押しこみの入っている白い糊の効いた
エプロンをかけていた。                  
                 【「アンの娘リラ」 第1章】



   起床時こそ、雨は降っていませんでしたが、
  午前中は雨が降ったりやんだりの変わりやすい天気に。   

   こんなお天気なものですから、
  気温の割にはそんなに暖かいとは思えません。
  気分的なものもあるのでしょうね。

   さすがに午後になってからは安定して来ました。
  雲の切れ目からは青空も。

   時間の経過と共にその青空は、
  どんどん広がって今では一面に。






   さて、昨日の続き。
  昨日は出来上がったばかりの
  真っ白なレースを染めた
  訳ですが、元々、
  染めたかったのは 【こちら】

   電気スタンドの笠の地色が
  アイボリーなものですから、
  その色に合わせたくて。

   スーザンの5インチ幅の
  レースには負けますが、
  (3cm足りません)
  レースを取り付けましたので、
  これまでの低いスタンドでは
  あまりにも不格好なのです。

   そんなこんなで。
  急遽(きゅうきょ)、
  腰高の簡易スタンド? 
  の出来上がりです。

   尤も、ソケットを
  くくり付けただけの代物ですが。

   ところで、スーザンのレース。
  1インチがおよそ2.54cmですので13cm弱の幅になるのですね。
  しかもそれをエプロンに惜しげもなく。

   私なんて勿体なくて到底使えませんが、
  そろそろしまい込むのをやめませんと。スーザンを見習って。

   そうそう、ハート型の額にもレースを取り付けました。
  以前の額のレースと同じ物です。レース & レースですね。    

レースは暮らしのアクセント

2013-03-27 18:03:18 | 私の手作り夢時間







「みんなから エムおばさん
呼ばれている人だ。
(中略)
だが、妖魔のように賢い人だよ。
お前がこの間聞いた
あの間道に住んでいて、
織ったり紡いだり、敷物にする
ボロを染めたりしているのだ。
懐かしい昔風のやり方で、
薬草や樹皮や苔などで染めるのだよ。
そんな風にして出す色の事で
エムおばさんが知らない事があるとすれば、
それは知る値打ちのない事だ。
色は決して褪めないしね」                 
                 【「丘の家のジェーン」 24.】



   今日は曇り空。朝からずっと白い空です。
  雨は50%の確立でしたが、降り出したのは、
  つい先程から。(午後5時頃)
  尤も、すぐにやみましたけれど。

   しかしながら、そんな天候のせいか随分、寒く感じられます。
  そう花冷え。こんな言葉があったのでしたね。
  そして白い空は花曇り。すっかり忘れるところでした。





   さて、【先日来】 からのレース、
  出来上がりました。

   ただ、これも自己流ですので、
  世界に一つしかありません。
  パイナップル編み。

   先ずは硝子瓶に着せて。
  透ける事が生命のレースの魅力が
  一番発揮できるのではないかと。

   真っ白のレースは、
  紅茶で染めました。

   本当はまず白で楽しんで、
  染めるのは後からでも
  いいと思ったのですが、
  ついでがありましたので、
  それならと。

   その時々の、ちょっとした
  加減で染め色は変わります。

   でも均一的な色よりは
  いいですものね。

   味わい深い色・・・
  そんな風に思う事に致しましょう。

   ところで、こちらの灯油ランプ、
  完全に写真立てになってしまいました。

   レースを掛けていますから、蝋燭は危険ですし。
  こんなセピア色のカードを入れてみましたが結構、気に入っています。

楊貴妃の涙~梨の花

2013-03-26 19:22:02 | 路傍の花~道草



【雪の女王~「梨」 の原木】


「あれ、美しいわね。
あの土手からはみ出している
真っ白なレースのような木 を見て、
小父さん、何を思って?」
少女は尋ねた。
(中略)
「あら、花嫁よ、無論 ――
何から何まで真っ白な着物を着て、
素晴らしい、霞のような
ヴェールを付けた花嫁だわ」
                 【「赤毛のアン」 第2章】



   太陽と共に迎えた朝。こんな朝は本当に気分が良いですね。
  ただ朝の気温は、今日も真冬並みです。

   そう言えば、昨夜は真丸のお月様が美しくて。
  丁度、明日が満月なのですね。

   ところで先日も記事にしたばかりですが、
  今年はやけに沈丁花の香りが鼻孔をくすぐります。
  それは窓の開閉時にも。

   “お向かいの沈丁花がこんな所にまで・・?”
  不思議に思っていましたら、何とお隣にも。

   それと言うのも、ちょっと前になりますが、
  長年の定位置を保って来た座る場所を
  僅か90度なのですが、移動したのです。

   植木の向こうには、これも大きな大きな沈丁花が。
  「たかが90度、されど90度」。
  でも、それだけで視界は全く変わりますね。

   ただこれまで安住していた場所を離れるのは、
  僅か90度とは言え、落ち着かない気分になります。
  その証拠に何かの拍子に錯覚を覚える事もありますから。








   さて、東京では桜は既に花吹雪のようですが、
  こちらは桜の満開にはもう少し。
  一番良く咲いている所でも二分咲き、三分咲き・・くらいでしょうか。

   そんな今日、リラ版 「雪の女王」、
  実際には 「梨の原木」 が、華麗に咲いていました。大木です。

   白い花ですから青空が似合うのですが、
  残念ながら今日は白い空。太陽は出ているのですが・・。
  もう一度機会があれば青空を背景に撮りたいのですが、どうなのでしょう。

   ただ、これまで撮る時間が悪くて、
  青空を背景に撮った事は一度もありません。

   午後になりますと、青空でも光に反射して白っぽくなってしまって。
  青空で午前中が良いのですが、なかなか・・です。

   そうそう、今日のタイトル。
  梨の花の事を 「楊貴妃の涙」 と言うのだそうですね。

   それにしてはこの梨の原木は、豪快な涙ですね。
  果物の梨の花は今は蕾。尤も、チラホラ咲いているのもありますけれど。
  その大木の下には姫踊り子草が咲いていました。





 
【「姫踊り子草(ヒメオドリコソウ)」】

香料の生える庭

2013-03-25 16:37:16 | 香る庭の花綴り


 



自分の希望をこんな風にからかわれて
私はかんかんに怒った。
(中略)
しかし東屋あずまやの段々に座り、
ジミーさんが育てた大輪の紫色の
三色菫 をじっと見つめて5分もしたら、
腹立たしさがすっかり消えてしまった。
誰でもほんのしばら三色菫 を眺めていれば
怒ってはいられなくなる。                 
               【「エミリーはのぼる」 第2章】



   起床時こそ白い空でしたが、今日も概ね晴れの天気となりました。
  春ですね! 小さな庭ですが、日替わりで続々と何らかの花が咲いています。

   つい先日、レモンイエローのラッパ水仙が
  咲いたと思いましたら、今日は白が。

   そうそう、以前にも記しましたが、
  三色菫(パンジー)も、かなり香りますね。

   玄関先には今、これしか置いていませんので確かです。
  数も然る事ながら、やはり今が盛りという事もあるのかも知れませんね。

   ともあれ今の季節、まさに香料の生える庭ですね。
  (苗で求める場合は是非香り付きを。そうでない物もありますので)

   それにしても・・水仙も三色菫も俯いてばかり。
  特に水仙は、地面に今にも顔がくっつきそうなほど。

   だからかも知れませんが、たまに上げた顔が可愛くて。
  こんな、楚々として見るからに頼りなげな風情が、
  どうしようもなく人々を引き付けるのでしょう。





 

風の香り

2013-03-24 17:07:27 | 私の手作り夢時間







暖炉の火影ほかげ
グリーン・ゲイブルスの壁に踊っていた。
春とは言え、肌寒い夕であった。
開け放った東の窓からは、
えも言われぬ美しい
夜の諸声もろごえが流れ込んでいた。
マリラは炉辺に座っていた ――
心は若返った足で、
踏み慣れた道をさまよっていた。
最近マリラは、双子の編物をしなければ
いけないと思いながらもこうして
何時間も過ごす事が多くなった。                  
                【「アンの愛情」 第22章】


   今日も晴れの天気となりました。朝方はヒンヤリ。
  でも、これで平年並みでしょうか。
  ただ日射しはありますから日中は暖かくなりました。

   当然、朝晩と日中の気温差はかなりあるようです。
  体調管理には気を付けませんと。

   ところで、こんなお天気なものですから、
  つい、フラフラ~ッと庭に出てしまって、
  思わぬ時間を過ごす事が多くなりました。
  ~なんて、いつもの事ですね。

   今日などは一歩庭に出た途端に、甘~い香り。
  その香りを辿って行きますと、やはり匂い菫の場所に。

   今日はそこに、ちょっと刺激的な香りも加わって。
  これは、お向かいの沈丁花の香り。そこに目を遣れば・・。

   両手でも抱え切れない程の大きさになっているではありませんか。
  こんな香りのプレゼント、嬉しいですね。

   今度お会いしたら、お礼を言っておきましょう。
  結婚と同時に、こちらに来られて何年になるでしょう。

   大層感じの良い方で、秋に紅葉(もみじ)の落葉の、
  お詫びを言った時も、「子供は落葉が大好きで、大喜びなのですよ」
  まだお若いのに、笑顔でこんな言い方をなさる方なのです。







   さて、風が香り、庭にいる時間が長くなって来ますと、
  家の中で過ごす時間も自ずから減ってしまいます。

   そんなこんなで。
  すぐに出来上がるつもりの例のレース編み(ランプカバー)、
  未だに編む羽目に。

   でも、やっと最後の縁飾りに入り、
  後半周すれば終わり・・の段階にこぎつけました。

   そう言えば、あの生真面目な マリラ だって、
  春には訳もなくボ~ッとする事があるのですものね。
  私などには仕方のない事か・・と。勝手な言い草ですけれど。

   そうそう、ここはリラ版 「リンド夫人の部屋」 でもありましたね。
  今日はお部屋をカントリー風に。と言っても形だけですが・・。

花(春)色を纏う季節

2013-03-23 17:37:07 | 香る庭の花綴り






「・・・あの砂丘の丘の霞が
踊る魔女のようじゃありません?
あの 水仙 に気がお付きになって?
あんな見事に咲き揃った
水仙 は炉辺荘では今まで
一度もありませんでしたわ」

「私はあまり 水仙 は好きでありませんね。
これ見よがしの花じゃありませんか」
こう言うと、メラリー・マライアおばさんは
肩掛けを肩の周りにかきあわせ、
背中を保護するため家の中へ入って行った。
                 【「炉辺荘のアン」 第13章】


   
   時折、薄日は射すものの午前中は曇り空。
  ただ、先日と違って雲が見えます。
  今日は、このままで推移するのかと思っていましたら・・。

   午後になってから青空。
  しかしながらこの空、あまり綺麗ではありません。

   一昨日(21日)のように、目に沁みる青さではありません。
  ちょっとくすんだ青。やはり少なからず黄砂の影響があるのかも知れません。
  
  




【「チオノドクサ(雪の栄光)」】


   今日は 先日 の金色より
  色が薄目のラッパ水仙が開花。

   写真では花びらが
  白に見えますが、
  実際はレモンイエローです。

   そう言えば、昨夜の、とある
  番組での英国大使の言葉が
  耳に残っています。

   桜でピンクに染まる
  日本の春に対し、
  英国では黄色に染まるのだと。

   それは水仙の黄色だとも。
  それこそ何度も仰っていました。

   やはりと言いますか・・。
  菫ほどではありませんが、
  水仙は 『アンの世界』 でも
  良く登場しますものね。

   そして今年もリラの新芽が。
  もう何年も花が咲きませんので、期待はしないと誓ったのですが、
  ほんのちょっとだけ・・? 期待してしまいます。




 



   さて、今日の新聞の一面での記事。
  それは 『皇太子さま 「心から敬意」』 と題した、
  「赤ひげ大賞表彰式」 の模様です。私が違和感を感じたのは、その呼称。

   最近、皇室の方々に対して、故意か偶然なのか・・?
  天皇と呼び捨てにしたり、上記のように皇太子さま、雅子さま・・。

   このような呼び方が、巷(ちまた)を席巻しています。
  記憶に新しい所では、ヨンさまなんて言うのもありましたっけ。

   当然の事ながら天皇陛下、皇太子殿下、雅子妃殿下・・でしょう。
  こんな事を言いますと、人間は平等だから・・
  ~なんて、必ずのたまう方がいらっしゃいます。

   確かに民主主義社会には、身分の上下関係はありません。
  でもその事と、人を敬う感覚まで失っていいとは思いません。
  そのために敬語という、素晴らしい言葉があると思うのです。

   実際、ジェンダーフリーの名の下に、教壇のない学校で、
  ある小学校では、例えば 「鈴木!」 「佐藤!」 と 「さん」 や
  「君」 を付けないで呼び捨てとの事。それは生徒間でも。

   こんな風に呼び捨てにされた後に続く言葉は、どのような言葉でしょう。
  せいぜい 「ノート貸して!」 であり、「ノート貸せよ!」 でしょう。

   決して 「ノート貸して下さいね」 とはなりません。
  おまけに、ぞんざいな言葉は耳触りですし、到底美しい言葉とは言えません。

   言葉は時代と共に変化します。
  社会の仕組みを反映して、簡略化される事もあるでしょう。

   でも人が人を敬う心に時代遅れなど、ないと思います。
  その証拠に、昔の日本映画の会話の美しさには、
  惚れ惚れと聞き入ってしまいますから。

   そうそう、「元号」 の事。
  特に平成になってからテレビは勿論、
  一般でもほとんど元号を用いなくなりました。

   あろう事か、これも日教組の指示によるものだったのですね。
  時代の流れかと簡単に考えていたのですが、
  こんなにも、じわじわと浸透していたなんて。

   とは言え、私も最近知ったのですが、
  元号には不思議な力が宿っているそうです。

   呪(まじな)いを含んだ言葉であり、言霊が宿っているとか。
  私だけでもこれからも、しっかり元号にこだわって行くとしましょう。   

菫の呟き

2013-03-22 17:03:57 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)



【青い菫だけのポプリ】


庭はジェーンに報いた。
その人が触ればものが生長するというたぐい
人々がいるが、ジェーンもその一人であった。
雑草は一本も顔を出す事を許されなかった
ジェーンは毎朝、早く起きて草取りをした。
(中略)
草取りをしたり、熊手を使ったり、
鍬で耕したり、刈り込んだり、
間引いたりしながら、
ジェーンの胸は高鳴っていた。                  
                  【「丘の家のジェーン」 16.】



   朝から快晴の空になりました。気持ちの良い青空です。
  この空ですと今日も黄砂の心配はなさそうです。

   こんな空だからでしょうか・・朝の気温は真冬並み。
  しかしながら日中は、昨日以上の暖かさとなりました。

   冬の間は、どうしても家の中にこもりがちですが、
  春めいて来ますと、つい庭に出ている時間が多くなります。

   花も木も芽吹いて来ていますが、同時にツンと雑草も。
  今はまだ短いですから今のうちに小まめに草取りをしていれば、
  先で慌てなくてもいいですものね。

   今日のジェーンのように、
  「雑草は一本も顔を出す事を許しません」
  ~と胸を張って言いたいものです。

   とは言え、この “つい”。
  ほんの2、3分のつもりが、それこそつい熱中してしまって。

   おまけに帽子もかぶらず無防備です。
  今の時期こそ大切ですのに。

   これをこうして記しているまさに今、
  頬がポッとしていますので、思わぬ時間の経過を見たようです。
  連日、飽きもせず青い花(菫)に癒されています。




 





   話はガラッと変わります。
  又々、フジテレビがやって
  くれたそうですね。

   尤も、フジテレビの
  浅田真央選手への
  嫌がらせとも取れる放送は、
  今に始まった事では
  ありませんけれど。

   それは、韓国のサイバー
  テロを報じた、
  一昨日の夕方のニュース。

   何と浅田選手の顔の前に
  髑髏(どくろ)を置いた
  韓国のニュースを
  流したとか。 

   表彰台に上がっている
  選手の顔を髑髏で消す韓国の
  放送局も放送局なら、それを
  平気で流すフジテレビも最早、日本の放送局とは言えません。

   と言いますか・・この品性のなさ。もう気持ち悪くて。
  この後味の悪さはどうしようもありません。

   それにしても盗んだ仏像は返さず、
  厚顔無恥の僧侶が対馬にやって来たかと思えば、
  今度は訳の分からない巫女集団(200人)が、どんちゃん騒ぎ。

   その上あろう事か、今度は地方議員53人までやって来るとか。(26日)
  「対馬の領有権主張」 と言うのですから呆れます。

   「盗人猛々しい」 とはこの事でしょう。
  「助けない」 「教えない」 「関わらない」。
  こんな国、国交断絶して下さって結構です。