【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

交々(こもごも) な一年

2006-12-30 15:55:05 | 趣味の器(壺)~その他
   昨日は一日中、凍える寒さでしたが・・
  いえ、ここは アン の言葉を借りましょう、

   “頭のてっぺんから爪先に至るまで、
  冬を感じた一日でした”
 
  しかしながら、今日は穏やかな冬日和となりました。



   でも最近、この冬の季節に突然、
  春が来たかと思えば、
  いきなり厳寒の冬が来てみたり。
  
   どれが本来の冬なのか・・
  何だか訳が分からなくなってしまいました。

   ところで、今日になって気付いたのですが、
  一昨日、頂いたお餅の中には、
  餡が入っていました。

   お餅を半分に割ろうとしましたら・・。
  新鮮なお餅は、長~く伸びてしまいます。

   そのため、半分になかなか割れないのですが、
  中の餡が見えるでしょうか。

   私にとっては、これも懐かしい
  “昭和の味” という気がします。



   そして、我家の目の前の山は、
  いつの間にか朽ち葉色に・・・。

   まだまだ 紅々と燃えている
  ~なんて、言っていたのは、
  ついこの前だったと思いますのに、
  何と言う慌しさなのでしょう。

   それには山も少々、びっくりしている
  ような・・そんな気さえして来ます。

   




   “空は、鋭いばかりに青かった。
  雪のダイヤモンドは、強烈に輝いた。
  こわばった樹木は裸で恥知らずであったが、
  一種の鉄面皮な美しさを備えていた。
  丘は水晶の投槍を放った。”


   「古い年が美しく去って行くわ。」
                    以上    【「アンの夢の家」 第16章】        
 
 



   上 ↑ の文章はアンの住む
  プリンス・エドワード島の大晦日の光景を描いたものですが、
  アンのこの感性には、いつも溜息です。

   「何と素敵な一日だったのでしょう!」  
  「今年の夏は、素晴らしかったわ。」  

   何より、アンのこんな気持ちの持ち方に、
  尽きるのでしょうね。

   今年も今日を残して、後1日となりました。
  明日から3日間、ブログの更新、出来ないと思います。

   こちらに立ち寄って下さった皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
  そして来年も、よろしくお願い致します。

空からの白い贈物

2006-12-29 16:37:17 | ちょっとアンティーク
 
           暁の空                    20分後の薔薇色の雲

 
          日の出直前                      日の出                      

   昨夜はしんしんと冷えて・・。
  そのお陰で夜空は澄み、
  上弦の月と星のデュエットを
  楽しむ事が出来ました。

   そして今朝も、カーテンが
  オレンジに染まる程、
  朝焼けが・・・。

   皮肉な事に日の出直後から
  雪が降り出して来ました。
  でも、この空の変化は、
  僅か1時間余りの天体ショーでした。



   山茶花にも今年初めての雪が・・・。
  白い雪は綺麗だけれど、
  お花にはちょっと酷ですね。

   階段の三色すみれや、
  ビオラは軒下に入れて
  やりました。

    




   右の写真は、言わずと知れた湯たんぽです。
  これは昭和の物ではないのですが、
  昨年の映画 『三丁目の夕日』 で
  使われていたのと偶々同じ物でしたので、
  取り上げました。

   これは、金属製ですが、後、
  ポリプロピレン製の物を3個持っています。

   これをこたつの中に入れて置くと、
  ほっこり温かで電気を入れる必要がありません。
  これだって立派な省エネですね。

   余談ですが、『三丁目の夕日』 では、
  この湯たんぽのお湯で朝、顔を洗っていました。
  物を大切にする気持ち、(この場合は水ですが)
  ひしひしと伝わって来ます。 

冬色景色~木立のオブジェ

2006-12-28 18:06:43 | 四季のスケッチ
   昨日の春のような天気から一転して、
  今日はいかにも冬空という感じになりました。

   昨日が昨日でしたから、随分寒く感じましたが、
  温度計を見るとそれ程でもありません。
  これでも例年よりは、気温は、まだまだ高めです。



    こんな今年の冬は、暖冬に間違いないのでしょうが、
   昨日のTVで、「暖冬は、決して身体には優しくない」 
  と、言っていました。

    身体の方が、びっくりして、調節が上手く
   行かなくなるのかも知れませんね。

    午前中こそ、厚い雲に覆われていましたが
   午後になると、その雲はどこに行ったので
   しょう。抜けるような青空になりました。

    それでも、吹き抜ける風は、時間と共に冷たくなり、
   折角綻び始めた、たった一輪の薔薇も何とも寒そうです。

    この所の暖かさに、顔を覗かせてみたものの、
  「しまった!」 と、言っているように思えるのも、
  満更、気のせいばかりでもなさそうです。

   すっかり葉を落としてしまった紅葉(もみじ)。
  その向こうに青空が透けて見え、自然のオブジェに驚きです。

   電線が邪魔だと、いつも思うのですが、
  右の端っこに昼間の上弦の月も見えます。
  ここでは、僅かに点ですが・・・。

  



   「どうして風は楽しくないの、母さん?」   

 


   ~とは、 アン の子供の ウォルター の質問です。
  それに対するアンの答えが又、素敵なのです。

 


   「風は、この世界が始まって以来の
  あらゆる悲しみを思い出しているからなのよ。」
     

 


   今日はこの冬、珍しく風が吹き、
  窓ガラスを揺らしています。

   アンの住む 『炉辺荘』 では、嵐のような風ですから、
  比較にはならないと思うのですが、こんな事をサラリと
  言ってのける、お母さんなんて最高ですね。
  アンの子供達は幸せです。







 


   知り合いから、お餅をついたと、頂きました。
  先程、一つ頂いてみましたが、
  つき立てのお餅は、良く伸びてとても美味でした。

ひとときの風雅

2006-12-27 16:40:29 | ハーブと香り雑学
 
         もうすぐ日の出                   5分後の日の出

   雨上がりの朝の空は、こんな空で明けました。
  ずっと空を眺めていた訳ではありません。

   でも何かの拍子にふと空を見上げると、
  思わぬ違った表情を見せていて、
  慌ててカメラを構える事もしばしばです。

   何だかんだ言いながら、
  気になっているのかも知れませんね。



   今日は、先程からレモングラスのオイルを焚いています。
  爽やかな香気が、部屋を包み込んでいて、
  何だか外出するのが億劫になってしまいました。

   今日は又、春のような気候ですし、
  “映画でも・・” なんて
  思っていたのですが・・・。

   私は、こんなアロマポットを好んで使うのですが、
  良くある陶製の物より、このように空間のある物の方が、
  ススが付かなくてお勧めです。

   キャンドルを置いているお皿は、
  灰皿と香皿を兼ねた物。
  重ねて使う事も出来て便利です。

   ところで、今年の4月に買い求めました100ml入りの
  ラベンダー・オイル、残り少なくなって来ました。

   毎日、就寝時に使っているのですから、
  なくなるのは仕方ないのですが、
  年明けまで持つかどうか、微妙な所です。

   でも、このラベンダー効果、凄い物がありますね。
  睡眠の導入も然る事ながら、
  いつの間にか風邪をひかなくなりました。

   風邪と言えば、ティートゥリー が、有名ですが、
  ラベンダーの殺菌効果もなかなかです。

   それに、風邪は睡眠時にひく・・という事からも、
  これを使う事は、理に叶っているのかも知れませんね。

   もう一つ、思い当たる事。
  それは、口呼吸をやめ、鼻呼吸にする事です。

   昼間は意識しているからいいのですが、問題は夜。
  そのため、口にテープを貼って寝ています。
  これも効果あり、です。 

昭和の香り

2006-12-26 17:43:05 | ちょっとアンティーク
   今朝は、師走とは思えない程、暖かい朝を迎えました。
  でも空は、昨日とは打って変わって、
  どんよりした重い空になりました。

   それでも午前中は、何とか持ってくれたのですが、
  先程、とうとう本降りになりました。
  今日も、冷たい雨ではありません。




   最近、ちょっとした昭和ブームですが、
  昭和の家具って、どこか懐かしい
  雰囲気を漂わせているのは、
  なぜでしょうか。

   昨日の古本屋街の話に、触発された訳ではありません。
  ご覧の通り、写真は本箱です。
  今はちょっとした物入れに使っています。

   もう一度、先日の新聞の 切り抜き の話に戻ります。 
  『我家には、クリスマスプレゼントはないけれど、
  その代わり、先祖からの素敵なプレゼントを
  沢山貰っている』

   ~なんて書かれていたような? 気がします。
  “先祖からのプレゼント”、 
  何と素敵な言葉でしょう!! 

   そう、言われますと・・
  我家にも先祖からのプレゼントは、沢山あります。

   上の本箱には、本当は、アンティークな食器でも
  入れて置きたいのですが、生憎、昔の本の匂いが、
  染み付いて離れません。

   それはそれで、別の意味で郷愁を誘う匂い? 
  でもあるのですが、食器は入れられません。

   それにしても、このような家具は、
  部屋の隅にあるだけで、ホッとした気持ちにさせてくれ、
  私にとっての癒し空間でもあります。

   それに、そんなに高級な木で作られている訳ではないのに・・
  もう何十年も使っていても、びくともしないのですから、
  たいしたものです。ちゃんと存在感もあるのです。

ぽかぽかのクリスマス

2006-12-25 18:19:03 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   朝はちょっぴり気温は低かったものの、
  今日は、抜けるような青空になりました。

   クリスマスには、雪が似合いますが、
  そうなると全く不似合いな? 穏やかな天気です。

   それは、日溜りにいると、ふと季節を忘れそうな・・
  街の喧騒からも離れ、時折近所の犬の鳴き声で、
  ハッと我に返るような・・そんなのどかな、
  クリスマスの午後でした。







 


   ところで、昨日折角ケーキを作りましたのに・・。
  本来の硝子のケーキ入れには、ポプリを入れているので、
  ケーキの入れ物がありません。

   今更、取り出すのもめんどうくさいですし・・。
  で、結局お皿の上、となりました。

   昨日のキャンドルも、相変わらず見つかりませんし、
  今日のケーキ入れと言い、何ともドジな私です。    
  コーヒーカップは、クリスマスらしいツリーの絵柄です。

   そう言えば・・・。
  日本では、クリスマスの飾り付け、年々早くなっていますが、
  アン の時代って、クリスマスの前日、
  すなわちイブに飾り付けしていたのですね。

   『炉辺荘のアン』 での一コマなのですが、
  あの時代でも面白い事に、
  こんな会話が交わされていたのです。

 

   「この頃じゃ母さん、昔風の冬は来ないらしいね?」    

 

   イブの日に雪が降らないものですから、
  アンの子供の一人が嘆きます。

   (この時代でも、既にこういう事が言われていたのかと、驚きです。)
  ところが、待ち望んでいた雪が降り出し・・・。   

 



   「雪だ! 雪だ! 雪だよ! 
  やっぱりホワイト・クリスマスだね、母さん」
       
  “アンとスーザンは、クリスマス・ツリーの
  飾り付けにかかった・・・・”


   「さあ、終わり!
  クリスマスには私達皆恥ずかしがらずに
  又、子供に返れて嬉しいわね? 
  雪が降って本当に良かったわ・・・
  でも、夜が明けてから嵐が残らなければいいけれど。」


 


   いつの頃からなのでしょう・・。
  先に、前に、急いで・・物事をするようになったのは・・・。

   今日の新聞に、神田の古本屋街も
  シャッターが目立って来たなんて、出ていました。

   新刊本が売れないから、古本が売れない。
  よしんば売れても今は、ネットで注文するので、
  本屋さんに足を運ばない。

   それより何より人間が忙し過ぎて、
  じっくり本を読まなくなった事が、一番の原因とか。

   世の中便利になった分、
  時間は余る筈なのですが・・不思議な事ですね。

   そんな事を言いながら・・今年も後、
  一週間になってしまった、片付けを急がねば!! 
  ~なんて思っている、矛盾だらけの、私がいます。

雪のないクリスマス・イブ

2006-12-24 17:22:08 | リラのお気楽ユメ日記
   クリスマス・イブの今日の朝も、
  穏やかに明けました。

   こちらでは、ホワイト・クリスマスなんて、
  望む方が、酷というものでしょう。

   それでも子供の頃は、雪がチラチラ舞っている・・
  ~なんて事も、あったような気がするのですが・・・。







 



   「クリスマスが汚れた灰色がかった褐色をしていて、
  まるで100年前からの遺物で、
  ずっと漬物にされていたような格好をしているのを、
  グリーン・クリスマス(雪のないクリスマス)と、
  言うのよ!・・・・・」


 


   とは、アン の言葉です。
  アンの世界では、雪のないクリスマスなんて、
  とても考えられないのでしょうね。それでも・・・

 


   “暖かく気持ち良く、くるまりながら、
  外の灰色の雪の夜通し唸りたける嵐に、
  耳を澄ませるのは、素敵だった。・・・”


   


   と、言うように、見ている分には綺麗だけれど、
  ホワイト・クリスマスも結構、
  覚悟? が必要なようです。
  外は、吹雪状態なんですものね。









 



   イブと言う事で、キャンドルを灯してみました。
  ところが、先日デパートで買った、
  球形のツリーの絵が描いてある物が、
  いくら探しても見つかりません。

  “まだ必要ないから・・”
  と、どこかにしまったのですが・・・。
  何をしているのでしょうね。






 
【輝く湖水に沈む夕日】




 



   写真は、昨日の黄昏の夕焼けです。
  今日以上に、いい天気でしたので、
  それは、それは・・美しくて・・。

   アンの言葉を借りれば、
  “太陽は黒ずんだ家並みの後ろに、
  紫色と金色の光に包まれて、沈みかかって”
  
  ~いましたとさ。

居心地のいい場所

2006-12-23 21:20:38 | ちょっとアンティーク
   今日の空は、こんな優しい
  パステルカラー色で明けました。

   毎日、刻々と変わる空は、
  見ていて飽きません。

   冬至は昨日でしたが、今日からは又、
  1日、1日と日が長くなって行くと思いますと、
  何だか心楽しくなって来ます。







         【日の出30分前】              【日の出15分前】         
 


【日の出】


 



   そして、本当に穏やかで暖かい冬日和になりました。
  日溜りにいると、ついうとうと・・・。

   年賀状書きが、やっと一段落して・・
  ほっとしたせいかも知れません。






  


 



   大掃除という訳ではないのですが、
  本箱の中を整理していましたら、
  何年か前の新聞のスクラップを見つけました。

   何気なく、記事に目をやりますと・・。
  昔の桶をスリッパラックにして、重宝しているというものでした。

   “これだ!” と、飛びついたのは、言うまでもありません。
  実は、私もそんな桶を持っていて、どちらかと言いますと、
  少々、持て余し気味だったのです。

   ある時はマガジンラックにしたり、観葉植物を入れてみたり・・。
  でも、なぜかしっくり来なくて、この所、
  日の目を見ないでいたのです。

   忘れ去られたように、ピアノ下奥深くしまわれていた
  桶が、いきなり玄関へと移動になりました。

   でも、前からずっとそこにあったように、
  しっくりと来ているではありませんか・・。気のせい・・?
  しっかりと、使い込まれていた物だからでしょうね。

   こんな風に毎日の生活の中で生かす事が出来て、
  本当に良かったです。

   心なしか桶も、桶に入った、
  ワンちゃんのスリッパも嬉しそうです。

   そしてもう一つ。先日は写せなかった、
  硝子のケーキドームと、その中に入った、
  ポプリが載っているすり鉢。

   まだ日本が大家族だった頃の時代の、
  直径32cmもあろうかという大きくて重い物です。

   これも使い道に窮していて、
  こうして置物台と化してしまいました。

枯葉色の秋の名残り

2006-12-22 18:37:34 | 旅気分・夢気分


 



   昨日は、ほとんど太陽が顔を出す事はありませんでしたが、今日は違います。
  夜明けの空の様相は、昨日とは全く逆なのに面白いですね。

   そして、当然の事ながら、太陽って有り難いです。
  灰色の景色ですと、気持ちまでそんな色に染まって
  しまいそうですが、やはり太陽は、元気の源です。

   そう言えば、あの アンの世界 にも、
  こんな描写がありましたっけ。     




   “その日は灰色の雲と霧で陰気に明けたが、
  しかし、華やかな緋色と黄金で終わった。
 
   港の向こうの西の丘の上には、
  琥珀色の深みと水晶のような淡い色が立ち込め、
  下は燃える真っ赤な夕日の海になっていた。
  北は燃え立つ黄金色の小さな雲が漂う、
  鯖雲空となっていた。”


 


   海と霧こそありませんが、今日の情景は、
  それに近いものだったように思われます。
  夕景に限れば、3日前がまさにそうでしたけれど。





  


 



   昨日のブログでは、“冬ざれの野” 的な感じがしない・・
  なんて書き込んだ私ですが・・。

   今日の写真を見る限り、
  いかにも冬景色と言った感じがしないでもありません。

   確かにそうなのですが、一つは写真の妙でもあるのです。
  (朝の灰色の雲) でも場所によっては、
  全然そうでない所もあり、気持ちは複雑です。

   それにしても左の写真、僅か2週間前には、 
  こんな 様子だったのですから、
  何だかんだ言っても、季節の営みを感じます。

   そうは言っても、(今日は冬至なのですが) 
  やはり、ピンと来ません。

   こうしている今も暑くて、
  ストーブを消してしまう始末です。

   暖房費がかからないのは、いいのですが、
  喜んでばかりもいられないような気がします。

冬の風物詩・・

2006-12-21 21:58:26 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


 



   朝は、こんなに雲一つない空でしたのに、
  今日は一日中、重い空になりました。
  お日様もほとんど顔を出さず、いかにも冬らしい空です。

   今頃は、冬枯れの時期ですのに、まだまだたっぷり。
  それも紅葉した葉をたっぷり付けた木々に出会います。
  そして道端には、コスモスも咲いているのです。

   私は “冬ざれの野” なんて言葉が大好きなのですが、
  最早、そんな景色に出会うなんて今や、虫のいい事なのかも知れません。
  前述したように、空は冬空なのですが・・。

   


   『冬ざれや 小鳥のあさる韮畑 (にらばたけ)/蕪村』  
  昔はこんな世界もあったのですね。
  長閑のどかな光景が浮かびます。









 



   今日のコーヒータイムは、清水焼のカップで。
  清水焼はさすが、お公家さんのお膝元だけあって、
  洗練された意匠が施されています。
  尤も、そう思って見るからなのでしょうが・・・。

   元々、土物の備前や、立杭、唐津焼などが
  好きだったのですが、最近になって、清水や萩、
  久谷焼なども、いいな、と思うようになって来ました。

   特に壺は大好きで、色々な形の壺を見ていると飽きません。
  出したり、入れたり・・。

   置き場所には、本当に困るのですが、
  壺に囲まれていれば、幸せなのです。

   話が逸れました。
  今日のコーヒータイムは、先日の法事の引き出物の
  お菓子があったりして、いつもより潤っています。

   これも、大好きな堅いお菓子、“岩おこし”、“粟おこし” 
  なんて言うのもあるのですが、昔頂いた味覚とは、
  微妙に違うのです。

   あの味はやはり、“雷おこし” だったのでしょうか? 
  又、味を求めて、さすらいです。