【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夏の涼花 ~ その2

2016-07-29 15:35:17 | 香る庭の花綴り



【夕顔】













   ここ2、3日、ハッキリしない天気でしたが、
  今日は “朝から太陽” の “日本の夏” が戻って来ました。

   何より、ひとしきり鳴く蝉の声が夏を実感させてくれます。
  「シーシーシー、ジジジ、ジッ・・・」 

   忙(せわ)しなく鳴く、この蝉は、クマゼミ。
  やはりと言いますか、黄色い夏が似合います。
  関東以南に生息する蝉だそうですね。

   当然、暑いのですが、今年は午前中は何とかしのげています。
  それだけでも随分、助かります。




















   さて、朝の美人朝顔が咲けば、
  夜の美人、夕顔も咲き始めました。
  (今日の朝顔は、色違いの紫色とピンク)

   夏の太陽が落ちて、夕闇が迫り来るようになると、
  辺りを照らすようにひっそりと白い花を開く夕顔。

   こちらも見るからに儚げな花ですね。
  朝の美人、朝顔以上に。

   それに語感も素敵です。
  花言葉は 「儚い恋」。ピッタリな気がします。

夏の涼花 ~ 朝顔

2016-07-22 16:25:17 | 四季のスケッチ















   7月も20日を過ぎ、いよいよ学校も夏休みに入りましたね。
  一年中で今が一番暑い時かと思います。
  そう言えば、今日は二十四節季の一つ、「大暑」 ですね。

   今日も起床時から降り注ぐ太陽と青い空。夏全開です。
  しかしながら、暑さはそれほど感じません。爽やかな朝。

   さすがに日中は暑くなりますが、
  湿度がありませんから何とか耐えられます。

   それに日が落ちると気温が下がりますから。
  ここまでの所、随分、過ごし易い夏を送っています。

   さて、朝の美人こと朝顔が今、全開です。(冒頭の写真)
  風雅で清楚な容姿と、涼しそうな花色。

   おまけに朝だけ咲くという儚(はかな)さもあって、
  人気の高い花ですね。日本の夏の風物詩。
  勿論、私も例外ではありません。大好きな花。

   玄関先や庭に・・それこそ、所構わず植えているのですが、
  今年は花付きが殊(こと)の外、よろしいようで、例年以上の出来です。
  早くも種が出来、又、その種から花も咲いています。

   ところで名前を忘れたのですが、ハーブの花が咲きました。 
  ハーブ独特の可憐な花。やはり嬉しくなりますね。









   

藍の粋

2016-07-19 18:05:57 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編














   今日は朝から燦々と輝く太陽と、ひとしきり鳴く蝉の声。
  となれば・・昨日、梅雨明けもしましたし、いよいよ夏全開! 
  といった所ですね。しかしながら、意外にも爽やかな朝を迎えました。

   こんな朝は、自然に元気が漲(みなぎ)りますね。
  家中の窓を開け放ちながら、解放感にも浸る事が出来ます。
  いくら空調が効いていても、閉め切った室内は苦手ですもの。















  




     さて最近、暑さのせいか?
    何かにつけて、おざなりになっている事に気付きます。
    珈琲タイムのカップも手近な物ばかりで回している始末。

     今日は、久し振りに気分転換を。そんなこんなで。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。

   先ず、大好きな藍のテーブルクロスを用意。
  今日の天候のように爽やか。それに何より涼しげです。

   カップは、白地に藍の染付が典型的な砥部焼。
  ぽってりとした肌触りは、磁器なのに土の温かさを感じる不思議な焼物です。

   そうそう、珈琲も久し振り、【やなか珈琲】 のものを。
  この所、「珈嗜園」 ばかりでしたので少々、飽きて来ましたから。

   とは言え、価格は珈嗜園の倍近く。
  いいえ、やなか珈琲だって普通の価格でしょう。
  珈嗜園が安過ぎるのですけれど。

   今回求めた豆は、「ラ・リベルタード(グァテマラ)」、
  「マンデリン・アチェ・ベラート(インドネシア)、
  「サダン・トラジャ・G1(インドネシア)」 の3銘柄。

   やはり、しっかりしたコクがあり大層、美味。
  少々、薄いけれど、味的にも価格的にも魅力的な珈嗜園の珈琲。
  上手く組み合わせ、淹れ方も工夫して美味しく頂く事にしましょうか・・。          

梅雨の晴れ間を独り占め ~ その2

2016-07-14 18:26:57 | ハーブと香り雑学












庭は今、愉快に過ごしている最中に見えた。
庭の花達は囚人ではなく、客であった ――
青いヒエンソウ、モロイ、
美しさが束の間の芥子けし
紫の斑点が飛ぶ、
得も言われぬ紅紫色の風鈴草、
金色と雪白の薔薇、乳色と葡萄酒色の百合。
                 【「パットお嬢さん」 第2年目】







   今日は朝から青い空と真夏の太陽が輝いています。
  とは言え、まだ梅雨が明けた訳ではありません。
  先程、夕立が・・。少しばかり涼しくなりました。

   昨日は30度に達していないのに湯気が立ちそうな程の
  蒸し暑さでしたが、今日は、それ程ではありません。
  湿度が60パーセントを切っていますから。





















   さて、『アンの世界』 同様、今、庭が愉快です。
  ただ、ついこの間まで庭を席巻していた半夏生(ハンゲショウ)は、
  早くも衰退気味。葉っぱが黄色くなり、落葉しているものも。

   梅雨明けもまだなのに、いち早く季節の移ろいを感じながら、
  一方、百合を初め、夏の花がいよいよ出番を待っています。
  (百合は野生種ですので遅いようです)

   そんな中、今日も朝から続々と小さな来客のお出まし。
  揚羽蝶、紋白蝶、そしてシジミ。

   園芸名を 「ハローエンジェル」 としている、
  ユリオブスデージーに今日も留まっています。
  これ程、蝶にピッタリの花はありませんね。

   そうそう、今年も茄子(なす)、胡瓜(きゅうり)、ゴーヤと
  三種の家庭菜園。年々、僅かながら、収穫量を上げています。

   長い事、野菜は敬遠していたのですが、
  実際に手作りの物は、美味しさが違いますものね。
  今では、やみつきになっています。

野生の夏花

2016-07-11 20:52:18 | 路傍の花~道草





【「藪萱草(ヤブカンゾウ)」】










   蝉(セミ)の鳴き声を今夏初めて聞いたのは、昨日のこと。
  今朝も朝からひとしきり。

   尤も、鳴き声より何日か前に抜け殻を発見していたのですが。
  何年も土の中で過ごし、やっと脱皮しても鳴かないまま・・
  そんな蝉もいるのですね。

   鳴けるようになっても数日の儚い命。
  そう思うと、全身全霊をかけて傾けて鳴く蝉の声にも
  感慨を覚えます。

   ともあれ、この声を聞くといよいよ夏本番! という気がしますね。
  ただ、明日からは再び梅雨に逆戻りのようですが・・。

   さて、少々、遅きに失した感もありますが、
  藪萱草(ヤブカンゾウ)の群生地を散歩帰りに発見。

   夏は 「朱」 と言いますが(朱夏)、
  真っ赤な太陽の下の、色を抑えたオレンジの野生の百合は、奔放です。












  

   
   

   

   ところで昨日の参院選、与党が過半数の議席を確保しましたね。
  とは言え、私の中ではもう少し票数を伸ばすかと思っていたのですが、
  欲張るのは止しましょう。

   寧(むし)ろ、あらゆるメディアの偏向の中で
  良く頑張ったと言えるのかも知れません。

   勿論、ネットの普及で、その気があれば、
  真実を知る事が出来るようになったのも大きいですね。

   そうそう、選挙の前々日のこと。
  共産党候補に是非入れてくれとの電話がありました。
  私が生協に入っているからでしょう。

   これまで生協加入は2度ありますが、
  以前の生協と違って今のそれは、
  商品の勧誘はありますが、政治色は全くありません。

   でも、それは表に出さないだけで、生協は生協なのですね。
  名簿が党の方に流れているのでしょう。

   「“戦争法案” と “安倍独裁” を許す事は出来ません」
  ~と、のっけから、のたまっていらっしゃいました。

   全く、そんな風に思っていない私などは、
  アレルギーを感じる言葉です。

   商品を購入する事が共産党の資金源になると言います。
  増資はやめましたが、生協利用も考えた方がいいのかも知れません。
  分かってはいるのですが、便利さについつい。

   一方で、サントリーや花王の不買などはせっせとしている私。
  大いに矛盾していますね。 

視覚の涼

2016-07-06 17:31:08 | 香る庭の花綴り













   7月に入ってから連日の猛暑日が続いています。
  出来るだけ “暑い” という言葉は使わないように
  しているのですが、つい口をついて出てしまう始末。

   ただ、意外にも湿度が高くありません。
  50%ちょっと。

   ふと、9月の夏休みが終わったばかりの頃のようにも錯覚。
  窓という窓を思い切り開け放ち・・。
  何とか扇風機だけでしのげている所以(ゆえん)かも知れません。












   とは言え、
  今日のような猛暑日。

   視覚的にも涼を呼ぶ
  瑠璃色に出会うと、
  なぜかほっとします。

   同時に朝一番の
  元気も貰え、暑い夏に
  なくてはならない花。

   勿論、朝の美人こと、
  朝顔ですね。
  日本の夏の風物詩。

   尤も、この朝顔、
  最近では品種改良が
  進んで一日中、開花
  していますけれど。

   今、庭に出て確認。
  さすがに色が薄く
  なっていました。
  でも、微かにですが。

   ただ、一日中咲くのも
  いいですが、朝だけ・・
  という儚(はかな)さも魅力だっただけに複雑な気分です。

   一方、又々、ピンクの薔薇が・・。
  今は生長が早く、蕾から開花まで一気に。嬉しい悲鳴です。











幸せをくれる特効薬 ~ 薔薇

2016-07-02 18:48:28 | 薔薇の追憶















「月が雲の後ろに隠れるわ。
銀色がかった白い雲。
私、ああいう雲が好きよ」
とスザンヌが言った。
パットも夢見るように、
「あのように喜びを与えるものが沢山ありますわ。
小さなもので・・・
それでいて大きな喜びを与えるものが」
「分かるわ・・・咲き出さない 薔薇の芯 のようにね」                    
                     【「パットお嬢さん」 第2年目】







   昨日(7月1日)、「半夏生」 を迎え、
  早くも1年の折り返しとなりました。

   そんな今日は、起床時からまるで梅雨が明けたかのように、
  カ~ッと照り付ける太陽。こんな事は、この夏、初めてです。
  そう言えば・・。

   あれは、数年前だったでしょうか・・。
  7月になった途端に朝から連日、30度越えという年がありましたっけ。

   それに比べれば、まだましなようにも思えるのですが、
  果たしてどうなのでしょう。
  長期予報では、今年の夏も暑いと言っていますものね。



















   さて、わが家の庭では再び薔薇が活動期を迎えたようです。
  申すまでもなく、6月の梅雨時に庭を席巻していたのは青や白の花。

   元々、大好きな色でもありこれら清楚な色は、一服の清涼剤。
  鬱陶しい天候の中で、どれだけ心を癒された事でしょう。

   とは言え、7月になると同時に開花した、薔薇色の薔薇。
  この久し振りの鮮やかな色は、青や白を見慣れた目には何とも新鮮です。
  元気を貰った事は言うまでもありません。

   そう言えば、今、盛んに蕾を付けているのは、ピンクの薔薇。
  こうなれば、1日も早い梅雨明けが待たれますね。
  いざ、活動期の夏へ・・。