【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雨に佇む白十字の天使

2008-05-31 18:01:45 | 香る庭の花綴り




   いつの間にか5月も、今日で終わりですね。
  その最後の日の今日は、雨が降ったりやんだりの、
  気紛れな天気になっています。

   それでも・・午後になってからは、ほとんど降って
  いません。しかも、この時間になって青空も・・。

   ただ気温は低く、肌寒ささえ覚える始末です。
  でも視線の先には、昨日よりも、もっともっと
  その数を増やした、白十字の天使の姿が・・。
   
   今日は、しっとりと雨に濡れています。
  昨日の夜の暗闇の中でさえ、
  仄かに浮かび上がる、その姿と言い・・。

   その愛らしさには、思わず微笑も・・。
  この花が、こんなに清楚で可憐な花であった事に、
  今更ながら驚いています。
 
   その花を花瓶に挿してみました。(花瓶は白地に藍模様が美しい砥部焼です)
  ハート型の深い緑の葉っぱと素朴さが、たまりません。

   そうそう、どくだみは、部屋の匂い取りなどにも効果を発揮するそうですね。
  1本の繊細な花に、一体どれだけの薬効を持ち合わせていると、言うのでしょうか。







 
【開花しました → 蕾の時】
          



   さて、ここに来て、蕾を付けていた花が、
  続々と開花しています。

    上の写真、植えた記憶のない花・・
  やはり何の花か、分かりません。

   似たような花で、“これだ!” と思っても、
  葉っぱが違っていたり・・。

   そして、昨日の薔薇も花瓶に・・。
  この形の薔薇が、一番薔薇らしい薔薇・・
  なんて一人、悦に入っています。

   この薔薇のポプリ、随分ポプリにしたと
  思っていましたが、やっと一瓶。
  本当に溜めたい物は、なかなか・・です。

   ところで、明日は一日中、外出します。
  そのため、多分・・ブログの更新は、出来ないと思います。
  勝手を言いますが、どうぞ、よろしくお願いします。 

白い天使が舞い降りた・・

2008-05-30 16:31:03 | ハーブと香り雑学


   今朝は又、真珠色の空に逆戻り。
  でも午前中は、雲の切れ目から時折、薄日が射す天気となりました。
  青空も覗いています。

   そうそう、昨夜はお月様を眺める事が出来ませんでした。
  午前中こそ雨でしたが、午後からは空気も爽やかで、
  良いお天気でしたのに・・不思議です。

   ところで、冒頭の写真。朝起きてびっくり!!
  昨日まではどくだみの花、こっちに1輪、あっちに1輪・・という具合で、
  チラホラでしたのに・・。

   一気に倍増していました。思わず、“綺麗!!” と、叫んでいました~。
  一面緑の中の白十字は・・まるで天使が舞い降りたかのよう・・。

   おまけに今日は風があり、背丈の高いどくだみは、
  本当にヒラヒラ~と、空中を飛んでいるようです。

   実は、この素敵な表現は、いつもコメントを寄せて下さっている、
  【KEN さん】 から頂いたものです。ちゃっかり拝借してしまいました。

   そう言えば、「オオイヌノフグリ」 の別名は、「星の瞳」 だと教えて頂いたのも、
  「日本の中のアンの世界」 に住んでいらっしゃる、【きたあかりさん】 から ・・。
  その他にも色々な方に・・。皆様には、本当にお世話になっています。

   
【花開いた今日の 「マロウ」・昨日の蕾の 「マロウ」】
           
   さて、上の写真は昨日は、
  まだ蕾だった 「マロウ」。
  やっと開花しました。

   初めて蕾を付けてから一体、
  何日経ったでしょう。

   これは、咲く傍から摘んで
  乾かし、お茶にします。
  1人分なら花3個。

   熱湯を注ぐと、青い色のお茶
  ですが、レモンを注ぐと、ピンク色に。

   女性の体質改善に良いのだとか・・。
  何だかこのお茶を頂くのが、大層、楽しみになって来ました。 

   そうそう、冬の日のあの薔薇。
  今は、1輪ずつ、1輪ずつ・・丁寧に花を咲かせてくれています。
  姿、形と言い、花の中の花・・。何と美しいのでしょう。

   ところで・・。今朝、何気なくテレビを付けましたら・・・。
  何と、『冬ソナ』 をやっているではありませんか・・。
  もう散々見ましたのに、又々、見ている私。いいものは、理屈なく、いいのですよね。

路地の風情

2008-05-29 18:44:56 | レトロ(素敵)な空間~散策


   




   今日は雨の音で目覚めました。
  その雨も、お昼前には上がり、午後には青空も戻って来ました。
  まさに天気予報通りの空です。

   起床時には、それほどでもなかった気温も、
  日中は、ほとんど上がりません。

   昨日の気温差と比べると、7℃。
  おまけに風もあり、ちょっぴり肌寒さも覚えます。
  でも、その分、雨上がりという事も加わって空気は澄み、爽やかです。

   この様子でしたら、昨日が 「下弦の月」 だったお月様、
  今宵は、さぞかし美しい姿なのでは・・と期待も膨らみます。
  そして、月光は周りの景色にも幻想的な魔法をかけてくれますね。

   




   “小径は、さながら魔法にかけられているようだった。――
  月光を浴びた、長い並木の下で森の精たちが
  楽しく軽やかに踊っているかと思われた。
   差し交わす枝の間を洩れる月光が、
  銀色の光と、くっきりとした影とで織り成す
  モザイク模様の中へ・・・進んで行った。・・・”

                                         【「アンの友達」 5.】



   出掛けた帰り径、ふと迷い込んでしまった小路。
  徒歩か、自転車がせいぜいといった細い道です。

   でも、そこには、昭和の面影が、
  たっぷり残っていました。

   今時、白壁の塀や趣のある板塀のどっしりした
  構えの家。1軒、1軒のお宅は大きな家が多いです。
  思わず見とれ・・。

   ただ、細い道に坂。勿論、車は通れません。
  駅からそれほどの距離ではありませんが、
  それでも徒歩、20分位は、
  かかるのではないでしょうか。

   そして、注目は左の緑。一見、家はなく、
  空地に木が生えているように見えますね。

   実は、空き家です。
  家は荒れ、庭全体に木が欝蒼(うっそう)と茂り、
  まるで森のようです。こんな家を見ますと・・。

   「古い空き家を見ると、たまらなく悲しくなる・・」
  という、アンと同じ気持ちになります。
  そんな家の写真は、哀れで・・何だか撮れません。

   



   「過ぎ去った昔の事を考え、楽しかった時代が
  帰って来ないのを悲しんでいるような気がするのよ。・・・
   小さな子供たちの足音や笑い声や歌が家中に
  溢れていたのに、今はがらんとして、
  風が迷い子のように吹き込んで来るだけなんだわ。
  どんなにあの家は寂しい、悲しい気持ちでしょうね。・・・」

                                        【「アンの青春」 第2章】

癒しの魔法

2008-05-28 16:46:11 | リラのお気楽ユメ日記

《「マロウ」の蕾》




   今日も、
  概ね晴れの天気になりました。

   開け放った窓からは、
  そよそよと緑の風が、
  レースのカーテンを揺らし
  時折、かぐわしいハーブの
  風も頬を撫でます。

   午後3 頃までは、
  太陽も顔を出していたのですが、
  その後、急速に曇って来ました。
  そろそろ天気も下り坂のようです。

   そうそう昨夜、休む時のお月様は、
  とても優しい顔をしていました。

   もう随分、後方に下がっていて、
  (私の部屋から)眺めながら休むという訳には行きませんでしたけれど。

   それでも “お休み” の挨拶が出来、心安らかに眠りに着く事が出来ました。
  そう言えば、今日は 「下弦の月」 ですね。
  生憎、天気は下り坂との事ですが、今宵も、眺める事が出来るでしょうか・・?

   



   “目の下には神秘的な美しい夜の庭が広がっていた。
  月光に包まれた遠くの丘は詩のようであった。・・・”

                                    【「炉辺荘のアン」 第43章】






       
《イタリア製の写真立てに》・《こちらは「ウェジウッド」》

 
   



   さて、こちらの2輪の薔薇の写真は、
  いつも素敵な写真をお撮りになる、【KENさん】 から頂いたものです。

   いつも眺めていたくて、早速プリントアウトして、
  お気に入りの写真立てに、入れさせて頂きました。

   (Lと2L : 縮小していますので、目が粗く見えるかも知れませんが、
  実際は、そんな事はありません。)

   見ているだけで、心が和み、優しい気持ちになれる写真・・。
  これまで絵や音楽では経験ありましたが、写真では初めてです。

   このように最近、何かと話題の癒し。
  元々、慰めるという言葉から発展したもののようです。

   「なぐ」 という言葉は、朝凪、夕凪でお馴染みの
  風が止まった穏やかな状態の事。

   そこから心を穏やかな状態に静める事を、
  そのように言うようになったそうです。
  この薔薇は、私にとって、まさに心が落ち着く薔薇なのです。

   薔薇だけは例外ですが、本来は、あまり赤は好きではありません。
  それでもこれだけの薔薇・・。もし、これが大好きな青色のそれでしたら・・。
  想像するだけで、ワクワクします。

薔薇の咲く服~Ⅱ

2008-05-27 19:09:59 | リラのお気楽ユメ日記


   



   今日は、すっきり爽やかに晴れました。それも雲一つない五月晴れ。
  思わず吸い込まれそうな、ライトブルーの空が広がっています。

   そして、いつもの鶯(うぐいす)の声に混じって、
  普段、あまり聞き慣れない小鳥の声も・・。

   「ピピピッ~、ピ~ッ! ピピピッ~、ピ~ッ!」 
  一体、何の鳥なのでしょう・・?
  小鳥の声には、全く疎(うと)い私です。










   さて、今日も紅茶片手に、パラパラと
  ページを捲(めく)り、眺めているのは、
  英国の薔薇ガーデンの雑誌です。

   素敵な庭に今日も、うっとりしながら
  更にめくって行きますと、今度は、
  アンティックレースで作られた洋服・・。

   続いて・・薔薇のプリント生地が・・。
  “ウン・・? 見覚えのある薔薇・・。
  どこにしまったけ・・?” 

   絶対に処分してはいない筈・・。
  それからです。必死になって探すこと! 
 
   そして、やっとの事で、
  クローゼットの中から見つけ出したのが、
  このワンピースという訳です。

   本の写真と同じ柄・・。
  何でも優雅なロゼット咲きのオールドローズの咲く、
  薔薇の花園をイメージさせているのだと
  いうのですから驚きます。しかも・・。

   このワンピースの袖は、大きく膨らんでいるのです。(八分袖)

   



   “膨らんだ袖を着ないのなら、
  この人生は全く生甲斐がないとアンはしみじみ感じた。”
               
                                  【「赤毛のアン」 第11章】

   



   とは言っても・・今年は又、膨らんだ袖が流行っているとは言え、
  今時、こんな洋服を着ている人は誰もいません。

   前回の 【エトロのワンピース】 なら、流行のないデザインですが、こちらは・・。
  普段に着るにしても、ちょっぴり勇気がいりそうです。

   そうそう、 の写真、先日のエミリーの言葉のように、
  本に、木の葉の影が映り込んでいます。本当に小さな模様を作ってくれますね。
  その木の葉とは、「野村紅葉(のむらもみじ)」 です。 

小さな庭の 「ハーブガーデンの仲間たち」

2008-05-26 16:20:53 | ハーブと香り雑学




   朝、早い時間は真珠色の空。
  そして庭の木々の葉っぱは、
  しっとり濡れていました。

   どうやら夜のうちに雨が・・。
  キラキラッ~! と輝いていたものです。

   水の宝石を付けて、葉っぱ達も、嬉しそう・・。
  “いつもより美人だわね・・” ~なんて、
  声掛けしながらドクダミに目を遣りますと・・。

   やっと1輪、2輪と・・綻び始めました。
  このドクダミを見ると、私は、決まっていつも
  アンのこの言葉に、行き着いてしまうのです。

   



   「最初、名前を付けた人が、
  全然想像力がなかったか、又は、
  あり過ぎたのか、どちらよ。・・・」

                                  
   


   そうそう、ドクダミの事は 『白十字のマザー・テレサ』
  ~なんて、呼ぶ事にしたのでしたね。

   『星の瞳』 、『風の鈴』 、『白衣の貴婦人』 等など・・。
  野の小さな花や、木に色々名前を付けましたので、こんぐらがってしまいました。

   それにしても・・。今のこの季節って、本当に 「緑の季節 」 ですね。
  今日の写真、一つ取って見ても、緑が目に眩しいです。

   



“空気は、黄金の酒のように透明で、木の葉は若緑で、
  地面は震える日光で出来た、寄木細工のようだった。”

                                以上 【「アンの青春」 第13章】








   




   写真は、リラ版 “小さな庭の 「ハーブガーデンの仲間たち」” です。
  朝一番に、庭に降り立つと・・ツンと鼻をつく強い香り・・これは、「ローズマリー」。

   独特の清々しい香りと豊かな風味を持っているのは・・。
  小さなハート型の葉っぱが可愛い、「タイム」。
  優しい香りは・・「ローズゼラニウム」・・。

   こんな風に、花や草に混じって、ハーブの芳香が漂って来ます。
  人に自慢出来るような代物ではありませんが、いつの間にか
  大好きなハーブ達が、大きく育って来ました。

   ハーブは、たいした世話をしなくても、どんどん増えます。
  今の季節なら、挿し木で簡単に。

   ハーブの径を作り、通る度に身体とハーブが触れて香りが立ち込める・・
  そんな風にするのが、さしあたっての私の “夢” です。

きらきら光る~Ⅲ

2008-05-25 19:20:54 | ちょっとアンティーク


   




   久し振りに、雨の日曜日となりました。
  そう言えば、何年か前、週末になると雨・・という年がありましたね。

   その雨も午前中は、降ったりやんだりしていたのですが・・。
  完全に上がったのは、お昼ちょっと前だったでしょうか。
  午後になると、時折、青空も戻って来ました。

   ただ気温は低めです。つい一昨日は、夏日でしたのに、
  この気温の変化は一体、何なのでしょう。

   それでも今年の夏は、暑さが厳しいとか。冷夏も困りますが、あまり暑いのも・・。
  程々の暑さになって欲しい・・なんて、虫がいいのでしょうか・・。
  そんな事は、ありませんよね。











   さて、写真は先日、山口の叔母に
  貰ったビーズのバッグと帯です。

   帯2枚は解き、やっとテーブル
  センターに、仕上げました。  

   そうそう二つあるビーズのバッグ、
  薔薇柄の方の裏側が、
  こちらの写真です。

   ちょっとアンティークで
  気に入りました。

   しかもビーズのバッグは、
  小さい物が多いのですが、これは割と大きめです。

   上は日本製で、下の琥珀色の方は、香港で買ったとか。
  二つ共、とてもしっかりした作りになっています。

   



   「年を取り過ぎてますかしらね、シャーリーさん? 
  私はみっともない真似はしたくないけれど、
  前から ビーズ の肩マントを欲しくてたまらなかったのですよ。
   あれこそ、所謂いわゆる洒落しゃれた物だと考えていたのです。
  それに今又、流行っていますからね。」

                                  
   


   このビーズって、ヨーロッパを初めとして、
  世界各地で本当に古くから人気が、あったようですね。

   それが、脈々と現代まで引き継がれて行っていると思うと、
  ある種の感慨を覚えます。

    上の言葉は、アンがサマーサイド中学校校長として、赴任した際、
  下宿した 「柳風荘」 チャティおばさん のものです。
  それに対する アン の答えも振るっています。そうですね、仰る通りです。

   



   「年を取り過ぎて自分の着たいものが
  着られないなんていう法はないわ。
  年を取り過ぎていなすったら、
  それを着たいとはお思いにならないでしょうからね。」

                                以上 【「アンの幸福」 第2年目】

五月雨(さみだれ) に濡れる白十字

2008-05-24 17:00:07 | 四季のスケッチ


   




   鶯(うぐいす)の声は、いつも通りでしたが、真珠色の空で明けた今日という日。
  昨日の予報では、確か気温は下がると言っていた筈ですが、まだまだ高めです。

   そして湿度も・・。風も吹いていましたが、生暖かい風。
  今にも泣きそうな、そんな朝の空・・。

   それでも、お昼近くまで我慢していましたが、とうとう・・。
  霧雨から今は、やんでいますが、ちょっぴり気温も下がったのかも知れません。

   



   “アンは窓を開け放って春へと身を乗り出した。・・・・・
  「春があまり美しいので、眠って少しでも逃すのがいやだわ。」”

                             【「炉辺荘のアン」 第23章】

   



   今年の春は、良いお天気が多かったような気がします。
  特に5月は、(まだ1週間残していますが)
  爽やかな五月晴れ・・という日が、多かったような・・。

   昨日などは、アンと同じように、家中の窓という窓を思い切り開け放ったものです。
  尤も、蒸し暑かった・・と言うのが、一番の理由なのですが・・。

   この辺で、雨も仕方ないのでしょうね。
  庭の植物も少々、乾いていたようですから。
  そうそう、あれから 「リラの木」(白衣の貴婦人)も、元気です。



   余談ですが、「五月晴れ」 は、本来、
  梅雨の晴れ間の事だったそうですね。

   勿論、今日のような 五月雨さみだれ は、
  梅雨という事になりますね。

   今日は24日ですが、5/28に降る雨だけは、
  「虎が雨」 という特別の名前も。

   旧暦のその日、曽我兄弟が
  敵討(かたきうち)を果たしたのですが、
  兄の十郎は、討ち死にしてしまいます。

   それを悲しんだ愛人、
  虎御前の涙雨だという訳です。
  (~「美人の日本語」 より)

   今年は、やはりドクダミの開花が遅れているようです。
  でも、やっと花芽を付けました。

   美味しいお茶が頂けるようになるのも、もうすぐです。
  又、雨が降り出しました。ちょっぴり冷たい雨? に、なったようです。 

二人だけのコンサート

2008-05-23 17:00:49 | 音聴箱


   




   今日も五月晴れ。美しい鶯(うぐいす) の鳴き声も相変わらずです。
  その上、昨日より若干、湿度があるかも知れません。
  今日はその分、暑くなりました。

   そうそう、お月様・・。
  昨夜も午後10時頃は、オレンジの朧(おぼろ)月でした。
  でも休む時は、いつもの黄色いお月様で、ほっと一安心。

   ただ、そのお月様も、だんだん移動してしまい、
  お月様を眺めながら休むなどという、
  空極のロマンティック気分には、ほど遠いものとなりました。
  たった何日間の事なのに、面白いですね。



   朝10時頃、私と同類の? アン好きの、
  近所の友人が、「ピンポ~ン!」。

   でも、久し振りです。聞けば少々、鬱状態で、
  外出するのが億劫だったとの事。
  私は・・と言いますと・・。

   丁度、いつもの木陰で、お茶しようかな・・
  と、思っていた所でしたので、「どうぞ!」
  と、いう事になり、庭に回って貰いました。

   幸い、まだ “月でひろった卵” の
  お菓子も残っています。

    先日と同じ、葡萄柄の硝子カップで、
   採れたてのハーブティーを。

   そして私も又、これ幸いと友人を観客に、
  リコーダー演奏を聴いて貰う事に・・。(お茶の後は、室内に移って)

   




   “薄青い薔薇の花を散らした、
  クリーム色のモスリンを着ていたが、
  普通、同じ年配の婦人が着たら、ひどく派手に見えるであろうに、
  ミス・ラベンダーには、しっくり似合っていた。”
                   
                                【「アンの青春」 第21章】

   



   ここで私も一応、ミス・ラベンダーよろしく服も着替えて。
  何てったって演奏会? ですもの。

   友人は元々、ピンクハウス物が好きなので、いつもアンのような格好をしています。
  今日も、フリルたっぷりの薔薇柄のワンピースです。

   そうそう曲は、ジョゼフ・ボーダン・ド・ボワモルティエ作曲、(フランシス・D・ミラー編)
  『2本のアルト・リコーダーのための 「組曲とパストラール」』。
  一人二役で、下声部は録音です。

   ~なんて記すと、一見難しそうですが、ごくごく簡単なもの。
  でも、気軽にバロックの雰囲気に浸る事が出来ます。

   リコーダーは、誰もが小学校時代、一度は演奏した事のある楽器、
  そう、あの縦笛です。“この頃何も、する気がしない・・”
  と嘆いている彼女に、“笛をやらない?” と、誘ってみました。

   リコーダーで童謡もいいですが、バロック音楽は最高です。
  そして気軽にアンサンブルの楽しさも・・。それは彼女も認めていました。

   “楽譜が読めないから・・” と、尻込みしている彼女に、
 “教えるから・・” とハッパをかけていますが、果たしてどうなるでしょう・・?

晩春のポプリ遊び

2008-05-22 17:08:21 | ハーブと香り雑学


   




   今日も良く晴れました。五月晴れです。
  昨日同様、気持ちの良い天気になっています。

   ところで、昨夜のお月様・・。午後9時頃だったでしょうか。
  東南の空に出ていたのは、ボ~ッと霞んだ、オレンジの朧(おぼろ)月でした。

   オレンジというのが、ちょっぴり無気味で、昨夜はいつものように、
  お月様を眺める事なく、早々に休んでしまったのでした。










   さて、今日もヒラ、ヒラ~ッと、
  蝶が舞っています。

   いつもと違うのは、私が蝶を
  追い駆けるのではなくその逆。

   洗濯物を干している時も、
  私の側を離れません。
  私が動けば蝶も、その後を・・。

   そして、ハロー・エンジェルや、
  マロウの葉っぱの上に、
  羽根をひらひらさせて止まるのです。

   そうなると、もうカメラしかありません。
  でも、カメラを持ち出しますと、途端に飛び立ち・・。
  まるで私を焦らし・・そうする事を喜んで? いるかのようです。

   そんな訳で、今年はまだ1枚も蝶の写真を撮れていません。
  去年は、何枚か撮ったのですが・・。







 


   



   さて、写真はこの春のポプリです。
  と、言っても薔薇は一瓶で、後は全て三色すみれ(パンジー)ですが・・。

   これからペチュニアや、ハイビスカス、ペラルゴニウムなどが、
  続々登場して来ます。ただ、梅雨に入るとポプリ作りは、難しくなります。

   となると、今のうちにしっかり溜めて置いて香り付けしなければなりません。
  香りの好みは、人様々ですものね。

   私は、柑橘系の爽やかな香りが好きですが・・。
  勿論、季節によっても香りの好みは、変わって来ますね。

   ところで、以前からこちらにも記していますので、
  もうご存知の方も多いと思いますが、私は薔薇と同じ位、葡萄が好きです。

    の葡萄のランプは、先日の宮島で求めたものです。
  葡萄の房の中には、電池式の小さな蝋燭が入っています。
  (一応蝋燭は、点けているのですが、見えませんね)

   それでいて、材料費にもならない信じられないようなお値段(安さ)。
  ランプではなく、ポプリ入れにしてもいいですものね。

   宮島に行かれた方は、ご存知かも知れませんが、
  あまりにもの安さに、びっくりです。

   尤も、私が知らないだけで、
  既に余所(よそ)でも売っているのかも知れません。