【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

舞い降りた氷上の女神

2014-02-28 19:11:52 | 今時主婦の井戸端会議(政治など)

【今日の薔薇】






   なかなかスッキリとした天気にはなりませんが、
  昨日の雨は上がりました。

   ところで今朝のこと。
  曇り空ながら空が見えました。何とも言えない安堵感。

   尤も空が見える、山が見える・・からと言って、
  空気中の有害物質がなくなっているとは限りません。

   でも霧でも靄(もや)でもない、しかし無気味な
  それらのような、白い有害物質に覆われている景色は異様です。

   またしても、これまで当たり前だと思っていた事が、
  これ以上奪われて行くような事があってはたまりません。

   そうならないように私達は現状にあぐらをかいていないで、
  努力しなくてはならないのでしょうね。

   冒頭の写真は今日の薔薇。
  連日の暖かさで、ほんの少しだけですが綻んだような気がします。





 



   

   さて、オリンピックも終わり日常が戻って来ました。
  それにしても、フィギュアの浅田選手のフリーの演技には、
  日本中が感動しましたね。今更の感もしますが、今日はその事を。

   勿論、浅田選手にはメダルを取って欲しかったですが、
  メダルだけではないという事を痛切に教えてくれたのも事実です。

   同時に日本国民はその事を十分、分かっており、
  素晴らしい演技を讃える、民度の高い国民性があります。
  (金メダルは、男子羽生選手が取ってくれましたし)

   一方、韓国。
  キム・ヨナ選手の銀メダルを不服としてISUに判定のやり直しを
  求めたと思えば、自国のテレビ(NHKに当たる公共放送)では、
  彼女の事を 「実際は金メダル」 と、
  テロップを入れて放送するなどやりたい放題。

   何せ、フィギュアの中継放送ですら、れっきとしたアナウンサーが
  浅田選手の飛ぶ前、「きっと転びますよ」 という国柄なのですから。

   今回の浅田選手の完璧な演技。
  でも、そのわりには点数が低かった・・と思ったものです。
  ネットである人が、いみじくも答えていました。

   『浅田はショートは失敗したが、
  フリーでは、超絶難度の凄い演技をした。

   (浅田には)加点を付けない、
  細かいいちゃもんを付けて減点しまくっても、
  場合によってはメダルに絡むような
  「高得点を付けざるを得ない演技」 をしてしまった。

   ロシアとキムにメダルを確保させるには
  加点(pcsジャッジの主観)をインフレさせるしかなかった。

   ほとんどのジャッジが加担(買収工作)
  しているから、上位陣のあの得点となる』
   

   つまり浅田選手のあの演技がなかったら、
  ここまであからさまにならなかったという訳です。
  尤も、それは前回のバンクーバーから盛んに言われていましたものね。

   浅田選手はたった一人で、
  外に内(スケート連盟)にと闘っていたという訳です。

   その上、黙々とひたすらに技術を磨き・・。
  本当に強靭な精神力です。

   情報源は勿論、テレビではありません。
  ネットですが・・。

   とは言え、決してネットだけの情報を
  うのみにしている訳ではありません。






【氷上の日の丸を囲み世界が黙祷】

  
   


   でも、フィギュア一つ取ってみても、
  テレビが伝えない情報がある、それも故意に・・
  という事をこれまで思い知らされてもいます。
  「伝えない自由」 だそうですね。

   特にフジテレビの異様なまでのヨナ上げ、真央下げ、日の丸排除。
  3年前、震災のため出来なかった東京での世界選手権を
  ロシアが引き受けてくれ、「日本応援セレモニー」 を
  行なってくれた事も全然、報道されていません。

   因みに、キム・ヨナは、このセレモ二ーには欠席。
  しかも、選手権は日本で放送しやすいように、
  時間までロシア側が配慮してくれたといいますのに、
  録画で放送したフジテレビ。

   それどころか応援セレモニーをカットし、
  代わりにキム・ヨナ特集をしたのでしたね。

   応援セレモニーは、
  どれだけ東北の人も励まされたか分かりませんのに。

   今晩、そのフジテレビが浅田選手の特集を組んでいますが、
  一体、どんな番組なのでしょう。
  視聴率を取るために必死なのですね。  

花目覚めの雨

2014-02-27 20:27:27 | 薔薇の追憶





【ジャスミン】







「今日は普通の日じゃありませんからね、
奥さん」
と、スーザンは厳かに言った。
「あら、スーザン、
普通の日なんてものはないわよ。
どの日もどの日も他の日には
ないものを持っているんですもの。
そう思った事はなくて?」
「その通りなんですよ、奥さん、
この前の金曜日でさえそうでしたものね、
一日中雨が降って鬱陶しい日でしたがね、
3年間も花を付けなかった
私の大きなピンクのゼラニウムが
とうとう蕾を見せたんですよ」
                【「炉辺荘のアン」 第3章】






   夕方には上がりましたが、
  今日は雨が降ったりやんだりの天候となりました。

   生憎の空模様でしたが、気温は引き続き暖かです。
  夜になっても気温の下降はありません。

   さて、そんな今日。
  昨年からの紅薔薇は、今日もこの通り。

   例年にないあの寒さも雪も、昨日のPM2.5の中でも
  いつもの姿で、いつもの場所に、ひっそりと佇んでいます。

   おまけに今日の雨では、
  「水も滴(したた)るいい女」~ならぬ、いい薔薇。

   いい加減切り取って、
  お部屋の中へ入れた方が開花するのでは・・

   ~なんて思ったりもするのですが、
  ここまで待ったのだからと・・結局、自然に任せる事に。


                                 【一年中咲く 「アブチロン~チロリアンランプ」】
   薔薇はこんな調子ですが、
  ここに来て、春の花が
  花芽を伸ばして来ました。

   チューリップ、ヒヤシンス
  釣鐘草などの植えっぱなしの
  球根は言うに及ばず、
  ジャスミンやモッコウバラ、
  等など・・。

   特に蔓性のジャスミンや
  モッコウバラは繁りに繁って、
  アーチ棚が必要なほど。

   今日の アンスーザン
  のような花会話に明け暮れる
  日々は、もうすぐです。

   そうそう、花が咲く事を
  「花笑はなえみ」 と言うのだそうですね。
  又々、美しい日本の言葉。

   小学生から英語を学ぶ事も
  結構ですが、日本には学ぶべき
  美しい言葉が沢山あります。

   せめて英語と同様に、いいえ、それ以上に国語にも力を入れて欲しいです。
  母国語をなくした民族は、やがて亡国の憂き目を辿ると言いますから。

風待草咲く頃

2014-02-26 18:05:28 | 四季のスケッチ










「そんな風に言えば、
ちっともロマンスなんかないわ」
アンはがっかりした。
「そんな風に言ってしまえば
何ともなくなるんですけれど、
でも 詩を通して見ると
全然違ったものになってよ・・・
そうして、詩を通して見た方が ・・・」
アンは再び元気を取り戻し、
目は輝き、頬は紅潮した。
「・・・素晴らしいと思うわ」  
                【「アンの青春」 第29章】





   良いお天気ですのに、こちらは今日も、
  PM2.5の影響で、空気は白く澱(よど)んでいます。

   尤も午後からは曇って来たようですが、
  晴れていても空が見えないのですから同じですね。
  おまけに花粉、黄砂も加わった飛散三兄弟も。もう最悪です。




   そんな今日。
  今年も、お隣の
  枝垂れ梅が咲きました。

   我家では借景とさせて
  頂いています。
  (ついでに白の菫も)

   そう言えば・・。
  今、梅の季節ですね。

   今年は、すっかり
  失念していました。

   枝垂れ梅は一般の
  梅より遅咲きですから、
  まだ咲き始めたばかりです。

   「梅一輪
  一輪ほどの暖かさ」

         ~服部嵐雪

   上記の句同様、
  今日は昨日以上の
  暖かさとなりました。

   そうそう、今日のタイトルの
  「風待草」 は、梅の事です。
  春風を待って咲くから 「風待草」

   他にも 「春告草(ハルツゲクサ)」、
  香りがあるから 「匂草」、「香栄草(カバエグサ)」。
  どれもロマンティックで、素敵な名前ですね。

窓辺のマジック ~ その2

2014-02-25 20:52:07 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編













レイチェル・リンド夫人が窓際に座り、
小川から子供に至るまで通行のもの
全部に鋭い監督の目を光らせていて・・・
(中略)
主婦としての手腕はたいしたもので、
裁縫の集いの中心ではあるし、・・・
しかもなお何時間でも台所の窓下に座って、
木綿の刺子を刺す余力があった。
それもその間中、この窪地から
ずっと向こうの赤い丘の急な斜面まで
うねうねと続いている街道の方へ
絶えず目を配りながらの仕事だから
驚きいったものである。  
                   【「赤毛のアン」 第1章】




   

   空は晴れているのに、真珠色の空で明けました。
  今日はボ~ッと霞がかかっていて、辺り一面が白くなっています。
  勿論、空は見えません。

   気温はぐんぐん上がり、春の匂いをふんだんに嗅(か)ぎました。
  これで3月中旬くらいの気候でしょうか・・。

   しかしながら、やはりと言いますか・・。
  夕方のニュースで、今日の霞がPM2.5を含んでいる事を知りました。
  本来なら真っ青な空だとか。本当に迷惑な話です。

   折角、春を感じましたのに。
  高揚した気分が一気に萎んでしまったような気がします。












     さて春を感じた昼下がりは、ふと眠気に誘われそう。
    窓辺でお茶タイムと致しましょう。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、開店です。

     ここは二階ですが、幸い小さな流し台は設置しています。
    一昨日もそうでしたが、今日も出窓をテーブル代わりに。
    



   この試みは初めての事
  ですが、実はアンの
  手作り本の写真を参考に
  させて頂きました。

   この窓辺は、一階の
  リラ版 「リンド夫人の部屋」
  より、余計にリンド夫人に
  近付いた気分。

   ここでは目の前の里山と
  空が友達です。

   生憎、今日は霞のせいで、
  流れる白い雲や、色々な形に
  変化する雲を楽しむ事は
  出来ませんでしたが。

   でも有り難い事に、
  「想像の余地」 は、
  たっぷり。

   それに、頬杖でもついて?
  ボ~ッとする場所には最適です。
  「美味しい珈琲が入りましたよ」    

手仕事の粋~その2

2014-02-24 18:26:36 | 私の手作り夢時間













「・・・私は着るものでわずらわされなど
していられないの」
「そりゃ違うわ! 
着るものはごく大事な事よ」 
アンは・・・厳然と言った。
(中略)
「無器用でも、自分でちょっと手をかければ
すっかり感じの良くなる人が
沢山いるものね」
(中略)
「エマ・ディルには褐色の代わりに
青い服を着せて、シャーロット・ブレアには
格子縞の代わりに縞を着せたの」                  
                【「アンの幸福」 第2年目6.】






   朝から快晴の空となりました。
  昨日の午後からの良いお天気が、そのまま続いているようです。

   気温も、朝は驚くほど低かったのですが、
  日中は昨日以上の暖かさとなりました。
  尤も明日は、もっと暖かくなるようですけれど。

   ところで連日、熱戦を繰り広げていた、オリンピックも終わりましたね。
  そして気が付けば、2月も後数日で終わり。

   思えば、ついこの間・・。
  「後、数日でオリンピックが始まるのですね」

   ~と、これも月日の経過の早さをオリンピックに絡めて
  言っていた、アナウンサーの声が蘇ります。
  その祭りさえも・・早くも終わってしまいました。











   さて、今日の写真。
   【一昨日】 の 「レースのネックウォーマー」 と
  「コサージュ」 を手持ちのワンピースにあしらってみました。

   このワンピース、一応冬用ですが、袖が透けています。
  黒の格子は、ベルベット。

   今日の アン ではありませんが、ちょっとした工夫で、お洒落着に。
  それも自分だけの。世界に一つ。何だか嬉しくなります。

   もう少し暖かくなれば、ネックウォーマーは外し、
  これも手作りのビーズの 【チョーカー】 を付けるつもりです。

   箪笥の肥やしを増やさないようにする、
  一つの知恵と言っていいかも知れません。

窓辺のマジック

2014-02-23 23:15:08 | リラのお気楽ユメ日記












あの部屋では外は大自然の緑に包まれ、
庭にはスィートピーが生えており、
月光は果樹園を照らし、坂の下の小川や
その向こうには夜風が枝を揺する樅林、
広々とした星空、
木の間から洩れるダイアナの窓の灯など、
自分の部屋にいてそれらを感じた。                 
                 【「赤毛のアン」 第34章】













   こんな空で明けた今朝。
  しかしながら朝の早い時間には、なぜか太陽はその顔を出し渋り。

   それでもひとたび雲の隙間から姿を現すと、ポッカ、ポカ。
  引っ込んでいる時とその逆と・・その落差に一喜一憂したものです。

   でも、それは午前中までの事。
  午後からは嘘のように雲が消え、今度は姿を現しっ放し。

   そうなれば朝は鈍かった気温は上昇。一気に春がやって来ました。
  その温度差は、ゆうに10度を超えています。










   さて、今日の写真は、
  二階の出窓の一角。

   ここには長い事、
  色とりどりの硝子瓶を
  所狭しと置いていましたが、
  思い切って整理。

   思わぬ空間を確保しました。
  桶を置いてポプリを飾り、
  ちょっぴりカントリー風に。

   本当は春らしく・・と
  思いましたが、それは
  もう少し先でもいいかと。

   ほんの少しでも
  アン気分に浸りたくて。

   そうそう、ここは幅広の
  出窓ですので、小さな椅子を
  ここに運べば、テーブル
  代わりにもなります。

   目の前は里山。
  (今日の例文のような)
   『アンの世界』 には程遠いですが、
  ここは 「想像の余地」 が一杯!
  この後、ティータイムとしたのは言うまでもありません。    

手仕事の粋

2014-02-22 17:55:05 | 私の手作り夢時間










・・・月が昇った。
しかし、何という異様な月だろう・・・・・
何という大きな、血のように赤い月だろう。
こんな月をナンは見た事がなかった。
恐ろしくなった。
暗闇の方がましなくらいだった。    
                【「炉辺荘のアン」 第27章】





   今朝起床し、外を見た瞬間に感じた色は白。
  まだ半分寝ぼけている頭ですが、必死に思いを巡らせています。

   “昨晩、冷えたからひょっとして雪・・?”
  そんな筈はありませんね。
  白いと感じたのはスレート屋根だけに下りている霜。

   おまけに、いかにも冬らしい真珠色の空ですから、
  全体が白く感じたのでしょう。それより何より、昨晩見た月の色。

   この時期、いつも見る透明で青白い月ではありません。
  黄色がより強く、どちらかと言えば赤っぽい月。
  こんな色の月は、ナン もそうですが、無気味に感じますね。  











   さて、編むレースも
  いいですが、こちらは布レース。

   黒レースのネックウォーマー
  と(バッグではありません)
  大きなコサージュです。

   実は先日、デパートで
  素敵なレースのウォーマーを
  見つけました。

   お値段を見ますと・・。
  びっくりする程の金額。
  それならば自分で・・と。

   私は襟ぐりが開いた
  洋服が苦手です。

   これから春先に首元が
  寒い時に重宝しそうです。

   レースですから優雅な
  気分にもなりますものね。
  一石二鳥。

   そうそう、以前の葉っぱの
  リースに、赤い実をくっつけました。(冒頭から2枚目の写真)
  俄かにカントリーっぽくなり、気に入っています。   

“ようこそ” を彩る花

2014-02-21 22:28:58 | 香る庭の花綴り



【俯く風情~「匂い菫(ニオイスミレ)】







「・・・詩人のローウェルが
こう言っているではありませんか。
『失敗が悪いのではない。
目標が低さこそは罪悪だ』 とね。
私達は、理想を持ち、
例え成功しないとしても、
それを実現するために、
努力しなくてはいけないのよ。
理想がなかったら、
人生はみじめなものですよ。
理想があればこそ人生も
偉大なものとなるのですからね。
自分の理想を
しっかり持っている事ですよ、アン」                 
                【「アンの青春」 第15章】





   今日も晴れの朝を迎えました。
  それにしても昨日の朝と今朝の違い。

   同じ朝ですのに、何という違いでしょう。晴々とした気分。
  勿論、浅田真央選手の演技に感動したから。現金ですこと!

   今朝は彼女の演技までライブで見てから休みました。
  午前2時は回っていたように思います。

   固唾(かたず)を飲んで見守っていた、
  最初のトリプルアクセルが成功し、それからは、
  全てのジャンプを成功させ、最後に笑顔で演技を終えた彼女。

   それを見届ける事が出来た事に感謝。
  もう、メダルなんて関係ありません。
  こんな気持ちになったのは初めてです。

   恐らくこの思い、日本中の方がそうだったのでしょうね。
  テレビでも朝からそんな話題で、もちきりですもの。

   既に一日経とうとしている現在も、その余韻は続行中。
  魂の演技とは、こういうのを言うのでしょうね。

   尤も、もう少し点数が出ても良かった気がしますが、
  採点の曖昧さは今に始まった事ではありませんものね。

   常に自分を磨き高め、精進する浅田選手の姿は、
  フィギュアが、スポーツ競技である事を、
  身を持って教えてくれたような気がします。
  弱冠23歳なのに凄いとしか言いようがありません。

   いつもの前置きのつもりが随分、長くなってしまいました。











   



   さて、今年も春の兆しの花、
  「匂い菫(ニオイスミレ)」 を庭の片隅に確認。
  と言っても、まだ一輪だけですが。

   大好きなこのスミレが咲いたら、春はもうすぐそこに。
  まだまだ寒いけれど、心ウキウキです。 

   そうそう、もう一つおまけに、例の紅薔薇の姿を。
  そう、リラ版 「淑女の薔薇」。

   未だに蕾のままの姿で、ここにこうして君臨しています。
  この薔薇が微笑む頃こそ、本当の意味の春ですね。

物語の続き~貴婦人の衣

2014-02-20 23:50:37 | 心の宝石箱







【「ウジェニー皇后と女官たち」~ヴィンターハルター画(ドイツ)】






「・・・女主人公は
『頭のてっぺんから爪先まで
ダイヤモンドで燦然さんぜんと輝きながら』
舞踏会で大いに楽しんでいるの。
けれども、美や豪華な装いが
何の役に立つであろう?
『栄華の道はただ墓地に続くのみ』
みんな、殺されるか悲嘆にくれて
死んでしまうかどちらかなの。
逃れるすべはないのよ」                   
                【「アンの愛情」 第35章】





   太陽を伴って明けた今朝。
  お陰様で気温の方も昨日よりは随分、上がった気がします。

   それにしても今朝は、日本中が落胆の溜息を付いた事でしょう。
  浅田選手がどうのこうではなく、何だか信じられない気持ち。

   天才とは努力が出来る人の事を言うそうですが、
  あのフィギュアの申し子のような天才でもこんな事が起こるのですね。
  これが、オリンピックに魔物が潜んでいるという事なのでしょう。

   常に技術を磨き、努力を重ねている姿を私達は知っています。
  もうすぐ始まるフリーは、メダルに関係なく、
  最高の演技で終えて欲しいです。
  どうか、はじける笑顔が見られますように。

















   さて、勝手に昨日の続き。
  まるで宝石箱のような
  素敵な缶でしたので、
  もう一度。

   そうそう、この缶の絵、
  どこかで見た絵と
  思いましたら・・。

   ヴィンターハルター
  (ドイツ)の画、
  「ウジェニー皇后と女官たち」
  ではありませんか。

   こんな缶でしたら、
  つい求めてしまいます。

   中身は良くあるチョコレート
  にくるまれたお菓子。

   でもそれは1個ずつ、
  同じ絵の包装紙で
  くるまれています。

   当時の王妃や貴婦人に
  思いを馳せてみたりして。

   おまけに気分は貴婦人。
  想像するだけですから、安上がりです。
  

   でも、今日の アン の言葉にはある意味、納得。   
  今の世界が一番いいのかも知れません。  

姫君たちのスィーツ召し上がれ

2014-02-19 19:35:05 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編













「悩みは忘れて、幸せだけを考えましょうよ。
牧師さんの奥さんが言ってなすったわよ。
何か、辛いと思った時には、
それを吹き飛ばすような、
素敵な事を考えなさいってね・・・」                  
                  【「アンの青春」 第17章】





   今日も真珠色の空で明けました。
  時折、太陽は顔を出していますが、少々、出し惜しみしています。
  気温の方は、平年並みという所でしょうか。

   ところで、ソチ冬季オリンピック、盛り上がっていますね。
  ほとんどが深夜の競技ですので連日、寝不足が続いています。

   そして未明には、いよいよ女子フィギュア。
  男子に続き、金メダル! と行きたいものですが。
  先ずは、浅田選手のトリプルアクセルが成功して。

   今日の例文のように幸せなシーンだけを思い浮かべるとしましょう。
  浅田選手には思い切り滑って欲しいです。応援しています。













     さて、大好きな19世紀、オールドファッションに身を包んだ、
    こんな素敵な缶のクッキーを見つけました。

     そして、先日の東京土産の 「東京ばな奈」 もあります。
    そんなこんなで。久し振りとなりました。
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。


   気分は19世紀ですから・・
  古いトランクを
  引っ張り出して来ました。

   今日は、トランクの上を
  テーブルに見立てましょう。

   ガタン、ゴトン、ガタン、
  揺られながらの汽車の旅。
  ~なんて。

   先日は僅か2時間の新幹線の
  旅でしたが、それでも車よりは
  旅行気分になりますね。

   そうそう、今日のお菓子の
  素敵な缶は、レーマン製菓の
  チョコレート菓子。

   そう言えば、大きな缶を
  母が長い事、裁縫箱に
  していましたっけ。

   「東京ばな奈」 は、
  もうお馴染みですね。

   素朴で懐かしい味。
  温かいお茶が入りましたよ。 ~