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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

旅の思い出(ツタンカーメン王の玉座の絵)

2014年03月12日 | 旅の思い出(ブログ開設以前の旅)

このブログを始めるだいぶ前の平成20年の2月上旬に夫とエジプトを旅しました。

この旅行中に、ツタンカーメン王の玉座の背もたれに描かれた絵が売られていたので買い求め、それ以来ずっと我が家の居間に掛けています。絵はパピルスに描かれています。
Photo <玉座の絵>Photo_3 <お墓の入り口で現地ガイドさんの説明>

「エジプト考古学博物館」でこのツタンカーメン王の玉座を初めて見た時、「案外小ぶりだな」という印象を持ちました。玉座というので、ある程度の大きさを想像していたものですから。
Photo_4 <玉座>

木製金張りの椅子で、絵が描かれている背もたれは正方形に近く、絵の上の方から円で表された太陽神アテン神の光線が若いツタンカーメン王とお后のアンケセナーメンの二人に降り注いでいます。
Photo_5 <背もたれ部分の拡大>

左手で香油の入った杯を持ったお后のアンケセナーメンが、ツタンカーメン王の左肩に香油をやさしく塗ってあげていて、お二人の仲の良さが偲ばれる絵でした。

よく見るとツタンカーメン王は左足にサンダルを、王妃は右足にサンダルを
履いています。この様に一足のサンダルをそれぞれが片方だけを履いているのは、二人が仲が良かったということを表しているのだそうです。

玉座の脚はライオンの脚を模した形で、儀式に使われていた椅子ではないらしく、椅子全体の造形は、写真でもわかる通り、とても数千年前に作られたとは思えないオシャレなものでした。

「エジプト考古学博物館」はカイロの中心部にありますが、ここを見学した後、旅行社が近くにある絵やカレンダーなどを売っているお店に案内してくれました。居間に掛けている絵はこのお店で買い求め、日本で額装したものです。
Photo_6 <エジプト考古学博物館>

エジプト旅行以来、この絵はずっと居間に掛けられ、我が家の暮らしを見守ってくれています。

(玉座と背もたれ部分の写真はネットよりお借りしました)
 

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