H.20年(2008年)9月に、オーストリア、チェコ、ハンガリーを旅しました。長い歴史と文化を感じさせる街並や豊かな自然が残る景観は、それぞれが魅力にあふれ、今でも深く印象に残っています。
特にプラハの天文時計は、そこでの滞在時間が比較的長かったこともあり、思い出深いものです。
上の写真では分かりにくいですが、この時計は旧市庁舎の壁に取り付けられていて、15世紀の初めに作られたのだそうです。からくり時計で、毎正時には時計の上の窓からキリスト12使徒の人形が動くのが見え、また時計横の人形も上下に動いて見ていてとても楽しいものです。
ヨーロッパの大きな都市には、からくり時計がよく設置されていますが、このプラハの天文時計の見物人の数は桁違いでした。毎正時近くなるとどこからこんなに人が集まったのだろうと思う程の人波で、みんな時計を見上げ始めます。からくり人形が動く時間はホントに短いのですけどね~(笑)。
この天文時計が設置されている旧市庁舎の塔はエレベーターで登れるようになっています。そこからはヤン・スフ像を中心にティーン教会などの歴史ある建物に囲まれた旧市街広場が見渡せて素晴しい景観でした。
塔から下りた後、旧市街広場まで行きベンチに腰かけて、様々な国からの観光客や周りの歴史的な建物を見ながら過ごした時間は、何故か今も忘れられない時間として心に残っています。
旧市庁舎前にはショップがいっぱいあり、その中のボヘミヤングラスのお店で、こんなお皿を買い求めました。手荷物として持ち帰りましたが、ボヘミヤングラスって重いんですね~。持ち運びが大変でした(^-^) このお皿を使う度に、旧市庁舎前の雰囲気や天文時計の事を懐かしく思い出します。
(上2枚の写真はネットよりお借りしました)