日々の暮らしに輝きを!

since 2011
俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

お盆

2011年08月15日 | つれづれ
 

お墓参りをした時、お寺さんに小さな冊子を頂きました。

何となく今まで、お盆とは亡くなった方やご先祖様の御霊が家に帰ってこられる日と考えていたのですが、この冊子にお盆の事が書いてあるので読んでみました。

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」というそうです。「盆」という言葉は、サンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」の意の「ウッランバナ」を音写した「盂蘭盆」からとされていました。しかし最近では古代イラン語の「精霊」をあらわす「ウルヴァン」から「盂蘭盆」となったという説が有力なのだそうです。

お盆の起源についても諸説あるそうですが、中央アジアにおける農耕儀礼を起源として、次第に先祖供養の儀礼へと変遷し、日本に伝わるまでに仏教の教えとまざりあい、今日の「お盆」という行事になった、と最近では考えられているそうです。

お盆になるとお墓やお仏壇にほおずきを飾りますね~、これは枝つきのまま飾り御霊を導く提灯に見立てているのだそうです。

お盆は一般的には8月13日~15日で、地方によって色々なお盆の過ごし方や行事がありますが、共通しているのは亡くなった方やご先祖を忘れずに思い出し、感謝の気持ちを伝える事です。

お盆は仏教行事ですが、今では暑い盛りに都会から故郷に帰って父母や友達に会う「夏休み」として日本の社会に定着していますね。

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村←ランキングに参加中! クリックよろしく~(^-^)

.

.

.