3日目の最終日に、この旅のハイライト、伊良部大橋をドライブしました。
<伊良部大橋>
お天気が良かったので気持ちの良いドライブになり、橋の最高地点(27m)に達する前辺りに差しかかった頃からは車内で拍手がおきる程でした。
伊良部大橋は今年の1月に開通したばかりで、宮古島と伊良部島を結んでいて全長3540m、取り付け部分を含めると6500mで、無料で渡れる橋としては日本一の長さなのだそうです。
前日渡った池間大橋、来間大橋とこの伊良部大橋の違いは、橋が曲線を描いていることです。船舶通航の為に設けられたアーチ部分(最高地点)は海面から27mに達し、これだけ余裕があれば多くの船が通過可能でしょう。
又、橋の低い所と船を通す高い所の差が他の橋よりはっきりしていて、低い所は海面に近く透き通った青い海を鮮明に見ることが出来ました。美しい海を眺めながらの高低差のあるドライブでは童心に返るようなワクワク感を感じました。
下の写真の佐和田の浜は、「日本の渚100選」に選ばれている手つかずの自然が残るビーチですが、ぱっと見た時こんな景色は見たことがないと思いました。それは明和の大津波(1771年)の時に運ばれてきた、海に転がる大岩が無数にあって、独特な景観を作りだしていたからです。写真ではその感じが伝わって来ませんが...。
<佐和田の浜>
佐和田の浜の向こう側には下地島空港が見えました。この空港は3000mの滑走路を持つ民間パイロットの訓練専用空港で、数年前まではJALやANAが離着陸の訓練に使っていたようですが、現在は琉球エアーコミューターと海上保安庁が小型機訓練の為に使用しているそうです。それにしても3000mの滑走路とは立派ですね。
3日目は午前中に観光を終え、夕方4時前には福岡の自宅に帰り着きました。幸せなことにお天気が良かったので、宮古島の美しい海が堪能できた旅でした。