**私がお世話になった病院指定の入院準備リストに沿って赤ちゃんグッズを紹介します。**
1年の計は元旦にあり!今年のママンの抱負は「お風呂に入ろう!」です。いやいや、入ってるんですよ、シャワーですけど。フランスでは朝風呂です。主人も、主人の家族も、これまで泊まったフランスのユース・ホステルでも皆、朝おきるとすぐにシャワー室へ直行するから、たぶん文化なんでしょうね。それで今までは、朝からお風呂にゆっくりつかって~、なんて時間は“不可能”だったわけですが、そこをもう少し朝の時間を工夫して、湯船につかり~、大好きな本を少しだけでも読み進めて~・・・つまりは少しでもリラックスする時間を持てるように努力したい、というわけなんです。
お風呂時間に注目したのには、「使ってみたい!」と思える石けんに出会ったからなんです。クリスマスプレゼントのアイデアを探してネットサーフィンをしていた先々月、たまたま手作り石けんを販売しているフランス在住の日本人女性が書くブログにいきあたりました。「石けんを手作り?」と驚いたところから、「ところで石けんって何で出来ているの?」と疑問がわき、「まずは買ってみよう!」となりまして、家族へのクリスマスプレゼントに石けんを注文したんです。自分の分も1つ、ご褒美に。
届いたのは、バラの花形をした素敵な石けん。オリーブオイル、マカデミアナッツオイル、アルガンオイル、ココナッツオイル、パームオイル、シアバター等々で出来ているそうなんですが・・・私が分かるのは「シアバターはフランスの乾燥に強い!」ぐらいでしょうか。とにかく、形が美しいからお風呂場が少しだけ華やか、そして匂いが良い。フランスの石けんにありがちな香料が強すぎず、自然派にありがちな粘土のような臭さがなく。
使い心地は、洗顔して化粧水だけで、クリーム系がなくても乾燥してこないのは、この石けんの効力かな?まずまず、気に入って使っています。
ところで、我が双子は新生児用ボディソープ( Savon adapté à la peau du bébé )を今でも使っています。本来ならフランスでは毎日お風呂へ入れるべきではないと言われているところを、日本人の私はそれに従わずに毎日入れてしまうので、せめて石けんぐらいは優しいものがいいかなあと、いまだに新生児期用を使い続けています。シャモニでは汗をかくことなんてマレなので、新生児用でもあまり気になりません、今のところ。
我が家のはサフォレル( Saforelle )社の「ジェル・ラボン・ドゥ( Gel Lavant Doux )」、無添加の赤ちゃん用ボディソープで、成分がゴボウ( bardane )から出来ているんですって。石鹸成分も含まれていません( sans savon )。石鹸成分は赤ちゃんの弱い肌には向かないそうです。薬局取り扱い商品ですよ。
フランスでは赤ちゃんにもマルセイユ石けん( Savon de Marseille )と言われているのですが、新生児期はポンプ式の液体ソープの方が楽ですよ。
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フランスでワーキングホリデー~2005年1月2日~
第一日曜日は美術館が無料なので、定番のルーブル美術館へ。行列に並んで館内に入り、おもてを見ると、ガラスのピラミッドを取り巻く長蛇の列。ゆっくり絵画を楽しむ優雅な一時は難しいようだ。絵画鑑賞は気を吸い取られるように疲れるので、まず「モナリザ」を見る。立ち止まって見ることも許されない人気ぶり。お次は、個人的には一番人気の「いかさま師」。後は、絵の点数が多すぎて、見るというよりは館内散歩。そんな中、小学生の男の子の表情にハッとさせられた。天井画に魅せられて、目を大きく輝かせ、ずっと上を向いたまま。そういう無垢な心で楽しみたい。