Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

さよなら☆ジャンパルー

2015-01-20 | おもちゃ・遊び

断捨離、第二段!とうとうフィッシャープライス社( Fisher-Price )のレインフォレスト・ジャンパルーを、双子のいるご家庭へ譲りました。我が双子もつい最近まで楽しそうに遊んでいたのでちょっとかわいそうな気もしますが、適応体重が12kg以下なので、息子をカエルのシートに座らせるといっぱいいっぱい、そして力強くジャンプするから支柱がギシギシとうなって、ちょと耐久性に不安が生じ始めていました。譲った先のお宅では、双子ちゃんはもう2歳なんだけど、その下に6ヶ月児ちゃんがいて、まだまだ双子に手がかかり過ぎるから、6ヶ月児ちゃんを安全に“拘束”しておける何かを探していたんだって。えーっ、2歳になっても双子って、やっぱり手がかかるのー!?

我が家も最大限に“拘束具”として活躍してもらいました。生後7ヶ月を過ぎて動き回るようなり、雪のお散歩も難しい頃、双子の持て余したエネルギーを発散させるべく買いましたが、もう困った時のジャンパルー様、泣きぐずれば乗せて揺らし、一人のおむつ替え時に待っていられないもう一人を乗せて間を持たせるなどして、ママンにとっても愛着があったおもちゃでした。
1歳半になった今、たまには乗って遊びますが、自分で乗り降りができないおもちゃなので親が座らせてあげなければ楽しめない、それよりも“自分で”自由に乗り降りできるロディの方が遊びやすかったり、手押し車を押しながら自分の足で歩いたりする方が楽しくなりつつあります。適応年齢が6ヶ月頃から1歳半頃まで、と言うのもうなずけます。それにビジュアル的にも、「思いっきりジャンプして遊ぶ」というより、「1歳前の赤ちゃんが椅子を揺らしてみたり、付属のマスコットを動かしてみたり…」という方がしっくりくる感じなんですよね。

スペースを取るのが難点ですが、色彩もビビッドで赤ちゃんの目を引きやすく、一回も落ちたり壊れたりしたことはありませんし、組み立て式なので移動も可能、良いおもちゃでした。赤ちゃんがはしゃいでジャンプしながら笑う声を聞くのが、ママンは幸せだったなあ。

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フランスでワーキングホリデー~2005年1月20日~

3ヶ月が経った。未だにフランス語があやしいが、不思議とマリーは私の言いたい事を言い当てる。単純なことしか話せないからなのか。そして私も、マリーの言っていることだけは分かる。まるで今読んでいる川上健一の「雨鱒の川」の心平と小百合みたいだ。小百合は病気でうまく言葉が話せない。幼馴染の心平だけは小百合の言葉が分かる・・・相手を思う気持ちがあればこそ、なんだな。この本はチカちゃんの日本からのお土産。フランスへ来る時、10冊の本を厳選して持参した。そしてもう、3冊も読んだ。マリーに「働きづめの日本人はいつ本を読むの?」と聞かれたけど、1ヶ月に1冊は読めるぐらいのゆとりが必要だ。