今朝はビジネスアワー始業とともにあちらこちらの修理工場へ電話をかけまくり、ようやく主人の愛車のタイヤと同じものの在庫がある店を見つけ出して、それから搬送トラックを呼んで飛んで行ったけれど、高速のって1時間半も向こうへ着いてみれば、フランス特有のお昼休み…。14時半のオープンとともに作業にとりかかってもらったけれど、これまた南仏気質でおしゃべりオシャベリ…遅々として進まず、主人がキャバレールの家へ戻ってきたのは16時過ぎ。先ほど真夜中のシャモニへ着きましたが、降雪の夜の道は怖かったです・・・南仏でスノータイヤを買えるわけがなく、履いているのはノーマルタイヤなので。やっぱりどうかと思うよ、スペアタイヤがないって!
昨日はもうシャモニへ帰るつもりで、その日の分のベビーフードしか用意していなかったので、暇にまかせて歩いてキャバレールの中心街へ買い物に出かけてみました。眺望だけが取り柄の丘の上の家は、車が使えなくなった今、大変に不便な立地にあることを実感!直線距離にして3kmの道程はずーっと坂道で、つまりは行きはよいよい帰りはこわい…なのでありました。ほんとにね、帰路の上り道、ベビーカーで楽チンしている双子が憎らしくもありましたよ。
それと、フランスは基本、日曜日に開いているお店はないに等しいので、街へ下りてみたところでどれだけ閑古鳥がないているかなあという不安もありました。それでもパン屋は午前中なら開いているだろうと出かけましたが、意外にも開いている店が多く、徒労がムダに終わらずにすみました。キャバレールの海沿いの歩道には散歩する人や、ベンチで海を眺めながら本を読む人が多くて、1週間に1日ぐらいは買い物もやめてのんびり過ごすフランス人のこんな生き方を、24時間営業のコンビニ慣れした日本人の私でも見習いたいと思ったりするわけです。