日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

新モデル「iPhone 3G S」の通話機能はSoftBank 3G並み?

2009-06-10 10:08:20 | Weblog
「iPhone 3G S」が6月26日に日本で発売されるとのニュースが流れた。ほどほどのgadget freakを自認する私は早速その概要に目を通してみたところ、まさにVictorinoxスイスチャンプの電子版で、持ち歩きたくてうずうずしてきた。ところが一つ肝心な情報がはっきりしない。それは通話機能が現在私が使っている携帯、SoftBank 3G並みかどうかと言うことである。と言うのも初代のiPhone 3Gが発売開始された時に、次のようなことがあって、結局手を出さなかったからである。以前の記事梅田でぶらぶら その二、ヨドバシでミニノートパソコンとiPhone3Gをから少し長いがその箇所を引用する。

係員は受け答えのてきぱきした女性で打てば響くように私の知りたい情報が戻ってくる。ところが肝心の通話機能の話になって思いがけないことを云い始めた。ソフトバンク同士で無料の時間帯ならけっこう長話をすることもあると云ったら、「そうですか」と一息も二息も間を置く。
「電波が弱いんです」
「電波が弱いと云っても私の携帯、結構通じますよ」
「お客さまの携帯で電波の強さが三本柱でも、iPhoneでは圏外ということがよくあるのです」
「???」

彼女の説明を私はこのように理解した。iPhoneを作っているのはアップルで、だから現状ではソフトバンクの電波を効率よくキャッチできるようには出来上がっていない。ファームウエアの更新で受信性能が上がるようになるかもしれないが、今のところなんとも云えない。だからデータのやりとりもWi-Fi(無線LAN)を使ってなら問題はないが、3Gを使うのは実用的ではない、とのことなのである。だからとりあえず今の携帯はそのまま通話用に使って、iPhone3Gがそれでも欲しいのなら新しく別番号で登録してお使いになるのがよろしい、と仰る。

iPhone3Gの問題点をあまりにもはっきり云うので驚いたが、ソフトバンクモバイルのブース前で堂々と説明するので、ライバル会社の回し者ではなさそうである。それにiPhone3Gを新しいタイプの携帯パソコンと割り切ればそれで済む話でもある。通話機能なんて別に気にしないiPhoneフリークが今の売り行きを支えているのかも知れないと思った。

「iPhone 3G S」ではたとえば

新モデルでは従来比2倍の動作速度を実現したほか、バッテリ駆動時間が全体に向上している。また3G S特有の新機能として3メガピクセルのカメラを内蔵し、動画の撮影や編集が可能になっていることが挙げられる。

iPhone 3G Sでは外見の特徴は従来のiPhone 3Gそのままに、内部機能の向上が図られている点が特徴となる。今回用意されるのは内蔵フラッシュメモリが16GBと32GBで、筐体カラーはホワイトとブラックの2種類。内蔵カメラはオートフォーカスに対応しており、スクリーン上をタッピングすることでフォーカス対象を自動的に変更する。ネットワーク面ではHSDPAをサポートし、7.2Mbpsのダウンリンクに対応。

など、それなりに魅力的な機能向上は伝えているが、私にとって肝心の通話機能については何も触れていない。またヨドバシに出かける口実が出来たようである。。