ごじらいく

足跡の先に・・・

褒められる

2020年11月09日 | 日々のつぶやき
どうも、私の食介のことで、みんなが褒めてくれるのです。

介護では、食欲に乏しい人がいます。
その人に、ご飯を食べさせてあげます。
それを「食介」と言います。

私は、振舞われた食べ物を全部食べてほしい。と、思っています。
「今日もダメでした。」と、げんなりしながらお膳を下げると、「これだけ食べさせたら、見上げたものだ。」と、言ってくれるのです。
今日も、バイトの女性に「〇〇さんは、食介がうまいですね。」と、褒めてもらいました。
ちょっとうれしい言葉です。
これも学校で習った先生の話を真剣に聞いていたおかげなんです。
みんなは、口の中の食べ物が無くなったら、食べ物を入れてあげるようですが、本当は違います。
ずっと口をもぐもぐさせていたいのです。普通は。
自分の食べ方を見ていれば、食べ物が無くなる前に、次の食べ物を口に入れているはず。
ただ、そうしているだけなんです。

しかし、食べ物に興味のない人もいるのです。
その人は、いくら口に食べ物を運んでも口を開けてもらえません。
上手と言われる私も、お手上げです。
今は、食べ物に興味のない人に、どうしたら食べてもらえるか、考え中なんです。
それが私の仕事になりました。
寝起きで食べれない人もいます。
本当に食べ物に興味のない人もいます。
人間は、食べてなんぼなんです。
食べないと死んでしまいます。
生きている。ということは、何かしら口に食べ物を運んでいるはずです。

頑張って、みんながおいしくご飯が食べれるように一口、一口スプーンで口元に運んでやるだけなんです。

コメント
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