北朝鮮「核戦力完成」
北朝鮮は、米全土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」完成と発表。
射程は1万3000キロと推定され、首都ワシントンやニューヨークなども射程に収めた。
金朝鮮労働党委員長は「核戦力完成の歴史的大業が実現された」と語った。
核兵器で米国を攻撃できる能力保有の宣言であれば危機のレベルは高まったことになる。
北朝鮮は、米国に対する抑止力を確保しようと核・ミサイル開発を急いできた。
体制生き残りのためには核保有しかないという切迫した思いがある。
米国の一部には、北朝鮮の核保有を容認せざるをえないという主張がある。
互いにけん制しあい使用させない核抑止の論理で対応する考え。
日本と韓国は核の脅威にさらされ続けることになる。
米国が自国への核攻撃を覚悟してまで日韓を守ってくれるだろうか。ない!
同盟関係が揺らぐ恐れもある。米国はそういう国だ。
日韓は連携して中国、ロシアに働きかけ、
北朝鮮に核放棄を迫る包囲網を強めていく必要がある。
一波乱ないと治まらないとだろう。