地図を楽しむ

地図と共に歩く。里山歩きや、ウオーキングに、そして時には読書に・・・

時差 2

2017-01-17 | 読書

時差 2

グリニッジ子午線が経度の基準たる本初子午線として国際的に採用されました。

下の図のように、本初子午線から、15度毎に1時間のずれを認めれば、それで済むわけですが、

実際には、国ごとの事情や、日付変更線や、サマータイムの採用などから、複雑に入り組むわけです。

 

フレミング卿考案の時刻帯
 
下の図は、現在井の時差地図です。

 

世界の標準時

 中央にグリニッジ子午線(本初子午線)が設けてあります。そして、、右の端近くに日付変更線があります。

 そして、日付変更線は島をよけて曲がりくねっています。

 同じようなことは、それぞれの地域の考えかたを反映して、不思議なことになっています。

 たとえば、中国は単純に経度でいえば5つの時刻帯にまたがる国ですが、日本より1時間遅い時間を、全国統一の標準時として採用しています。

 ですから、ほぼ同じ経度の中国ウルムチ市とインドのカルカッタ市ですが、ウルムチが12時のときカルカッタ市はまだ9時半になります。

 また、ロシアのサンクトペテルブルク、ベラルーシのミンスク、トルコのイスタンブールもおおむね似た経度なんですけれども、

 サンクトペテルブルクが12時のときにミンスクは11時、イスタンブールは10時です。

 パリやマドリッドも経度としてはロンドンと同じ時刻帯でもおかしくないですから、時刻帯というのは人の世の都合に強く左右されていて、

土地の経度だけから時差を計算するのはまず無理だ、というのがよくわかります。

 最近では、2011年3月27日にロシアのモスクワと日本との時差は、それまでより1時間短くなり、5時間になりました。

 その後、2014年10月26日に、再び時差が6時間になりました.

 

 

 将来、人の生活圏がさらに広がり照明器具などから、夜昼の区別が必要なくなると、また変わるでしょう。

 また、政争から国の境が変わると、時間帯も変化せざるをえません。

 更に、太陽系の星々に人が定住するようになれば、時間はまたその姿を大きく変化させるに違いありません。


 

 

 


時差 1、

2017-01-14 | 読書
時差 1、

 各地方での標準時が示す時刻の差をいいます。。
  1.  東京とロンドンとでは九時間の「時差」がある。
  2.  .時刻をずらすこと,   「時差出勤」

 ここでは 1,を使います。

  何時間も飛行機に乗ったのに、着いた時刻は日本を出発したときよりも前だったということ

 (例えば、東京を12時出発し、ハワイには前の日の7時に着く) や、、

 サッカーのTV中継で、日本では夜なのにテレビの向こうは昼間だたりしますよね。

 このように地域によって時刻が違うのを「時差」といいます。

 

 地球は、一日1回転しますので、1日=24時間 で360度回転します。

 即ち、360/24=15(度)

 1時間に15度東に進むことになります。

 地球の片方に太陽が当たっていて明るいとき、反対側は暗い夜なのです。

  ブラジリアはまさに、 地球の上に朝が来た~ その裏は夜だろう~ べんべん べ~ん

 

  ちなみに日付変更線のすぐ西側にある国が世界で一番時刻が早い場所で、キリバスです。

 一番早く新年が迎えられ、、一番遅いのは、アメリカ領サモア島ですが・・・

 この辺がいまいちよく解りません。

 

 暫らく、地図の勉強をしようかと思っています。どうなることやら?