地図を楽しむ

地図と共に歩く。里山歩きや、ウオーキングに、そして時には読書に・・・

第22回 諏訪湖マラソン 完走!

2010-10-25 | 日記
第22回 諏訪湖マラソン(ハーフ)完走

         
上の写真は大会誌「第22回 諏訪湖マラソン」より転載しました。



時間:2:19.11でした。
インターネットで調べました。

一緒に参加した仲間たちみんな完走し、気持ちよく「かりん湖ラン太号」で新宿に帰り着きました。

天気は終日曇り空で、日照りも少なく、走りよい気候でした。

新宿からの列車「かりん湖ラン太号」は満席だろうと想像していましたが、ガラガラの空席だらけ。それでも途中駅で大分埋まりはしましたが、ゆったり乗れました。

走ってみて、やはり歳を感じました。
残り後2kmの表示板の辺りから姿勢を建て直そうとしても、すぐ前傾姿勢になり、倒れこむようにしてフィニッシュ!

もうこれを最後に、大会に出るのは止めます。
「年寄りの冷や水」になって、皆さんに迷惑をかけてはいけないので・・・

それに、最近はマラソンブームとかで、若い人たちが押すな押すなの盛況のようです。
あまり年寄りが若い人の意欲を阻害してもいけないでしょうし・・・

大会参加者名簿を見ると、75歳以上の人は15名、さすがに女性はいなかったようです。
最高齢者は79歳の人が2人居られました。

さて、途中の情況ですが、
中間点の辺りで、時計を見ると、予定より20分ぐらい早い走行のようで、飛ばしすぎと判断、少しテンポを緩めましたが、これが大会の雰囲気のなせる業です。
前にもたもた走ってる人が居ると、ピッチを挙げて抜いてしまうし、ぶよぶよ体型の人が走っていますと、こんな人に負けてたまるかという、大人気ない意欲が沸いてくるのです。
幾つに成っても、熟成しませんね!

そして、最後の5Km辺りから、フオッサマグナ線沿いのコースに入り、右手のやや断崖がかった地形を辿りながら最終コースに入りました。

この、中央構造線を、私はもっと厳しい断崖が続くのかと想っていましたが、意外と緩やかな起伏に見えました。もっと調べてみましよう。

最後は、先に書いたように、よれよれの状態でフィニッシュ。
あまり褒められた状態ではありませんでした。

帰りの上諏訪駅で電車を待つ間、ホームに設けられた「足湯」に浸かって体を温めました。
無料です。そして列車のホームにあるのです。
いいお湯でした。

今日、完走証が送られてきました。


ネットタイムは、スタートまでの時間ロスを調整していますので、少しはいいようです。
ネットタイム 2:13:24

一緒に写真も入っていました。


どう贔屓目に見ても、高齢者ですね!自覚!








第22回 諏訪湖マラソンに挑戦!

2010-10-20 | 日記
第22回 諏訪湖マラソン(ハーフ)に参加します。

山の仲間たちとハーフマラソンに挑戦することになりました。
他の連中は未だ若いし、十分体力もあり大丈夫でしょうが、私は????

でも、約束したし、特別仕立ての列車「かりん湖ラン太号」の席も確保してくれたので、頑張ってみることにしました。

コースは下の図です。
制限時間は2:40(ハーフ21.0975km) 約:キロ/7分程度のペースです。


しかし、こんな便利な特別列車が走るなんて、知りませんでした。
帰りも、同じ列車の同じ席に座って帰れるんだそうです。
ですから、着替えも列車内で出来ますし、帰りのビールも予め積んでおけば、きらくに楽しめるわけです。

これが、今回の参加理由の最大の要因です。

そのうち、北海道行きの北斗号のようにシャワーもついた寝台列車もお目見えするのではないでしょうか?
なかなか、あの世には行けないですよね~!

今回の参加予定者は7000人あまり。
私のゼッケン番号は74××番ですから、多分最後尾でしょう。
それでも、制限時間は同じですから、一寸不公平な感じではありますが・・・。

さて、この湖は信玄ゆかりの地で、諏訪姫の物語など、歴史的な語り伝えの多い湖ですが、近年は、工業排水などで大分汚染されているそうです。

何とか、北斎の描いた浮世絵のような趣が取り戻せることを願っています。


諏訪湖で直ぐ思い出すのは、湖西岸を走るフオッサマグナ線です。

今回はこの線に沿って走るわけですから、その中央構造線なるものをこの目で眺めるのも楽しみの一つです。

また、かつては分厚い氷が張り、ワカサギの穴釣りが風物詩になっていましたが・・・

さらに、天然のアイススケートが楽しめたそうですが、今はどうでしょう。

この辺も楽しみにしています。





雑司が谷 散歩

2010-10-19 | 日記
雑司が谷散歩

夕刻3時ごろ池袋・雑司が谷の鬼子母神・御会式を見に行きました。

池袋駅南端から「びっくりガード」を潜って、ジュンク堂前に出て、明治通りを少し先に行ったところに、大鳥神社参道があります。

今日のサンポルートは次の赤線です。


ところが、そのすぐ手前に、前から気にしていた「古書往来座」という妙な名前の古書店がありました。

ここは、雑司が谷霊園に眠る著名人のコーナー「墓マイラー」(墓参り)を特別に設けた店だそうで、一寸気にしていました。

事のついでに写真一枚。


中に入ってみましたら、「深田久弥全集」(全12巻・¥5,000-)が鎮座していました。
山のベテランに是非伝えたい情報です。多分既にお持ちかも・・・

そして、ぶらぶらと参道を辿り、法明寺の前に出ました。

江戸時代から桜の名所として知られたお寺で、鬼子母神や大鳥神社と共にこの地域を賑わした日蓮宗のお寺です。

お会式の纏がシダレザクラを模した万灯篭なのは、ここの桜に由来しているのではないでしょうか。

下の写真が法明寺であり、出を待っている万灯篭です。




法明寺の真ん前の通りを引き返すと鬼子母神に出ます。

屋台店と既に多くの参詣の人で混んでいました。

普段は静かに子育て参りや、大イチョウ(樹齢おおよそ700年とか)を楽しめるのですが、今日は別の趣です。
これもまた楽しからずや。




お会式は7時からですので、未だ3時間も余裕があります。

そこから、雑司が谷霊園に向かいました。

都電鬼子母神駅(今は副都心線の雑司ヶ谷駅もすぐ近くにあります)までの路は古くからのけや木並木で、樹齢400年の木だそうです。

歌川広重の絵にもありましたので、下に添えてみました。


趣は今とあまり変わっていなく、いいムードでした。

そしてその途中に、「雑司が谷 案内処」がありました。
豊島区の区営だそうです。こじんまりした佇まいですがしゃれたお店です。

すぐ裏には以前、手塚治虫さんが住んで居られたとか・・・

雑司ヶ谷駅から都電に沿って大塚のほうへ向かうと、すぐに雑司が谷霊園に出ます。

ここは、明治新政府が初めて造った共同墓地だそうです。

夏目漱石、永井荷風、ジョン万次郎,小泉八雲、島村抱月、竹下夢二、泉鏡花、サトウハチロー、東郷青児、大川橋蔵、それに東条英機さんらの墓もあるそうです。
それらの記録等を先の古書店「古書往来座」はまとめているそうです。

その墓を廻ってから、大鳥神社を覗きました。


風格の備わった神社です。
明治初期の神仏分離により、鬼子母神から分かれてこの地に建ったそうですが、この地の名士がここまで育てたようです。

さて、一応一巡りしましたが、お会式の行列までにはまだ2時間もありますので、池袋の駅近くまで帰って、一杯やりました。

今日は「日本橋 紅とん」という大衆酒場です。

焼き鳥で日本酒「大関」を3合頂きました。

例によって、まわりのお客と話をしながら呑みましたが、なんとお店の人も、お客も、今夜鬼子母神でお会式があり、池袋駅から60組もの行列があることを知らないのです。

6:30頃からドカン、ドカーンと花火が上がり、漸くそのムードが広がりました。

以下の写真は、そのときも模様です。








只一つ心残りがしたのは、独りで来たことです。今度は是非、ガールフレンドと一緒に!




神津牧場と浅間隠山へ

2010-10-13 | 日記
連休に山の仲間と、上州の神津牧場と浅間隠山へ行ってきました。

公共の宿を利用した一泊二日の山登りです。参加者15人(内女性3人)

天気予報は初日雨70%、翌日は曇りのち晴れとか・・・

チャーターしたマイクロなので、雨の中を大きめの笠を差して新宿の集合地に向かいました。(不要物はバスの中に置いておけるので)

もう、今日は雨のため登山は断念、代わりの小布施町観光だと、覚悟していましたが、上州に近づくにつれマイクロバスのワイパーは止まり、さわやかな青空の広がるいい天気になりました。

空が明るくなるにつれ車内も賑やかに成ってきました。
人間、幾つに成っても変わりませんね!

上信越自動車道から一般道で内山峠に向かう間の車窓から荒船山が見えてきました。
岩の凄く切り立った山です。私には一寸登るのは怖そうです。


当初の計画は、荒船山(1422m)でしたが、前日からの雨で、足元を心配して、ハイキングルートの物見山(1373m)に変更になりました。
私にはラッキーでした。

上州の山々は、妙義山をはじめ、岩山が多く、三角に切り立った山が多いようです。
眺めるにはいいが、登るには一寸・・・?

今日の物見山のルート図は下の赤線です。


なだらかなハイキングルートでした。

神津牧場の駐車場辺りは既に紅葉が始まっていました。


ここの牧場は、牛や山羊たちの楽園ですね。

広々とした牧草地を、リーダーがいて、朝出て行って夕方には皆そろって戻ってくるそうです。
手間のかからない牧場ですね~。

わが国で最初の様式牧場とか・・・(明治20年開設)


物見山の頂上からは、妙義山や浅間山、浅間隠山などが展望できました。

下の写真が妙義山です。


下山の途中、神津牧場の子牛が柵外に迷い出て、われわれをのんびり先導してくれました。
子牛とはいえ、慣れないのでその後を付いていくしかありませんでした。


さて、一晩、渋谷区の峰の原青少年山の家でゆっくりし、
翌日は霧の立ち込める宿を後に、浅間隠山へ向かいました。

下が、その霧の立ち込めた青少年の山の家です。


朝、霧の立ちこめた日は快晴とか、まさにその言葉どうり、素晴らしい眺めでした。

嬬恋村のキャベツ畑と浅間山の雄姿を楽しみながら軽井沢経由、二度上峠へ

下は浅間山遠望の写真です。


今日の登山ルートは下の赤線です。


そして、天を仰ぐと、青空と始まったばかりの紅葉と緑です。


この山には、数年前、一度仲間に連れられて登ったことがあります。
山頂に着いたら賑やかな子供たちの声・・・
幼稚園の子供たちが30人ぐらい登って騒いでいました。

風を入れるため帽子をとったとたんに、
“家のおじいちゃんとおんなじだ~”
などと言われて、面食らった覚えがあります。

今日も、途中で小学校1年生の子供に会いました。
子供たちは、身軽でいいですね。

浅間隠山頂上からの展望です。


帰途は例によって、途中、湯に浸かり、ビールを堪能して、渋滞を楽しみながらネオン瞬く新宿へ帰りました。

いい日、いい二日間でした!













週末、上州山の旅へ

2010-10-08 | 日記
連休を利用して山の仲間と、上州の荒船山、浅間隠山へ行く予定です。
公共の宿を利用した一泊二日の山登りです。

雨の場合は、小布施町観光に切り替えるとか。
幹事さんご苦労さんです。

さて、初日は神津牧場を一寸観て、内山峠から荒船山へ。
標高差380m、歩行時間約4時間とか。
荒船山は緩やかなうねりをもった山塊のようですが、そこへたどり着くまでが大変そう。
岩場あり、アップダウン多く、難行のようです。

下がそのルート図です。


天気予報では、雨70%とか・・・
雨の場合の小布施町観光になるそうです。

ワインの楽しめる町なので、どちらに転んでも、楽しめそう。

主な観光地は下の地図です。


そして、翌日は浅間隠山。
標高差430m、歩行時間約3時間。

数年前に一度、仲間に連れられて登ったことがあります。

山頂に着いたら賑やかな子供たちの声・・・
幼稚園の子供たちが30人ぐらい登って騒いでいました。

“家のおじいちゃんとおんなじだ~”などと言われて、面食らった覚えがあります。

ルートは下の地図です。


山登の翌日には、このブログに写真やコメントを添えて、また掲載します。

ブログって、本当に楽しいですね。

日記帳をつけるより、コメント交流もあり、意欲が沸いて、励みになります。

では、後ほど・・・

金峰山に登りました!

2010-10-01 | 日記
金峰山に登って来ました。標高2,599m。

計画を一日延期し、雨天の丁度合間の9/29(水)に登りました。

山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶそうです。

水晶に恵まれた山だそうで、どうりで山のベテランもよく足を滑らしていました。

ルートは下の地図のように、標高2358mの大弛峠から朝日岳を経て金峰山に至る縦走往復路です。

登山といっても標高差250m、往復約10Kmの贅沢な道のりです。

塩山から大弛峠までの片道約20Kmの山道ドライブは大変だっただろうと、車を運転してくれた仲間に感謝しています。


下は尾根伝いの経路断面図です。


9:45スタート。
まずは比較的緩やかなルートを朝日峠を経て、今日の目的地・金峰山とほぼ同じ高さの朝日岳にたどり着きました。
写真はその標識です。


そこから、折角稼いだ標高を下ってまた登るのです。
こうしたアップダウンの連続が縦走登山の醍醐味(?)でしょうか。

途中に、風でなぎ倒された木々があり、また、岩ばかりの険しい道もありました。
標高差250mとは云っても、深田百名山の一つだけに、そうたやすくはないです。
(しかも、当時は大弛峠まで車で行くなど考えられなかった時代です。)




やがて、森林限界を経てハイマツや石ころのごろごろ露呈した頂上近くに出ます。

しかし、ここからますます岩の林立する山頂へと苦難の山登りが続きました。
山に慣れている仲間たちにはなんでもなかったのでしょうが・・・

今日は台風の余波で全体が霧に覆われ、展望は全く開けませんでした。
晴れていれば、360度の絶景だそうですが。

そして、さらに先の五丈岩に、恐る恐るたどり着きました。

霧の合間に全貌を見ることが出来ました。
下の写真がその岩です。


そこまで行っても未だ物足らないらしく、岩によじ登ってるモサも居ました。

岩の高さは20mとか・・・(1丈=3.3m・・・5丈=約17m)

お陰さまでいい想い出を造ることが出来ました。感動です!

帰りは、同じ道を辿るのですが、行きと違い比較的楽に降りることが出来ました。
こんなところを登ったかな~? と、疑問を感じながら下山しました。

例によって、温泉で一風呂浴びて、ビール(?)を飲んでと云うことで、またまた車を運転していただきました。

そして、乙女湖(琴川ダム)近くの素晴らしい温泉「金峰泉」を楽しみました。
この温泉は大正2年創業だそうで、まもなく100周年を迎えます。
本来の温泉はダムの湖底に沈み、今の温泉は新しく立て替えたものだそうです。
道理で新しくすっきりした温泉やどのはずです。

また来たい温泉なのでパンフレットの地図を残しておきましょう。


車は殆ど渋滞もなく帰京しました。

今日も、いい一日でした!



帰ってから調べていましたら、
金峰山は太平洋と日本海の分水嶺に当たるそうで、北に流れる千曲川(信濃川の支流)と太平洋に流れる笛吹川(富士川の支流)の境になるのだそうです。

帝国書院様の地図を載せておきましょう。