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名主の滝公園へ行く

2016-03-18 | 散策

名主の滝公園へ行く


始め「みょうしゅのたき」と呼んでいましたが、
園内の叔母さんに尋ねたら、文字通り「なぬしのたき」と読むのだそうです。

王子駅から約700m位北にあります。

現役の頃、北区区役所にはよく行っていましたが、
実際、この公園に入るのは始めてです。

正門からちゃんと入りました。(写真 上)

そこの説明板を紹介すると、

「名主の滝は、王子村の名主畑野家が、その屋敷内に滝を開き、
茶を栽培して、一般の人々が利用できる避暑のための施設としたことにはじまるもので、
名称もそれに由来しています。

この時期はさだかではありませんが、
嘉永三年(1850)の安藤広重による『絵本江戸土産』に描かれた『女滝男滝』が
名主の滝にあたると思われますので、それ以前のことと考えられます。・・・」

と、ありました。

園内には、やたらシュロが生い茂っており、それに急傾斜の地形でした。

 

急傾斜でないと滝が見れないでしょうが、
それにしても、都内によくぞこんなに急傾斜の地形があったものだと驚くほどでした。

園内の『男滝』を写真に納めました。

水しぶきを上げて流れ落ちる姿は、一見の価値があります。

多分、水道水ではないでしょうが・・・
(後で、ガイドブックで見たら、ポンプアップの水だそうで、ややガッカリ) 

さて、ここにはシュロがバカに多いと書きましたが、
道沿いにやたら繁っています。

その説明板によると

「ヤシの仲間ではいちばん寒さに強い木です。
木の皮のせんいでシュロ縄、ホウキ、ハケを作ります。

実を食べた野鳥が種を遠くへ運んでいきます。(ヤシ科)」 
とありましいた。


他に、アオキもよく育っています。 

葉が一年中青く、更に枝も青いので、アオキと呼ばれているそうです。

雄と雌の樹があり、雌の樹には、冬には赤いつやつやとした実がなります。

それをとり達が食べ、遠くに運ぶのでしょう。

それと、
ヒュウガミズキが咲いていました。
名前は、ここの説明板で知りました。
以前から知りたいと思っていましたが・・・


説明板によると

「 高さ1~2㍍ほどの落葉低木です。
自生地は限られていますが、
早春、葉の出る前に開く淡黄色花が美しく、古くから庭木として栽培されます。
(マンサク科)」とありました。 

そこをでて、王子駅の方に行くと、途中に王子神社が聳えていました。

ちょっと、お参りして、飛鳥公園へ。

途中の音無親水公園を橋の上から覘いてみましたが、
下の写真のように全く流れがありませんでした。

「水無親水公園?」です。

多分、今は地下にもぐっているのでしょう。
なんたって、石神井川ですからね。

飛鳥公園も桜の開花にはまだ早そうでした。

 

本来なら、ここの博物館をゆっくり見るつもりでしたが、
またにします。 

疲れを感じ、帰ることにしました。
だんだん、歳を感じます。トホホホ