地図を楽しむ

地図と共に歩く。里山歩きや、ウオーキングに、そして時には読書に・・・

目黒川の花見

2013-03-25 | 読書

目黒川の花見

 

今日は12:30、五反田駅前で仲間と会う約束なので、早めに出て目黒川の花見としゃれてみました。

散策のコースは下の地図の赤線です。

最初に、渋谷駅まで通常の電車で行き、そこから道玄坂をぶらぶら歩いて大橋JCTへ出ました。

大橋JCTは大きなものですね。都心部にこんな大規模なJCTを作っていいのかな?

この写真ではわかりませんが、聞くところによると、神宮外苑の国立競技場と同じくらいの広さで、縦175m、横130mの4層ループ式構造だそうです。中は都市公園になっており、周囲には27階建てのプリズムタワービルの住宅と、42階建ての再開発ビルが建っているようです。こうゆうのと交換条件で作ったのでしょう。もともとの雰囲気が全く分からなくなっています。

 

さて、その対面に氷川神社が頑張っていました。目黒富士が拝めるそうで、古くから信仰されてきました。そこへちょっと寄ります。

 

目黒区教育委員会の『目黒富士』の掲示板を紹介すると

「江戸時代に富士山を対象にした民間信仰が広まる中、富士講という団体が各地につくられ、富士講の人々は富士山に登るほかに身近なところに小型の富士山(富士塚)を築きこれに登って山頂の石祠を拝みました。・・・

元富士は高さ12mで、石祠(浅間神社)を祀っていましたが、明治11年(1878)に取り壊しとなり、この氷川神社の境内に石祠や富士講の石碑を移しました。

昭和52年(1977)7月に富士山を見立てた登山道を開き、境内の角を『目黒富士』と呼ぶようになりました。・・・」

さて、そこからすぐ目黒川に出ました。
まだ、10時前ですが、今日は花見の絶好日和とかで、すでに人出で賑わっていました。

 

江戸時代は、この辺には水車小屋が多くあり、水力を使って、米つきや薬造り、糸作り、など色々な製造に使われていたようです。

途中の花見風景を載せておきます。

 

 

11:30頃、区立公園がありましたので、持参のおにぎりとチューハイ缶をちびちびやりながら一休み。
天気も良く、あちこちに子供連れの和やかな光景が見られました。

 

 

途中にボートを操っているグループがいましたが、まだまだ川は臭いそうです。

だんだんに清流になるでしょう。そう祷っています。

そうして、約束の30分前に五反田駅に着きました。


飛鳥山へサクラ見物に

2013-03-21 | 散策
飛鳥山へサクラ見物に

お天気も良く、開花予報も出たことだし、今年は江戸の花見に興じてみようと、まずは飛鳥山に足を延ばしました。

地下鉄で王子駅までの往復で、今日は歩いた距離はほんのわずかです。
ルートは下の地図の赤線です。

江戸の桜の名所と云えば、先ず上野寛永寺、そして浅草の隅田川堤、飛鳥山です。
この他に、愛宕山、旧玉川上水路・・・

上野の山は、寛永寺様の関係で、庶民が踊りや酒で、騒げなかったようで、将軍吉宗のとき、庶民のために隅田川堤やこの飛鳥山に桜を植え名所にしたそうです。
どおりで、江戸の落語にも、『長屋の花見』や『花見の仇討』などという、しゃれがはやされ、今でも、仮装の花見が賑わっているそうです。

今日は、ウイークデイで、かつお昼時でもあり、子供たちの天国になっていました。暗くならないと始まらないようです。

さて、飛鳥山に向かう途中に、音無川親水公園がありました。
隅田川に注ぐ石神井川の流域に作られた公園です。石神井川は、この辺では“音無川”と呼ばれていました。
なかなか風流な公園です。

 

そして、路面電車道を超えて、飛鳥山に入りました。
園内には、公園管理の人たちが、多分、夜の花見客のためか、忙しく立ち働いておられました。

花見にはちょっと早いかな?しかし、週末の天気や混みようを避けるためには、いい日でした。

ついでに、レンギョウが美しく咲いていましたので、パチリ!

一渡りした後、園内に三つある博物館の内の飛鳥山博物館に入りました。

他に、紙の博物館、渋沢資料館がありますが、今日は飛鳥山博物館のみを、じっくり見学することにしました。

上は「北区飛鳥山博物館」のパンフレットの表紙の写真です。

北区の歴史や自然、文化を詳しく見れるよう展示してあります。残念ながら写真撮影は禁止されていました。

絶品は貝塚の断面標本です。縄文時代の『中里貝塚貝層剥ぎ取り標本』です。
実物ですから説得力があります。いい見学をさせてもらいました。

ただ、ゆっくり時間をかけて見ていると疲れますね。歳のせいでしょうか。
機会を見て、また見に行きたいと思います。他の博物館もあることですから。

外に出て石塀に腰かけ、缶ビールを一杯やり、ほろ酔い気分で帰途につきました。


毎朝の散歩路

2013-03-14 | 散策

毎朝の散歩路

 

春めいてきました。

 

毎朝の、とはいっても時々都合の良い理由をつけて休むけど、
まあ、一応毎朝、ラジオ体操に行っています。朝の6:25からの体操なので、
家を出るのは6:00頃。今はもう明るいが、冬至の頃はまだ暗く、そして寒かった。
でも、老体に鞭打って出かけています。

❺  

 

今日は、そのあと仲間と朝飯を食べに、大変に安くて、美味しいレストランまで散歩しました。
そのコースは下の赤線です。多分往復で5kmぐらいか?

 

途中、春めいた花が咲き始めていましたので、記録しました。

 

先ずは、❷ ユキヤナギ(雪柳)

  
4月ごろの花ですが、もう咲き始めていました。

別名 小米花(コゴメバナ)ともいうようです。
米粒のような小さい白い花をつける気持ちの良い花です。

 

それから、❸ ツバキ(椿、海石榴)

あちこちの垣根や、家の庭の隅などに植えられています。

  

木は印鑑や将棋の駒に重宝されていたようです。今は合成材料が多いようですが・・・

 

注目していた ❹ ハクモクレン(白木蓮)の花が一散に咲きました。
大きな花です。上に向いて咲いています。

 

区の係りが名札を付けているので、コブシと間違えることはありません。

 

体操を終え、旧玉川上水を散歩しました。

途中、❻ モクレン、や レンギョウが咲いていました。

 

ここの木蓮は、本来の紫がかった花の木蓮です。シモクレン(紫木蓮)とも呼ばれるそうです。

そして、黄色い花のレンギョウ(連翹)も咲いていました。
茎は空洞なのだそうですね。いわゆる空木(ウツギ)です。

 

そして、❼ 上水路の脇に、大きな木のコブシ(辛夷)が咲いていました。

 

昨日まで花のかけらも見なかったが、今日はもう満開です。

昨日は気温22度と、急に暖かくなったからでしょう。

遠目にはモクレンと見分けられませんが、近くで見ると、小ぶりな花で、しかも確り花弁6枚をを拡げています。

この花が咲くと、田植えを急がなければと云っていたそうで、別名“田植え桜”とも呼んでいたそうです。

 

確かに、暖かく春めいてきました。もうすぐ桜のシーズンです。何時もの ❽ 散歩道を写真に納めました。

 

そして、最終の ❾ 目的地に着き、新聞を読みながら、ゆったりした気分で朝食をとりました。
こうゆったりすると、私はどうしても一杯やりたくなり、今日は控えめにグラスビールを一杯!

 

そして、いい気分で家路につきました。 THE  END


レインボウブリッジを歩く

2013-03-03 | 散策

「レインボウブリッジを歩こう」に参加して


今日は、地元の西原地区体育会主催の「レインボウブリッジを歩こう!!」会に参加させていただきました。

なんと総勢60名はおられました。
その中には、近くのJICAに宿泊して居られる東南アジアやアフリカの人たちも混じっておられました。
従って、国際色豊かな行列になり、引率者は纏めるのに苦労しておられたようでした。

何しろ、日本人と違って、約束時間を厳密に守る感覚が薄いようで・・・。
いつも集合時間に遅れ、それで平気なのです。困ったもんです。
これは、治してあげたいですね。

さて、今日のコースは、下の図の赤線です。

昨日と違って風もあまり吹かず、気温も 空模様も、まあまあで、気分よくウオーキングしました。

今日のハイライトのレインボウブリッジを歩くのは初めてです。

小さな人間が、よくぞ、こんな巨大な橋を造れるもんだと、感心しました。

橋上から、北の方向、スカイツリーの方を撮影しました。

  

遊覧船らしきものもありましたので、パチリ!

さて、渡りきったところで、皆さんと記念撮影をしました。

一応、プライバシーを侵す恐れもありますので掲載はしませんが、
その後ろに遠く、品川お台場(第三台場と第六お台場)が見えましたので撮影しました。

たいした道具もない時代に、よくぞここまでやったものだと、人間の力に感心しました。


今日は、レインボウブリッジといい、スカイツリーといい、そして、お台場といい、よくぞ、この小さな人間さまは造ったもんだと、その叡智と、力に感心ばかりした一日でした。

今日歩いた土地も、殆どが東京のゴミでできているのですからね。この先どうなるんでしょう?


そして、やや空腹を感じだしたころで、終点の「そなエリア」に着きました。

ところで、この「そなエリア」とは何物だと思いますか?

実は「備える」の意味の略なのだそうです。
東日本大震災のような、天災に備え、災害情報の取りまとめや、応急対策の調整を行うための「災害現地対策本部」なのだそうです。国営公園6.7ha、都立公園6.5ha、合計13.2haの公園です。


本当に役に立つ本部であってほしいと願うのみです。


 


羽根木公園を散策

2013-03-01 | 散策

羽根木公園に梅を観に行きました。

 

羽根木公園の“梅まつり”で植木市が開かれていました。

梅の開花期間は長いのですね。一か月余は楽しめそうです。

 

一昨年の一月二十五日に仲間とジョギングを兼ねて来ていますが、今回は一人ぼっちの歩きです。
気ままな散歩で、“これもまた楽しからずや”です。

行きは赤線、帰りは青線。(変に勘ぐらないでくださいヨ)

 

同じ地域の明治十六年測量の地図と比較すると、
当時は全く電車はなく、甲州街道と旧玉川上水のほかは、灌木地帯で、所々に田畑や桑畑があったようです。
 

家屋は甲州街道沿いにパラパラ、地名は皆、村です。
ちなみに拾ってみますと、幡ヶ谷村、字萩久保、和泉村、代田村,赤堤村、下北沢村、字駒場、・・・
しかも武蔵国東多摩郡であり、荏原郡であります。
施設名では代田橋、火葬場(代々幡斎場)、農学校(駒場東大)、八幡社(代々木八幡)、福泉寺、森厳寺などが記されているのみ。
まさに畑の中の地域=畑カ谷(=幡ヶ谷)といわれてもおかしくない地域です。

 

さて、羽根木公園ですが、もとは根津財閥の所有地で “根津山” と呼ばれていたそうです。

のち,1956年(昭和31年)に都立公園になり、1965年(昭和40年)に区立公園になったそうです。

 

梅林は南側の斜面にあり、650本といわれている紅白の梅が満開でした。実に見事でした。
こんなに種類があるのかと驚かされました。各々に名札がついていました。

2、3 花を紹介します。
    

一角に茶室が設けられていました。
女連れだといい気分でしょうが、今日は一人ぼっち、素通りしました。
  

 

帰りに、東松原駅前で由緒ありそうな喫茶店により、その後はもと来た道を帰りました。

途中、羽根木神社の参道に出くわせましたので、寄り道しました。和田掘給水場の隣です。

 

これにて、本日の散策、これにて終わり。後はわが家で一杯!