地図を楽しむ

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南北首脳会談 

2018-04-28 | 日記

南北首脳会談 

 

史上3度目の南北首脳会談が実現した。

 

会談の冒頭で韓国大統領が語ったように、

いまも冷戦構造が残る朝鮮半島に、新たなページが開かれつつあることを印象づけた。

 

一方、非核化も平和構築の問題も

南北だけでは解決できないという限界も浮き彫りにした。

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宣言では経済面での内容は乏しい。

07年の宣言にあった経済協力を改めて推進するとしたが、具体的な事業には踏み込まなかった。

まだ対話は緒についたにすぎない。

 

だが、民族の友好と、経済支援とを冷静に切り離した文氏の判断は賢明だった。

 

金氏は、核とミサイルを手放す意思は示していないようだ。。

南北の和解をすすめ、平和と安定につなげるためには、

北朝鮮の明確な核放棄が必須条件だが。

 

最も注目された核問題で

「完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現する」とうたった。

 

今回は、6月はじめの史上初の米朝首脳会談に向けた予備協議の色合いがあった。

核問題については、米朝間の交渉に焦点が移ったとみるべきだろう。

 

今回は、日本はカヤの外か。拉致問題も取り上げられない。。

米国次第だと軽くみているのだろう。

北朝鮮が本気で経済の立て直しに取り組むつもりなら、日本との関係改善も求めてくるはずだ。


日本の気候変動外交

2018-04-27 | 日記

日本の気候変動外交

 

気候問題を日本外交の主軸に据え、脱化石燃料を

脱炭素社会に向け、日本が世界に提供できるサービスの整理・集約と発信、

アジアで洋上風力発電を増やす国際協力など、具体的な計画を示した。

 

河野外相は「気候変動外交」を重視し、提言の実現に「全力を尽くす」という。

太平洋は広い。やれるなら、すぐ始めたらどうだ。

多分、経済的な難問があるのだろうが。

 


自由貿易

2018-04-12 | 日記

自由貿易

 

トランプ政権が関税引き上げ、中国が報復、「貿易戦争」へ。

 

2国間の貿易赤字を問題視するトランプ政権は、

制裁関税など一方的措置を連発している。

 

主な標的は中国だが、

日本も安全保障を理由にした鉄鋼・アルミ製品の追加関税の対象国になった。

 

また、中国の知的財産権侵害は

米国だけでなく日本や欧州連合(EU)にも関心事

 

要するに、米国は世界の中心国から降り

自国中心の経済を築きたいのだ。

 

時間や矛盾は芽生えるが、

まあそうあるべきだろうね。


ゲノム医療

2018-04-11 | 日記

 ゲノム医療 

従来の治療は、がんの種類ごとに薬を決める場合が多かった。

 

がんゲノム医療は患者のがん関連遺伝子の異常を探し、もっともよく効く薬を選ぶ画期的手法

 ただ、判明した異常が必ずしもがんの主因とは限らず、

検査で最適な薬がみつかるのは現状では1~2割にとどまる。

 

検査費用が高いのも問題、患者の自己負担額は50万円前後

欧米では10万円以下でゲノムを網羅的に調べられる。

 

将来、ゲノムの検査は健康診断に組み込まれ、どこでも当たり前に受けられるようになる。

長期的にはがんの早期発見・治療に役立ち、医療費の削減につながる可能性もある。


スポーツ不祥事 

2018-04-10 | 日記

スポーツ不祥事 

 

大相撲では、土俵上で倒れた地元市長のために救命活動をしていた女性看護師らに対し、

土俵から降りるよう求める場内アナウンスがくり返し流れた。

 

レスリングでは、選手強化の最高責任者によるパワーハラスメントが認定された。

 

確かに大相撲には「女人禁制」の伝統がある。

だが、人命がかかる場面で何を優先すべきかは自明だ。

 

レスリング界では、伊調馨選手らに対する栄和人・日本協会強化本部長(当時)の言動を、

第三者委員会がパワハラと認めた。

パワハラでも金メダルが獲得出来るようなら、競技種目から外すべきでは。

種目が多すぎる。

 

両協会とも、国から認可され、税制面でも優遇される公益法人だ。

(これも選挙がらみだろうが)

 

体質を改め組織の規律を立て直すのは、

ファンにとどまらず、納税者である市民全体への責務である。

 

政治がらみ、人種がらみ、性別がらみなら、

オリンピックの開催意義は小さくなる。ボツボツ見直したら。


電力ガス自由化 

2018-04-07 | 日記

電力・ガスの自由化 

 

電力・ガスの小売り自由化から1年が経過

 

たとえば

プロパンガス会社と電力が組んで、ガスと電気の割安な料金 

原子力発電の再稼働を円滑に進め、

再生エネは、送電網の空き容量不足から新規参入が阻まれるケースも多い。

電網の運用柔軟化を電力大手に促し、再生エネ導入を進めてほしい。

東京電力は、自治体が手掛ける水道事業への参入を検討している。

水素エネルギーの活用なども有望分野ではないか。

 

脱原子力に発展することを願う。

 


財政健全化への本気度

2018-04-06 | 日記

財政健全化への本気度

 

20年度に国と地方の基礎的財政収支(PB)を黒字にする目標を断念した。

1000兆円といわれる世界一の財政赤字はどうするのか

 

当初は、18年度のPB赤字を国内総生産(GDP)のマイナス1%程度としていたが、

今回の試算ではマイナス3%に悪化した。

 

主な要因として、税収の下振れ、消費税率引き上げの延期、補正予算の影響をあげた。

 

毎年繰り返される補正予算による歳出上積みも

財政健全化を遅らせる要因になっている。

 

そもそもの補正予算は、

災害復旧など真に必要なものに絞りこむはずだ。

  

後期高齢者、医療費、介護費の膨脹が予想されるなかで、

制度面に踏み込んだ改革が必要だ。

 

安部政権ではダメだ! 

財政健全化へ本気で取り組む人に替わってほしい