地図を楽しむ

地図と共に歩く。里山歩きや、ウオーキングに、そして時には読書に・・・

八月の緑道の花

2014-08-29 | 散策

八月の緑道の花

 

何時も散歩する緑道ですが、今日は世田谷区に属する緑道を取り上げました。

 (笹塚駅の近く)

 

先ず、私の好きな花です。ツユクサ(露草、藍花とも)  
名前がいいですね。 
 ”露を帯びた草” で、朝露を受けて咲き始め、午後にはしぼみます。

撮影したのが、雨の午後でしたから、こんなざまになりました。 

  

花辦は3枚あり、うち2枚は青で大きく、残り1枚は白で小さいです。
別名 「蛍草」(ほたるぐさ)といわれ、 蛍を飼うとき籠にこの草を入れます。
また、藍花とも云います。着物を藍色に染める染料に使っていました。

こんな写真では、ツユクサに申し訳ないと思い、今朝のラジオ体操の後、再度写真を撮りに行きました。
それが下の写真です。

    

やはり、朝の花ですね。昼間はお休みしてるのかな~

  

さて、八月の花は少ないようですが、その中で派手に咲いてるのが、
サルスベリ(百日紅)です。
赤や白、うす紫と、色とりどりです。 

      

そして、
キョウチクトウと ムクゲも、負けずに賑やかに色を添えています。

   (夾竹桃)

   (ムクゲ)

 

しかし、静かに緑道を彩っているのが、先月につずき咲いているアベリアです。

 

今日は、数少ない八月の花から、少しばかり緑道の花を拾ってみました。

先ずは、
大型の花で、「美しい人」にたとえられている フヨウ(芙蓉) です。
よく似た花に、「酔芙蓉(すいふよう)」 というのがありますが、この花はどちらでしょう。
私がとりあげたのだから、酔芙蓉でしょう。
朝、咲いたときは白いのに、夕方になるにつれだんだん赤くなるそうです。
  

 

  

 

お次は、 ヤブラン(藪欄) 
庭園の隅っこに、静かに咲いているのがいいですね。

 

そして、 ブルー・サルビア

普通は赤色ですが、青いのもあります。
青いのは「サルビア・グアラニチカ」とも云います。

 

次は、花ではないが、サンゴジュの実です。
素晴らしい赤い実をたわわにつけています。

余りにも美しいので、花の仲間に入れました。 

    

 

そして、夏に咲く花の代名詞   アサガオ(朝顔) 

朝の色合いが勢いがあっていい。だからでしょうか、朝顔といいます。

 

帰りに、我が家用に ポーチュラカを買って帰りました。

松葉牡丹の一種です。

 

 

 

 

 

 

 


日本百名山 52、黒 岳(2978m)

2014-08-24 | 日本百名山

日本百名山 52、黒 岳(2978m)


 

普通は、野口五郎岳から真砂岳、赤岳を通り三俣蓮華へ、裏銀座という縦走路を通るのですが、
このルートは赤岳から北にそれて黒岳に向かいます。

ルートは赤線の通りです。

  


そして、下は西隣の雲ノ平からのカシバードでの眺めです。

名前のように、黒々と男性的な強さを現しています。

 

設定: カメラ:STD、レンズ:28mm、風景:森の山々、高さ強調1.5倍。

 

「黒岳は南北二つの岩峰から出来ていて、その北峰のある三角点の2978mが、この山の高度と見なされている。

しかしその三角点から眺めると南峰の方が優に二十米は高い。

すると黒岳の最高点は三千米を越えていることになる。

三千米峰の少ない北アルプスで、この高さはもっと尊重されていい。」と、ありますが、

現在の測量成果では、北峰2977.7m(三等三角点)、南峰2,986mで、
残念ながら3,000mには少し足らないようです。
くだらない話ですが・・・。

 

さて、この山は、別名『水晶岳』とも呼ばれています。

 「・・・というのは

今でも赤岳から黒岳へ行く道筋で、岩の中に白く光った水晶が見出されるからである。

立派な印材を拾おうなどという欲深い人は、尾根筋から谷の方へ下って、一日根気よく探しても見つかるかどうか疑わしいが、登山記念のための水晶ならば、小さいながら六角に結晶した半透明のものが、容易に手に入るだろう。」

(新潮社刊、深田久弥著『日本百名山』より引用) 

 

しかし、自然保護のため、あまりお勧めは出来ませんね。

それより、露天風呂を楽しんだほうがよさそうです。

 

故障中でしたカシミールが、ようやく稼働し始めました。

これからはまた、投稿を急ぎましょう。


目黒の自然教育園から恵比寿のガーデンプレイスへ散歩

2014-08-08 | 散策

目黒の自然教育園から恵比寿のガーデンプレイスへ散歩

 

今日は格別暑い日でした。
予報では35℃と云っていましたが、多分それ以上では・・・。

 

目黒駅まで電車で、そして帰りも恵比寿駅から電車で帰りました。

もう、暑くて、暑くて、歩く元気は出ませんでした。

 

歩いたルートは下の赤線です。5kmぐらいでしょうか。

何時もの地形図ソフトの調子が悪く、市販の地図を下敷きにして作りました。

 

さて、パンフレットによると、

「自然教育園の生い立ちは、今から400~500年前の豪族の館から始まります。

江戸時代は、高松藩主松平頼重の下屋敷となり、
明治時代は陸・海軍の火薬庫、
大正時代には白金御料地へ  歴史を重ねてきました。

この間は、一般の人が立ち入ることが出来なかったため、
この地に豊かな自然が残されました。
昭和24年(1949)に天然記念物および史跡に指定され、一般に公開されるようになりました。」

とありました。

 

入口近くには、ヤブランが静かに、私を迎えてくれました。

  

そして、水生植物園の辺りには、ミソハギが背伸びして迎えてくれました。

    

しかし、表示板は多いが、殆ど花は咲いていませんでした。そういう暑い時期なのです。

 

花は少ないが、大木がうっそうと茂り、その巨大さに圧倒されました。


武蔵野の面影をそのまま残していて、起伏も多く、また溜池もあちこちにありました。
      

 

ちょっと横途にそれて思うに、
小田原城攻略直後、秀吉にiいわれ、開らけた駿府から、この未開の地・江戸に移された家康や家臣の心中は如何でしたでしょう。

しかし、やや長い目で見て、結果は家康の勝ちになりましたね。
江戸に移封したのは、秀吉の読み違いと思いますが・・・。「歴史」の面白いところです。

 

巨木の立ち並ぶ園内を歩いていると、「マツ林の移り変わり」という掲示板がありました。

「この林は1950年頃にはまだ若いマツ林でした。
しかし、自然教育園になって、下刈りなどの手入れを止めると
ウワミズザクラ・イイギリ・ミズキなどの落葉樹やスダジイ・タブノキなどの常緑樹がマツ林の下に育ってきました。

1963年頃には、マツは下から育ってきた落葉樹の高木に光をうばわれて枯れ始めました。

今ではその落葉樹も、成長が遅かった常緑樹が高くなるにつれて下枝などが枯れ始めています。
やがてこの林は、長い年月の間には、スダジイなどの常緑樹林へ変わっていきます。

このように、林が時間と共に変化していくことを『遷移』といい、
遷移が進んで変化の少ない安定した林を『極相林』といいます。」

 

また、別の所には「コナラ林」の説明板がありました。

「昔から詩や歌によまれ人々に親しまれてきた雑木林(コナラ・クヌギ林など)は、
薪や炭に利用するため下刈り、落ち葉かき・伐採などつねに人間の手が加えられました。

しかし、放置すると目の前に見られるような樹齢約100年の大きなコナラになります。

林の下にはコナラの若木や芽生えが見当たりません。
光不足のため芽生えが育つことができないのです。

このコナラ林もやがてはシイ・カシなどの常緑樹へと移り変わっていく運命にあります。」

そして、この暑い植物園を後に、ビールを飲みに急ぎました。

ビアステーションへ来るのは初めてです。豪華な街になっていました。

むかし、恵比寿駅からこの辺まで、動かなくなった食堂車が並んでいて、その中でビールを味わったように記憶していますが、様変わりです。
いまは動く歩道になっていて、強引にビアステーションへ案内してくれています。

ただ、びっくりしたのは、恵比寿駅ホームから狭い陸橋を渡って、あるデパートに通った覚えがありますが、
その陸橋は昔のまま残っていました。

そこにはダンスホールがありました。
美女たちが華やかにアーク状に並んで我々を迎えてくれていましたが・・・。

 


新宿御苑を覗いて野球観戦へ

2014-08-03 | 散策

新宿御苑を覗いて野球観戦へ

 

今日は、山の仲間から貰ったチケットで、「広島 VS 巨人」戦を見に出かけました。

2時開幕ですから、暑い盛りです。
しかし、ドーム内は冷房が効いています。問題はその途中です。

 

11時に家を出て、緑道から新宿御苑を散歩し、ドームに向かいました。

その途中の道のりの暑いこと。蔭を拾って歩きましたが、暑いためか人はまばらでした。

  

 

新宿口から入り、早々に千駄ヶ谷口から退散しました。

多分、12時20分ごろでした。あとは電車!

ただ、苑内には、以前から知りたいと思っていた、
ヒノキとサワラの見分け方の説明板がありました。
これが本日の収穫です。


と申しますのは、私が、まだ小学校の2,3年生の頃でしたでしょうか、
父が「ヒノキと思って買ったのがサワラだった。」と、嘆いていました。
農機具のスキの材料に買ったのです。スキにはヒノキが使われていました。

「一山いくら」で買っていたのでしょうから大変な損害です。
その後、どうしたのか知りませんが・・・。

 

その、「国民公園 新宿御苑」の掲示板によると

「ヒノキとサワラは日本の山に植えられる代表的な常緑針葉樹です。
ヒノキはスギとともに古くから建築材として、広く利用されています。
材にするととても良い香りがして、殺菌効果も高いので風呂などに使われます。

サワラも建築材としてよく使われていますが、材質はヒノキより劣ります。

見た感じでは、この二つの木はとてもよく似ています。

見分ける特徴は、図(下の図)にしめすように葉の裏の模様です。
また、サワラのほうがヒノキよりも枝葉がまばらで、先が透けて見える感じです。・・・」

 

水道橋駅近くで、生とトロロめしを頂いて、野球観戦に向かいました。

昨夜は 2;2 で引き分けでしたが、終わったのが確か10;20ころでした。
そして翌日の2:00オープンですから、その間15時間くらい。

野球選手も楽じゃあ ないね!

結果は 1:3 で巨人の勝ち!  残念!!


孫たちと東京スカイツリーへ

2014-08-01 | 散策

孫たちと東京スカイツリーへ

 

完成して3年が経つので、もうそろそろ空いてきたかな~、と期待して来てみました。

子ども達は夏休みですが、平日で、晦日なので、比較的すいてるかな~と思い、午前中に来てみましたら、
予想通りの入りでした。
順調に天望デッキ(350m)と、展望回廊(450m)を見て回りました。

 

下はパンフレットにある展望図です。

    

 

東京タワーと違い、土台部分の厳めしさはあまり感じませんでしたが、
やはり高い空間からの眺めは、圧巻でした!

  

 

子ども達もおおむね満足。ガヤガヤと、30分ぐらい歩き回って、やや疲れたので、
浅草へ中食を食べに急ぎました。

何時もの、浅草一丁目1番1号のバーです。

 

私は、例のごとく、生ビールに、ハンバーグ。孫たちも思い思いに注文して、美味しく頂きました。

 

まあまあの、半日でした。