地図を楽しむ

地図と共に歩く。里山歩きや、ウオーキングに、そして時には読書に・・・

伊豆長岡への旅

2015-02-21 | 旅行

伊豆長岡への旅

 

旅といえるほどではないが、子供たちの招待で一泊どまりの小旅行に行きました。

伊豆長岡です。

今は伊豆の国市(昔の伊豆長岡あたり)という妙な名前になっています。
しかも南隣が伊豆市(昔の修善寺あたり)です。

大分もめて決まったのでしょうかね。

 

さて、今日は末っ子の車で、4人でドライブの旅。

先ず、昔住んでた街を廻り、妻の眠る墓地へお墓参りです。

    

今年は33回忌です。秋までにしてやらないと。

 

箱根峠を越えたあたりから雪です。
朝は晴れていましたが、周りがいやに暗くなったなあと思ったら、車窓を叩くほどの雪が降りはじめました。

 

変化にとんだいいドライブです。

 

宿は上等のいい旅館でした。結構高そうだが・・・

ま~!今日はお世話様になりましょう・・・と。

 

翌日は、道路沿いにある“村の駅”により、魚や野菜類を物色したり、試食したりして、
結構ゆっくり楽しんで過ごしました。

この駅は、道の駅以上にアイデアに富んでいるようで、
車で来た地元のお年寄りたちが、お店の人たちとおしゃべりを楽しんでおられたのが印象的でした。

 

その後は一路、沼津港へ。

先ずは「沼津港深海水族館」へ

 

そこのパンフレットを見ると

相模湾と深海生物と題して

「『富士山』とともに、そのスケールにおいて決して引けをとらない静岡県の『日本一』。

それは最深部2,500m、豊富な海洋資源を持つ日本一深い湾『駿河湾』です。

この湾の深海には、光の届かない闇と低水温、想像を絶する水圧という、生き物にとって過酷な環境があります。

その中で生き続ける深海生物たち。

その生物たちの多くは、今もなお秘密のベールに包まれています。・・・」

 

その中には、ヒカリキンメダイ(深海の光)という、
真っ暗な水中に、青白い光だけを放つ魚が群れを成して泳いでいました。

 

また、そのパンフ裏の巻頭に深海魚ではないが、
「『シーラカンス』と『ハリモグラ』」と題して、この進化の謎の説明がありました。

シーラカンスは絶滅の危機にありますので、ここでは剥製しか見れませんでした。

  

「・・・シーラカンスは、陸上動物(両生類)に近い特徴を持った魚類で(魚類から両生類へ進化。

その為かヒレが多く、歩ける足のようです)、

 

 

ハリモグラは、卵を産み、母乳で子育てする不思議な哺乳類(鳥類から哺乳類へ進化)なのです。・・・」

 確か、ハリモグラのメスは、排泄とお産と受精を同じ穴で済ますそうです。

聞き間違えたかな?

 

そして最後に、回転ずしやに入りました。

ビールを頂きながら、腹いっぱいに、大いに頂きました。


目黒の東京都庭園美術館へ

2015-02-18 | 散策

目黒の東京都庭園美術館へ

 

目黒の自然教育園に中の庭園美術館がオープンしたと知り、出かけてみました。

歩いたコースは、前回とほぼ同じで、JR目黒駅から恵比寿駅までの約5km

庭園美術館の様子は、次の掲示板地図の通りです。


ずいぶん長い工事でした。

  

説明書によると、

「約3年間にわたる改修工事」 だったそうです。

「東京都指定文化財である旧朝香宮(あさかのみや)邸の
アール・デコ様式を継承した本館の設備改修、修復、復元が行われた。
さらに本館に隣接して、
新たに現代的なホワイト・キューブの展示空間や、カフェ、ミュージアムショップを備え新館が建設された。」 

そうです。

 

ところで、アール・デコとは?

ネットによると

「一般にアール・ヌーボウの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ合衆国を中心に
1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。
原義は装飾美術。

幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持つが、
その装飾の度合いや様式は多様である。・・・」

よく理解できませんが、要するにフランスの装飾による建築美術品のようでした。

 

別に掲示されていた東京都教育委員会の説明板によると、

「・・・現在は美術館として使用されているが、
内部の改造は僅少でアール・デコ様式を正確に留め、
昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物である。・・・」

とありました。

 

室内の撮影は禁止されていましたが、一か所だけ許されていたので紹介します。

改修、改善にこれだけ時間をかけるとは、ちょっと疑問です。
多分、今回は見ることができなかった庭園が見ものなのでしょう。 

今日は比較的混んでいたので、改めて鑑賞することにします。

 

さて次は、前回訪問した自然教育園です。

今は冬時で、あまり見るものはないですが、自然を味わうにはいい公園です。

先ずは、クマザサ。一年をとおして元気ですね。

途中に、ムクロジの木がありました。
正月の羽根つきの玉の樹です。鎌倉でも見ましたが珍しい木です。

    

そして、ぼつぼつ花を咲かせるアセビが繁っていました。

いつも通る緑道の樹より勢いがいいです。

さらに、早春らしく、フクジュソウが芽吹いていました。

  

 

都心部にこれだけの自然を残すのは大変でしょう。
よくぞ、残してくれました。

都心部で味わえる、里山の風景です。 

 

さてそれから、東側の外周部、銀杏並木を通り、恵比寿ビールの本拠地に着きました。

次のパンフでもわかるように、一大ビア・ステーションです。

こんなところに、デパートあり、スケート場あり、書店、映画館あり、ホテルありでした。

入口にはサッポロビールの記念館がありました。

やや、疲れて、スカイウオークに乗っかって恵比寿の駅に向かいました。

本日はこれまで。

 

 

 


羽根木公園に梅見

2015-02-08 | 読書

羽根木公園に梅見

梅の季節なので、散歩がてら観梅としゃれました。

ごく近くに羽根木公園という世田谷区立の観梅の名所がありますので、例年のごとく出かけました。

   

     (蝋梅も咲いていました)

説明板によると、

「その昔六郎次という鍬や鎌を作る鍛冶屋が住んでいたことから六郎地山と呼ばれていました。

また、大正時代末期敷地の一部が、根津財閥の所有であったことから根津山とも呼ばれるようになり、

土地の人達には、今なお『根津山の公園』、或いは『六郎j次山』と呼ばれています。・・・」

説明板のように、やや小高い丘になっています。結構見晴らしのいい丘です。 


また、その中には、『羽根木の梅林』 と題して

「・・・昭和46年(1971)東京都100周年記念や昭和47年(1972)世田谷区制40周年などの記念樹を経て、

現在は紅梅170本、白梅530本の700本を数える都内でも屈指の観梅の名所となりました。・・・」

今日は、梅見たけなわのようで、結構な人出でした。


さて、ブラブラ歩きながら、観梅を楽しみました。

下手な説明より、写真の方がよかろうと

         

思いつくまま、載せてみました。

ある場所には、梅の説明板が建っていました。

  

「  梅(中国野梅)

梅の原種は、中国の西南部及び長江流域、台湾に自生しています。
西南麓一帯に点在し、海抜170mから高い処は所は3300m以上の所に生息しています。
(え、え・・・、富士山ぐらいのところに??) 

樹高10mの小喬木ないし灌木、太いものは樹囲120cm~160cmで、
多数の梅林をなしている所もあります。・・・」

 

梅ヶ丘駅近くの行列のできる美味しい『にぎり寿司』を買ってきて、
我が家で食べるのも、一興かと思いましたが、

今は亡き、彼女の事が尾を引いていて、止めにしました。

カップラーメンにしました。



皿海さんを悼む

2015-02-06 | 散策

皿海さんを悼む

 

広島田舎町の高校同級生の皿海さんが、1/31に逝ったそうです。

ブログでよくコメントのやりとりをしていましたが、いなくなりました。

「咲子さん、さようなら!お元気でね!」 ともいえないし、ただたださみしいよ~

 

1/10 我が家で、同じ高校の仲間たちと、飲み会をやりました。
その際、ある男の子(私ではない)が彼女と携帯で長話をしていましたが、それが最後でした。

それから、たったの20日ばかり後の事なんです。

 

今日は、生前の彼女を想い出しながら、しょんぼり代々木公園を散策しました。

入口に、ボケが咲いていました。
高級カメラを 構えていたおじさんは、いい香りがすると云っておられましたが、私には解りません。

  

咲子さんは解るのかな~

 

暫く散歩していたら、早咲きの梅がありました。

  

そして、芝生で遊ぶ子供達に出会いました。

咲子さんにも、こんな幼いころがあったのだろうに。

今日は、事あるごとに、彼女のことが思い出されて、絵になりません。

早々と、家路につきました。

 

彼女の最後のブログを勝手に載せました。

 

暖かい日差しに誘われて

2015年01月24日 | 日記

 “春隣水面穏やか神の池” (はるとなりみなもおだやかかみのいけ)

季語ー春隣

 

今日は暖かく 風もなく とても大寒真っ只中とは 思えない 暖かい日差しに 誘われて 
外へ写真を撮りに出る気になつた。
その 元気はいいのだけど なにしろ 抗癌剤 投与 5日目 足元がくがく 手の痺れとで 
目的だった 秀吉率いる 寒鯉の群れは  ボケボケ 
大振りの 鷺が 魚禁止の上で ポーズをとってくれていたのに ?
それにも 飛び立たれ 結局最後の一枚 がこれです。

(最後の記録です。 咲子さん さようなら ごきげんよう!)


雪道を散歩

2015-02-01 | 散策

雪道を散歩

1月30日は、殆ど一日中雪。初雪です。

窓から見るのはいいが、寒そうで出かける気はしない。

翌日は、朝から快晴、雪も疎らに残っている程度なので、いつもの緑道を散歩する。

コースは下の赤線。ちょっとのつもりが約10kmになりました。

先ずは、緑道を歩いて、代々木神社にお詣りしました。

この神社は、平岩弓枝さんの生家だが、未だお目にかかったことはありません。

今も、眠りつくまでの暫くを、「御宿かわせみ」(文庫本)のお世話になっています。

 

今日は何故か、周囲の説明板を丹念に見てまわりました。

縄文時代やそのころの出土品、そのて、お神輿再興の説明まで、詳しく掲示してありました。

むか~し、この辺は丘で、近くは海だったようです。

30mも隆起したのかな、それとも火山灰や堆積作用で陸地になったのかな。

多分後者でしょうが。

 

そして、代々木公園にまいりました。

雪が多少残っているし、人は少ないかなと想像していましたが、若い男女があちこちでジョギングしていました。

カラフルで、清々しいです。

池に近づいてみると、水しぶきを上げている噴水のそばに、カルガモたちがたむろしていました。

寒いのが好きなのでしょうか。

カラスはほとんど見掛けませんでした。寒がりなのでしょう。

    

その足で、明治神宮にお参りしました。今年初めてです。

先ず、500円払って、御苑を訪ねました。

寒いし、花は何もないので、静かでいいだろうと想像しましたが、結構その静けさを楽しみに来ておられました。

    

どうしてか、お年を召した欧米人が多いように感じました。

日本や日本人の良さを味わってほしいと思います。

 

菖蒲田も今は静か。四阿屋もひっそり!

    

 

雪を頂いた静かな散歩が、私は好きです。年なのでしょう。

    

 

そこから、本殿の方に行きましたが、丁度神前結婚の列に遭遇しました。

    

人生の門出にふさわしいですね。

日本人には一番ピッタリのように思います。

 

今日から、暫くは酒は一滴も吞めません。お休みです。ドクターストップです。

「本態性震戦症」とか。手の震えがひどくなってきたためです。

字は書けないし、盃はもてないし・・・

 

だから今日は、静かに家路につきました。