韓国南西部の島の沖合で30日午前、遊覧船が座礁し、近くにいた別の遊覧船や漁船が駆けつけ、100人余りの乗客乗員は全員救助されました。韓国南西部、チョルラ(全羅)南道の島、ホン(紅)島の沖合200メートルのところで、30日午前9時ごろ、遊覧船「バカンス号」が座礁しました。ソヘ(西海)地方海洋警察庁によりますと、遊覧船には乗客104人と乗組員5人の合わせて109人が乗っていましたが、近くにいた別の遊覧船や漁船が駆けつけ、全員が救助されました。ただ、このうちの10人は打撲など軽いケガをしており、島の診療所に運ばれ手当てを受けているということです。
事故が起きたホン島は「タドヘ(多島海)海上国立公園」の中にあり、独特な形をした岩などを見せる遊覧船が就航しています。
今回の事故は、島をおよそ2時間かけて一周したあと港に入る直前に起きたということです。韓国では今年4月、同じチョルラ南道の沖合で旅客船「セウォル号」が沈没し、修学旅行中だった高校生など300人余りが死亡、または行方不明になる事故が起きたばかりです。
@海岸から200mで、座礁ですから・・・・・・それも毎日運航している遊覧船で。