HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

人数合わせだなんて言ってごめん

2006-10-04 13:59:40 | bike
いやー、驚いたー。イギリストラック選手権の1000m TT。当然、優勝はスペシャリストのクリス・ホイだった。なんと準優勝は中長距離系のロブ・ヘイルズ。

BCF: National Record For Pendleton

人数合わせ、ひょっとしたら間違えてエントリー(←それじゃ阿呆だよ)してしまったのかと思ったぐらい。マディソンの元世界チャンピオンが1000m TTだなんて。面子が薄く、勝機あり!と踏んだのだろうが、堂々の65秒台(テオ様やクリス・ホイは本気出せば60秒台)。短距離用のギアをぐいぐい回し、ラスト100mも垂れなかったんだとか。65秒台なら日本の競輪選手に匹敵する。来年、国際競輪に来ませんか?(無茶) 兎に角、ポイントレースとスクラッチも頑張ってくれ。

Open 1000m Time Trial Championship
1. Chris HOY BC Private Member 1.02.725
2. Rob HAYLES scienceinsport.com 1.05.268
3. Jason KENNY scienceinsport.com 1.05.425

+++

腿の太さが、全然違うのよ。マニア大喜びだ(←私か)。

 
クリス・ホイ(左)、ロブ・ヘイルズ(右)


(photos: BCFより。ロブ、髪が伸びたね~。いいかも

Thanks For Reminding Me

2006-10-03 18:22:14 | bike
国体でのハンカチ王子狂詩曲のニュースを見て思い出した。げげっ! 自転車は!?
あ゛ー、ロードは一昨日終わってたorz

ありがたいことに全競技をネットでライヴ配信というサービスをやっているので、トラック競技を少しだけチェック。

エリミネイション・レースというのを観たが、激しくて面白い。椅子とりゲーム方式で、周回ごとにケツの選手がアウトしていき、最後は2選手でスプリント。こんなレースがあるんだー。明日・明後日もトラックの開催はある。

エリミネイション・レース図解

【参考】
のじぎく兵庫国体 公式サイト
はばタンTV: 競技映像中継サイト
自転車競技日程(←注!PDFファイル)

ミラー、ナショナル選手権に出場(個抜き)

2006-10-03 18:18:24 | David Millar&Saunier
本日よりイギリストラック選手権@マンチェスター・ベロドローム。

BCF: National Track Championships Preview
エントリーリスト

デイヴィッドの久々のトラックレースとなる。個人追い抜き(10/4 予選10:00~、決勝19:00~=イギリス時間 )に出場予定。

ウィギンスがガチガチの本命だろうが、「デイヴ・ミラーを軽視してはいけない。意外なエントリーだがトップ・パーシューターの脚質を持っている」なんて評価が書いてあるのでちょっと期待。ロブ・ヘイルズが1000m TTにエントリーしているのに吃驚。人数合わせか? この大会は観戦無料だそうだ。

Open 4000m Pursuit Championship
Qualification - Group 2

6 Jonathan BELLIS Glendene CC
12 Steven BURKE Le Coq Sportif-Dolan-SIS
20 Ed CLANCY Landbrouwkredit
28 Steve CUMMINGS Landbrouwkredit
70 Peter KENNAUGH Glendene CC
82 Paul MANNING Landbrouwkredit←コモンウェルスゲーム個抜きチャンピオン
88 David MILLAR Saunier Duval Prodir
93 Chris NEWTON Recycling.co.uk
95 Evan OLIPHANT Recycling.co.uk
114 Ross SANDER Recycling.co.uk
119 Ian STANNARD Recycling.co.uk
128 Ben SWIFT Recycling.co.uk←某世界チャンプに喉輪喰らった子
131 Andrew TENNANT Recycling.co.uk←ジュニアの個抜き世界チャンピオン
132 Geraint THOMAS Recycling.co.uk←来期サウニエル入り
143 Bradley WIGGINS Cofidis←アテネ五輪個抜き金メダリスト
(※ 予選Group 1は知った人があまりいないので割愛)

(photo: BCFより。2003年トレーニング)

銀輪の新風

2006-10-03 13:20:27 | bike
fuga_chiさんに紹介していただいた10月6日(金)より始まる自転車番組「銀輪の風~世界の、シクロ・リポート~」が楽しみで堪らない~♪

BS-i: 銀輪の風~世界の、シクロ・リポート~

記念すべき第1回はテオ・ボスなのであるー!!!!!(雄叫)

+++

自転車文化、自転車競技についての楽しい番組になるかしらー。

私が必要以上に無知+興味なしだったからかもしれないが、以前は自転車競技といえばトラック競技でしかなかった(←“世界の中野”さんの世界選10連覇の影響)。英会話の先生がロードバイク乗りだったが“競輪の自転車を外で乗ってる変わった人”だったし、俺の自転車ン十万するんだよ、と旅先でタイ人に言ったら「何でオートバイを買わないんだ???」って言われちゃったよ(苦笑)、という逸話を披露されても「私もタイ人に同感だわさ」と当惑した。自転車持って旅行するなんて考えられなかったし。

大体、自転車とは駅←→家か、家←→スーパーマーケットの時に使用するもの以外の何物でもないと思ってたし。

5年で人生、変わったデス。

自転車競技にも色んな種類があることや(6日間レースの紹介もある!)、その面白さ、奥深さが伝わるといいなあ。

【放送スケジュール 毎週金曜 23:30~24:00】
■#1 10/6「若き世界王者の肖像 テオ・ボス」

■#2 10/13「「世界へ羽ばたくニューエイジ 北津留 翼」

■#3 10/20「ツール・ド・フランスを夢見て ロードの新星・新城幸也」

■#4 10/27「家族で目指す世界一  BMXライダー 三瓶将廣」

■#5 11/3「自転車競技観戦ガイド① スプリント系種目」

■#6 11/10「自転車競技観戦ガイド② 耐久系種目」

■#7 11/17「もう一つの頂点へ 西谷岳文の挑戦」

■#8 11/24「冬の欧州自転車事情 6日間レース」

カモーン、マヨ!

2006-10-02 15:53:12 | David Millar&Saunier
終わったんだか再び始まったんだかよく分からない男、イバン“いつまで撮ってんだよこのタコ野郎(←©acharincoさん)”マヨがサウニエルに移籍してくるかもしれない。

CN: Mayo to Saunier Duval?

ウェルカムだー(叫)。純血チームも結束が固いかもかもしれんが、多国籍軍チームで気分を変えてみるのも手じゃないか。

しかし、halohaloさんの問題提起に愕然とする。

今気がついた。サウニエルのジャージは前が開かなかったんじゃなかったっけ・・・?

ということは登りでジャージをヒラヒラさせるマヨ走りは見られなくなるかも?

……。

じゃあ、サウニエルの法律、“暑い日はジャージロールアップ”に従ってもらおうか(tannenbaumさんが既に笑ってるしー)。

ああん、、、そんなこと言わないから、契約書に「僕が移籍したら、フルジップ版ジャージを作成すること」の一文を入れてもらってー(←必死)。

雨の日はDNF

2006-10-02 15:50:55 | David Millar&Saunier
チューリッヒ選手権。デイヴィッド・ミラー復帰後初のDNF。あの状況・天気なら仕方がないか。169名中64名完走、105名リタイア。

CN: 93rd Züri Metzgete - Championship of Zurich

Jスポの放送が始まった時には、もうデイヴはいなかったのかなあ…。目を皿にして探す私の身にもなってくれ。やめた時は電話の1本でもよこしてほしい(だめ?)。

インサイド・プロトン

2006-10-02 15:47:38 | David Millar&Saunier
『CYCLE SPORT』(英国版)2006年10月号、ブラッドリー・ウィギンスのインタヴューから一部。

そこにはいつも沈黙を破ってはいけないという掟があったんだ。たぶん10年前なら“ここで何が行われているのか話してはならない”みたいな。多くの選手がドーピングについて話したがらないというのは驚くべきことじゃなかった。でも、今は避けては通れない道だ。2月のEtoile de Bessègesの時にキメイジ(『ラフライド』の著者)のインタヴューを受けた。その後、FデジューのYvon Madiot(監督?)にこう言われたんだ。「ドーピングのこと聞かれただろ?」。その時は聞かれなかったし、まだ今のような状況でもなかった。

クリストフ・バッソンを思い出してくれ。彼は“ある世代”のフランス人選手達からもの凄く嫌われている。僕は言ったんだ。「なんでだよ。彼が何をしたっていうの?」。すると「あいつは、みんなクスリをやってるってしゃべった奴さ」と彼らは言った。まあ、当時は多くの選手がやってたのかもしれない。彼は掟に逆らって声を上げたが故に、村八分にされたんだ。今は状況が大きく変わってきていると僕は思う。

イエンス・フォイクトやトル・ハスホフトみたいなアンチ・ドーピングの選手はこう言ってるよ。
「自分はクリーンだ。それが仕事だ。他の奴らと一絡げにするなよ」

2年前、イエンスが言ったことを覚えている。
「タイラー・ハミルトンがカムバックしてきたとしても、プロトンの後ろを走ってもらうね。僕らは彼と一緒に走るつもりはない」

誰かがテストでポジティブになった時、最初に思うのは「彼は本当にいい人なのに」。そして混乱する。本当の悪人がクスリをやるんじゃないのかと。ややこしいのはナイスガイでもドーピングできるし、いい奴とはかけ離れた人間でもクリーンでいることができるということなんだ。

(中略)

それに関してはデイヴ(・ミラー)のことは立派だと思っている。彼は認めたし、間違ったことをしたと言った。そして復帰した。でも、もう違うんだよ。僕は永久出場停止もありだと今は思っている。自転車界はこれ以上痛手を負うことはできないんだ。スポーツはもはや寛容を見せてはいけない。戦いは今も続いているのだから。

※ クリストフ・バッソン…フェスティナの選手だったが、当時ドーピングには関与しなかったとされるクリーンの象徴。


プロトンとは摩訶不思議な空間だ。まるで大奥みたいな女の花園のようでもあり、義理と人情に彩られる任侠物のような世界でもあり。このインタヴューを読んで「分かってたことだけど」と「ちょっと驚いた」の入り混じった複雑な気持ちになった。

デイヴィッドは復帰前、「自分は恥ずべきことをやったので、プロトンに戻るのが怖い、気が引ける」というようなことを話していた。確かに、またやってるんじゃないかとか、君みたいな人は戻ってくるべきじゃないと、批判されることもあるかもしれないと思った。しかし、私が不安だったのはその裏側、沈黙の掟を破った(自白)ことへの怒りを(一部の選手から)ぶつけられるのではないかということだった。告白して、周りを巻き込んで、はい、自分はすっきりしました、戻ってきましたかよ、と。内情は分からない。でも、ウィギンスのインタヴューを読む限り、プロトンの体質はいい方向へ変化している。否、私が気づかなかっただけで、新しい風は疾の昔に吹きはじめていたのかも。

スイスからフランス

2006-10-02 00:31:46 | bike
別府がチューリッヒ選手権で逃げを見せ、ディープインパクトがロンシャンで1番人気。。。 いい一日だ。ビール飲むんじゃなかった(朦朧)。自転車好きとしては、シロッコという馬が気になる(←それホイールの名前だろ)。もうすぐ発走。