「日本の手仕事 ー 懐の深い器」

2015年04月09日 | 日本とドイツの手仕事

日本から新しいお皿が届きました。黒釉の深い落ち着き、清楚な
青い白釉、どちらも静かな芯の強さを秘めた器です。



京都亀岡の陶芸家、吉井さんの陶器に出逢ってから約十年、
少しづつ各種の器を求めてはドイツに持ち帰り、我が家の料理の
伴侶としてきましたが、今回は初めて自ら器自体の形状や釉薬の雰囲気、
使い勝手を考えて、自分の料理と家族との食事のために注文した
オリジナルの角皿です。

桜咲く春の陽光の中、妻と娘と一緒に荷を解きました。



軽い興奮に包まれた幸せな午後のひと時でした。

昨日、今日と続いた長い残業の後、夜の9時過ぎからともかく
夕餉の用意をし、簡単ながらも毎日のお惣菜をこの真っ新な黒と白の
二種の皿に盛りつけました。
さすがに良い器は料理を支える懐が
深いと思いました。
吉井さん、有難うごさいます。




今日は毎日の暮らしの中で、まるで春の日差しのような一日でした。

 


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