30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

一から

2007-01-12 | ルバーブ

ブログのタイトルを変えた。これまでは「30坪の素人菜園ー四季の農事通信」だった。しかし20年以上も趣味の菜園をやっているのに「素人」とはおかしい。そこですなおに「30坪の菜園からーBIG FARMの農事日誌」とした。30坪なのにBIG FARM? 実は私の名字を直訳するとBIG FARMとなる。したがって「“私の”農事日誌」という意味である。ちょっとできすぎか。

9月に種をまいたルバーブのいまの姿。
ルバーブを昨夏の暑さで全滅させてしまった。寒さには強いが暑さに弱い。せめて1株でも残っていてくれたなら株分けして増やせることができたのに。全滅とはなんとも惜しいことをした。今年はルバーブジャムを食べられない。返す返すも残念だ。それほどお気に入りのルバーブジャム

一からやり直しだ。
9月下旬にセルトレイに種をまいた。まくのを忘れてしまい少し遅かった。
これを11月初旬にセルトレイからビニールポットに移した
いまはトロ箱に入れてすっぽりとビニールで包み、わが猫額庭の日当たりのいいところに置いてある。これを3月に畑に定植する。

収穫はいつもなら5月、6月になる。大株になって収穫できるまで早くてもあと一年待たなくてはならない。今年のルバーブのジャムはあきらめるしかないのか。


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春のさきがけー4

2007-01-10 | 閑話
6日付けの朝日新聞「Be版」を読んで驚いた。今年はイノシシ年だが、これは日本だけの話で国際的にはブタ年だという。十二支の本場の中国は当然、韓国も香港も今年のカレンダーはブタだらけ。「亥、猪」は中国ではブタと読む。えっ?ほんとうに。はじめて知った。意を決して「そうだったの?」と周囲の人に尋ねてみた。これまた驚き。やはり知らない人が圧倒的だった。なんだオレだけじゃなかったのか。団塊世代の一陣となる昭和22年生まれはイノシシ年、いやブタ年になる。ブタ年生まれは金運に恵まれると中国では人気だそうな。
 




またまた私の好きな侘助2種。ピンク、ピンク!で、まことに春らしい。上が太郎冠者。下は太郎冠者から派生した数奇屋侘助。同じ仲間だ。筒咲きというより猪口咲き。数奇屋侘助のほうが小ぶりだ。今冬は胡蝶侘助に蕾が見られない。害虫の被害か。残念だ。

ウオーキングのコースにある公園で見つけた。ここにはツバキが多く植えてある。この時期、私のとっておきのコースだ。ここのウメはもうすぐほころび始めるほど蕾が膨らんでいる。農作業が暇なものだからデジカメをポケットに入れてあたりをうろうろしている。


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春のさきがけー3

2007-01-09 | 閑話
ウオーキングで見つけた花たち。
農家の日当たりのいい庭先にサクラソウを見つけた。「もう咲いているの か。早いなあ」。家に帰って、わが猫額庭のサクラソウも眺めるとやはり蕾をもっていた。すぐに地植えの苗を鉢上げして家の中に持ち込む。日差しを浴びてす ぐにも開花しそうだ。サクラソウは寒さに強く増える。種が周囲に飛んでそこらじゅうサクラソウだらけになる。
サクラソウを見て山好きが思い出すのは、同じ仲間で高山に咲くハクサンコザクラとエゾコザクラだ。夏山で一面ピンクに染まる群生地に出会うとなんとも幸せな気分になる。ハクサンコザクラで真っ先に思い浮かべる山は鳥海山。エゾコザクラは
羅臼岳だ。



ニ ホンスイセンが公園の日当たりのいい斜面に暮れから咲いている。カメラを向ける人が多い。ニホンスイセンといえば、思い出すのはその群生地で有名な福井県 の越前海岸と静岡県下田の爪木崎だ。越前海岸のものは冬の日本海の荒波に洗われる崖の斜面に寒さにふるえて咲く。南伊豆の爪木崎のものは青い海と空をバッ クに暖かな日差しを浴びて咲く。なんとも対照的な眺めだ。私の好みは越前海岸になる。ニホンスイセンらしく、そのけなげさがいい。そう、♪寒さこらえて編 んでます・・・といった感じである。



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菜園のぜいたくー2

2007-01-08 | 下仁田ネギ

地方に住んでいる知人が早期退職して就農するという。そう決断し、農業大学校に入る。私は趣味で家庭菜園をやっているので、ビジネスとしての農業をまったく知らない。そこで50歳で脱サラして農業に転向した人の本をこの2日間で読んでみた。その決断と実行力はすごいものだ。あたりまえだがビジネスとしての農業になる。それに体力だ。知人は50代前半か。体力があるうちにというのはうなずける。

正月用にと歳末に収穫した野菜を食べ尽くした。今日は天気も良くなり、夜来の強風で被害が出ていないか見て回る。ハクサイ、下仁田ネギ、ホウレンソウに続いて、九条ネギ、タアサイ、キョウナが旬だ。

□昨年はじめて挑戦した九条ネギ。ネギといえば下仁田ネギばかりだった。この九条ネギがこんなにも重宝するものだとは知らなかった。そこでこの3月も種をまいて育成することにした。

□タアサイが大株に育った。ロゼッタ状に葉をべったりと地面につけて大きくなる。これは寒さに強い。わが家では料理法が限られてしまうのでそうたびたびと食卓には上る機会がない。

□キョウナが食べごろになった。これも大株になる。菜園の野菜たちも残り少なくなってきた。キョウナの出番はこれからだ。


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春のさきがけ-2

2007-01-06 | 閑話

暖冬だという。年末から正月にかけてそう思わせる暖かさだ。今日は寒の入り。大荒れで雪ならぬ大雨と強風の予報。朝から雨のなか畑を見回る。強風で2カ所のビニールのトンネル掛けが飛ばされないよう補強する。

猫額庭のロウバイ(蝋梅)が年末から咲いている。日差しに輝く透き通るような黄色の花。心も晴れやかにさせてくれる。正月にふさわしい明るさだ。これは蝋梅のうちの「素心蝋梅(そしんろうばい)」といい、花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴。鼻を近づけてみてほしい。とてもいい香りがする。華やかな香りも正月らしくていいものだ。

寒さの本番はこれから。梅の蕾は新年を迎えて膨らんだように見える。気のせいか。寒波がなんども襲来する。梅の開花は春のさきがけ。行きつ戻りつ春を待つ。


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寒さにも負けず

2007-01-05 | ブロッコリー

1月の農作業はほとんどすることがない。楽しみは秋まきの野菜の収穫と苗の育成ぐらいなもの。その収穫の楽しみにブロッコリーがある。寒さに負けずに元気だ。頂花蕾を収穫したあともこの冬は次々と側花蕾を伸ばしてくる。それも大きい。これがありがたい。さっとゆでると透明感のある緑色になる。青物が少ない時期だけにサラダ感覚で食べられ、そのうえ目にも鮮やかな色がいい。

じつはブロッコリーがこんなにも重宝して楽しませてくれる野菜だとは知らなかった。というのもブロッコリーの栽培はわが菜園では比較的新しく、7、8年前からになる。種まきから育苗、定植、虫取りとなにかと手がかかるが、こんなに長く収穫できる野菜も少ない。10月から翌年3月末まで美味しく食べられるのだからいうことなしである。いちど栽培するとそのありがたさが分かる。菜園を始める人には必ずブロッコリーをすすめている。

 


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菜園のぜいたく

2007-01-04 | ハクサイ

露地栽培のハクサイ、下仁田ネギ、ホウレンソウはこれから旬を迎える。見た目が悪くなるが、反比例してぐんとうまくなる。うまいからといって、こうも見た目が悪いと、市場に出回らないし、見た目で買う消費者も手を出さない。このうまさは自家菜園をやっているものでないと味わえない。そのぜいたくを菜園をやって知った。

□ハクサイ。防寒のため頭をわらで結束してある。外葉が凍って一枚一枚枯れていく。ねじり鉢巻きの姿がなんとも痛々しいのだが、これを漬物にすると12月収穫の見た目のいいものに比べ格段に味がよくなっている。

□殿様ネギといわれる下仁田ネギ。やっと葉身が枯れてきた。もっともっと見た目が悪くなると、あのとろとろ感が出てくる。殿様が殿様のままでなく尾羽打ち枯らすほどの姿になってはじめてうまくなるのだからなんとも皮肉だ。


□ホウレンソウ。霜に打たれて肉厚になりいっそう甘くなってきた。ところが1月の“在庫”が少ない。行き当たりばったりの計画だから仕方ないのだが、1月収穫予定のものの生育が遅く大きくならないでいる。ビニールトンネル掛けをしているのだがはかばかしくない。


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春のさきがけ-1

2007-01-03 | 閑話

私の好きな侘助が咲いた。紅侘助と白侘助。冬枯れの寂しい景色のなかに紅白の彩りを見つける。寒さはこれからが本番と知りながらも、この明るさになんか少しばかりうれしい気分だ。

元旦は、配達された年賀状をチェックして欠礼した人へ自転車を漕いで急いでポストへ投函。元旦の「行事」だ。長男そして昨年結婚した二男が嫁と顔を見せた。やや飲みすぎ。
2日は、私の生家と家内の生家の墓参り。ついでに入院中の義父を
見舞う。正月を病院で過ごす人たち。団塊の世代といわれる私にとっても他人事ではない。これから身近な光景になっていくのだろう。
3日は用事なし。箱根駅伝復路を見ている。やっと元日の新聞に目を通す。昨年からやたら「団塊」の活字が目に付く。朝日新聞の別刷り特集も「個性輝く団塊」。計画性のないわが身を思う。

さて今年はどこに遊ぼうか。いつもの年なら今年こそはとプランがあるのだが、今年に限ってない。これは寂しい。遊びに意欲をもてなくなるのをなによりも心配する。
漠然とした思いはある。そろそろ海外登山をやるかなと。この2、3年考えているのだが実行していない。というのも富士山よりも高い山を歩いていないので高山病が怖いのだ。


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新年のごあいさつ(2) イノシシ

2007-01-02 | 閑話


わが猫額庭に生息のイノシシです。ブタではありません。

謹賀新年

昨年中はお世話さまになりました。
今年もよろしくお願い申し上げます
2007年元旦
 

近くの布施弁天に元朝参りです。
息災でありますように。


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新年のごあいさつ(1) 一に富士

2007-01-01 | 閑話


2006年8月 南アルプス・悪沢岳からの富士山

頌 春

昨年中はお世話さまになりました。
今年もよろしくお願い申し上げます
2007年元旦
 

 

新年のあいさつもすんだので、さあいただこうか。
おせち料理に、酒は〆張鶴。
秀衝塗りのお重にはわが家の家紋。
「丸に左一つの丁子巴」
(まるにひだりひとつちょうじともえ)
そろそろ子どもたちにも知っておいてもらわなければならない。


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