30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

秋まき春採り

2007-01-17 | キャベツ

キャベツだけは自分の作ったものが一番安心して食べられる。キャベツ栽培は虫との戦いになり、農家では防虫のため薬を使わざるを得ないからだ。とくに夏まき秋採りのキャベツがそうだ。7月末ごろに種をまくのだから生育中は虫との戦いになる。

防虫に殺虫剤が手っ取り早くていいのだが、自分の口に入れるのだから一匹一匹を手で捕まえて殺している。不織布をかけていてもアオムシがどこからともなくいつの間に発生して増えている。虫との闘いに根気負けしないことだ。私のような小さな家庭菜園だから捕殺できる。これが栽培面積が大きい農家だと薬に頼るしかない。当然だと思う。だから虫食いのまったくないキャベツを見るとこわい。薬を散布しているな、とつい思ってしまう。

その夏まき秋採りキャベツはこれでおしまい。頭の天辺を何かにかじられている。野良犬、野良猫、カラス? その現場を見ていないのでなんともいえないのだがたぶんカラスだろう。

秋まき春採りキャベツも同じウネで作っている。これは9月末に種をまいた。この秋まきのほうは虫の心配がない。ただカラスに食べられないようにビニールトンネル掛けをしていたらこの寒さにもかかわらず青々とだいぶ大きく育ってきた。冬を越せばみずみずしいキャベツが食べられる。春キャベツはやわらかく、よりうまいと思う。


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