30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

タマネギ収穫、貯蔵をどうするか

2011-06-14 | タマネギ

梅雨に入り、晴耕よりも雨読の時間が多くなった。最近気に入ったのが南木佳士著「山行記」(山と渓谷社)と「草すべり その他の短編」(文芸春秋)。昔の話だが、この作家が芥川賞を受賞したとき同じような年齢なので注目したことを覚えている。このあいだ、新聞で「山行記」の書評を見つけ、山歩きをはじめたことを知った。東信州に住んでいるというから浅間山と八ケ岳は目の前にある。しかしこの作家と登山がどうも結び付かないまま期待しないで読んでみたのだが、意外にも一気に読んでしまった。山を歩くことの目的は十人十色だが、心の平安を得ることができることに大いに共感する。

タマネギを昨日抜き取った。夜来の雨で畑はぬかっていた。この先、週の半ばまで天気は持つというので収穫に励んだ。出来はいい。タマネギの出来が悪いというのは幸いにもこれまで経験したことはない。苗づくりだけに注意を払えば(じつはこれがむずかしいのだが)あとはあまり世話が焼けることもなく作ることができる。

タマネギは毎年300個ほど作る。昨年11月に植えつけたのは、「奥州」200本弱、「O・L黄」100本、「湘南レッド」25本。奥州は自家苗、あとの2つは買った苗だ。タネをまいたのが昨年9月初旬だから、収穫まで9カ月ほどかかっている。

「収穫したら葉を束ねて風通しのいいところにつるして干す」とあるのだが、その場所もスペースもない。昨年まではそれができる物置があった。家を建て替えてから物置は作ったものの小さくてスペースはわずかしかない。

さて今年からどうするかだ。まず抜いて葉と根を切った。葉を切るときはあまり短く切らないほうがいい。長めに残す。あまり短く切るとそこから腐るからだ。そのまま畑に置いて2,3日乾かす。それから家に持ち帰るのだが、まずは物置を整理して床に所狭しと転がしておき、乾いたところで、ダンボール箱に入れて保存するつもりでいる。これでいいのかどうかわからないが、いま考えられるのはこの程度だ。収穫したタマネギは11月から12月まで貯蔵できる。


 

         

 

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