30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

保温の加減

2007-02-14 | 下仁田ネギ

西からしだいに。関東も20日早い「春一番」。
通勤の帰りの電車の中。65歳以上をどう見てもいっているだろうと思われるご婦人がGODIVA(ゴディバ)の小さな手提げの紙袋を胸に抱いていた。

この暖冬で、気のせいか下仁田ネギがきりっと締まるどころか、なんとなくぼやっとした身なりに感じられる。寒いときはやはり寒くならないと困る。
この下仁田ネギ、食べるばかりでなく、一方で苗も育成している。昨年11月に種をまいた。いつもより遅かった。芽は出たもののなんとも細く頼りない姿だ。この寒さで遅々として大きくならない。取り越し苦労だとわかっていても、小さな苗を見ていると、大丈夫かなと心配してしまう。もう少しの辛抱だ。2月下旬から3月になると見る間に大きくなる。

これまでは苗を保温するために防虫ネットのうえに不織布をトンネル掛けしてきた。これだけでは寒いだろうと、不織布をはずして代わりにビニールをかけてやった。これだとだいぶ違う。ところが今度はこの暖冬だ。暑すぎやしないかと温度管理に気をつかうしまつだ。あんばいが難しい。

下仁田ネギとは毎年こんな付き合いをしている。野良仕事は毎年が挑戦であり、失敗と反省の繰り返しだ。そこが面白いから継続できているともいえる。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ありがたい | トップ | ネギに自分を重ねてしまうなんて »
最新の画像もっと見る

下仁田ネギ」カテゴリの最新記事