ヤツガシラの大物、これで1.5キロある
やはりというか、近くの農家の畑では予定より早く大きく育ってしまったホウレンソウをトラクターでつぶしていた。この光景はやりきれない。
気象庁のデータベースでわたくしが住んでいる我孫子市の11月の気温を調べてみた。
11月の平均=2014年11.5°、2015年は12.3°
11月の最高平均=2104年16.1°、2015年は16.8°
11月の最低平均=2014年7.3°、2015年は8.4°
この昨年比のデータを見ると、ことしはたしかに気温が高い。この差が作物にどの程度の影響を与えるのか、わたくしにはまったくわからない。わかるのは平年より育ちがよくて、食べるのに追われているということである。
ことしはサトイモが大豊作だった。植えつけたのはヤツガシラ、土垂、愛知早生、エビイモの4種。平年より種イモを多く植えつけた。真夏の渇水期に適度の降雨があったおかげで量質ともに上出来であった。
2人暮らしにはその収穫量が半端ではなかった。これは絶対に食べきれる量ではない。毎日食べ続けても残る。それならと早めに対応した方がいい。粗末なものだがと複数の知人にお歳暮とともに贈った。しかしそれでも食べきれないほどの量が残っている。
いまは畑に埋めて保存している。食べる分だけその都度掘り出している。サトイモは寒さに弱い。そろそろすべてを家に持ち帰り保存しなければならない。悩みのタネはどこに置くかである。狭い家だからそうなる。
一方、来年植えつける種イモは、防寒と浸水を防ぐために、すでに地中深くに埋めて防水シートをかけてある。種イモだって、豊作のおかげで平年以上に多く保存することができた。
サトイモは好きだから多くを作る。なかなか豊作に恵まれないのだが、ことしは大がつくほどの豊作になった。これほどとは思ってもみなかった。うれしい半面やはりほどほどがいいと思う。しかしこれがむずかしい。