30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

しっかり根付いてくれたタマネギの苗

2010-12-27 | タマネギ

11月に植えつけたタマネギの苗。タネから育てた苗と買った苗の両方を植えつけた。前者は順調に育っているのだが、後者の買った苗のほうはあまり良い苗ではなかったようで、なかなか根づかずその養生に苦労したが、こちらもどうにか見違えるばかりに元気になった。

霜柱が立つと、土が持ち上げられて、根が浮きあがってしまう。タマネギはその被害を受けやすく、霜柱が立つまでに根をしっかり張らせてやることが栽培のポイントだ、と私は思っている。

この11月は200本の苗を育てることができた。目標としている300本には100本足りなかったので、市販の苗を買って充てた。

買った苗のほうはなかなか根づない様子だった。苗の状態がよくなかった。根が短くて、萎れているようで見た目にも悪そうだった。失敗したかなと悔やんでも後の祭り。そこで買ったな苗のほうだけは黒マルチを敷いて植えつけた。少しでも根の生長を促すためである。

しかし、根づかずに立ち枯れるものが少なくなかった。これは予定外だったので、さらに補充の苗を買うべく種苗店に行ったのだが、すでに販売は終わっていて、仕方なく知人から苗を譲ってもらってなんとか補充できた。

タマネギの栽培は苗さえ植えつけたら、極端な話、放ったらかしにしても来年の6月に収穫できる。苗づくりを除くと栽培の楽しみはあまりない。それだけに苗を買ってしまっては栽培の楽しみをみずから放棄してしまうことになる。なんとももったいないことだと、苗づくりにこだわっている。

そう思いながらも、タマネギの苗づくりは私には苦手だ。菜園を25年以上もやっていながら、いまだに満足にできたためしがない。長年の経験だけが頼りの腕にしろ、かなり自信があるのだが、どうもタマネギの苗づくりだけはあまりうまく行かない。

ことし6月収穫したタマネギは11月に入ると傷んできた。タマネギの貯蔵期間は半年ぐらいなもので、意外と短いのである。いま食べているものはもちろん買ったものだ。


 

  

 

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