30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2022のショウガは出芽、生育ともに悪い

2022-08-09 | ショウガ

8月8日収穫の葉ショウガ、全般に生育が悪い。
そのなかでこれは生育のいいもの

まいにち「氷菓」を食べている。サクレとかミゾレとかガリガリ君といったしゃりしゃり感のあるやつだ。これがくせになる。スーパーに行くたびに買う。ビールはもちろんだが、氷菓の在庫をいつも確認しているこの夏。

8月8日に葉ショウガを取ってきた。ことしは収穫が遅れた。例年にくらべて出芽が悪く、それにその後の生育もそろわないからだ。

初収穫をいつにするかじっと見守ってきた。とりあえず生育がいいのを引き抜いてきた。これは合格だが全般に悪い。葉の伸びが悪い。根茎だっていまだに2次の段階といったところ。なにが原因でそうなったのかわかるはずもない。

昨年収穫したショウガを保存、越冬させたのを種ショウガとして使っている。小さい芽が出ているものだけを選んで4月に植えつける。これで今年も大丈夫だと思っていたところ、思うように出芽が少なくそろわない。この時点で今年はよくないとわかった。その後は生育も悪い。

いつものように乾燥を防ぐために稲わらを敷き、すでに土寄せも済ませている。そんないつもの作業が生育が悪いと気がすすまない。

知り合いの農家が、ことしのショウガは悪いと先方からそう切り出した。周囲の農家もそうだという。そうであればわが菜園のショウガが悪いのはショウガないのか。そう言われて周囲の農家を見るとたしかに悪い。

ショウガ栽培はかなり難しい。長いことうまくいかなかった。市販の種ショウガの質が悪いのか、わたくしが未熟なのか。ところがこの農家の種ショウガをいただいてからは、一転して真っ当なショウガを栽培、収穫できるようになった。

だからといって簡単には決めつえることはできないのだが、ショウガ栽培は一に種ショウガの質にあり、といまも思っている。

まともなショウガを育てることができれば、こんどはそれを種ショウガとして保存、越冬さえようという欲がでてくる。保存、越冬できればすべて循環できる。

ところがこの保存、越冬がさらに難しかった。かなり試行錯誤したがうまくいかない。なんとか腐敗させないで越冬させることができたのはここ2年ほど。

というより、家庭菜園をやっていればわかるとおり、家庭菜園で真っ当にショウガを育てている人をまず見かけることはないだろう。見かけたらかなりの腕前とみて間違いない。

ことしの秋のショウガの収穫は少なくなる。食べるよりも大部分を種ショウガとして保存にまわすことになりそうだ。

生育のいいもの選んで取ってきたこの夏はじめての葉ショウガ。もちろん味噌をつけて酒のつまみにした。口中のさわやかさ、いいもんです。


      
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