30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

甘いといったらない、いまの下仁田ネギ

2012-01-13 | 下仁田ネギ


↑畑の下仁田ネギ、葉は寒さで枯れる
↓枯れた葉と根を取り除いた下仁田ネギ

酒と山の話が続いた。好きなことをやるのは楽しい。人生の終点が目に入ってきたから、これから先、できることに限りがあるだけに、ぐずぐずしてはいられない。

農閑期である。畑に行っても収穫するだけでほかの作業はない。北風が強いときは、吹きっさらしだからブルブル震えるほど寒い。そそくさと収穫をすませて戻ってくる。冬野菜もしだいに少なくなった。どんどん食べている。残すともったいないからできれば2月末までにあらかた食べ尽くしたい。

ネギがうまくなった。しみじみとそう声に出すほどのうまさだ。うまいというよりも甘い。かみさんと顔を見合わせて、この甘さはなんなの、あっそうか、これはネギの甘さだね、と確認しあうほどの甘さである。甘いといっても砂糖のしつこさではない。12月の甘さと比べると1月のいまは格別に甘さを感じるようになった。

冬ネギの中でも、下仁田ネギがやっと出番を迎えた。厳寒期のいま、うまさがあふれでる。ただし見た目は最悪になった。緑の部分の葉身部はほとんどが寒さで枯れている。というよりも下仁田ネギは緑のところをあまり食べない。食べるところは白い部分の葉鞘部である。あれほど立派な下仁田ネギがいまはぼろぼろの姿だ。こうなってはじめてうまくなる。枯れた葉を取り除くと、葉鞘部だけが残り、全体が小さくなってしまう。コロコロ太った白い所だけが主に残る。小さくなった分、うまさが濃縮したと思いたい。


   

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