30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

山上でのミニトマトの価値

2010-07-18 | トマト

梅雨空から一転してこの真っ青な空。急展開だ。きのう関東も梅雨が明けた。連休初日というタイミングの良さ。きのうから高い山に入った人は幸運だ。しかしまだ大気の状態が悪く雨と雷雨に注意とか。私はなにが怖いかって、山の雷ほど怖いものはない。稜線を歩いていると、黒い雲がどんどん近づいてきて、時折稲妻が走ると、生きた心地がしない。それっとばかりに逃げる。山の雷ばかりはいち早く気がついて無我夢中で退散するほかない。人なんかかまっていられなくなる。逃げおおせなかったらどうなるか…。

夏野菜が次々と取れるので記録が間に合わない。きょうはミニトマトである。すでに収穫まっ盛りでどの株も鈴なりだ。ミニは大玉、中玉に比べていちばん安心して育てられる。丈夫だからである。伸びたわき芽を土にさしておくと根づいて実をならせるくらいだ。ミニトマトだけなら雨除けの資材も無用である。

私にとってミニトマトは平地でよりも山上で価値がある。私はテントを担いでの夏山には荷物が重くなるから野菜は持っていかないのだが、唯一例外なのがこのミニトマトだ。くたびれ果てて重いザックをドサッと下ろして休むときなど、ミニトマトの酸味と甘味がなんともいえずうまいのである。口に含むと、決して大げさではなく、体中の疲れが吹っ飛んでしまうほどすっきりしてしまうことが何度もあった。あと何個しかないなと残りを数えて、まさに宝物のようにザックにしまって先に進むのである。

トマトは赤く熟するものばかりではない。黄色く熟するものもある(写真下)。これはカネコ種苗のイエローオーレといって中玉種。昨年育てた実が落ちてこの春にそこから芽が出てきた。トマトは生命力がある。これを丁寧に移植したら実をつけた。

 


  

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